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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

三日坊主を再開する勇気

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三日坊主にネガティブな印象を持つのはやめましょう。

「三日坊主」って聞くとネガティブな印象をうけますよね。ダイエットや読書、禁煙や禁酒などに失敗して三日坊主で終わってしまったという経験は誰にでもあるはず。 でも、三日坊主で終わってしまったことにマイナスな印象を持つ必要は全くないということを今回考えたいと思います。

目次

何もしないより三日坊主

そもそも、結果的に三日坊主で終わってしまった習慣やできごとであっても、あなたが何かを変えようと決断した努力は褒められるべきです。堕落した現状の生活に満足せず、一度は自分を変えようと決断して毎月本を5冊読むとか、3か月で5キロ痩せると思い立ったんです。

 

何かを変えようとしただけで一歩前に踏み出せている

世の中には、現状に満足して自分を変えようともしない人ってたくさんいるじゃないですか。惰性でお金の無駄遣いしたり、仕事終わりにテレビばかり見て時間を無駄にしてしまったり。それでも自分を変えようとしない人々ってたくさんいるんです。

 

そんな人々とは違い、一度は自分を変えようと努力して三日間何かをやり遂げたという事実は十分褒めるべき要素なんですよ。三日坊主で終わってしまったという結果よりも、「何かを変えようと決断した」という部分に注目して自分を褒めてあげるべきだと思うんです。

 

私も三日坊主の常習犯でした 

例えば私なら、Kindleを買って読書の習慣を身に着けようと決断しました。Kindleを買ったのは2015年の6月、毎週1冊は本を読もうと思ってAmazonで注文したんですよね。しかし、読書の習慣はそう簡単には身に付きませんでした。 Kindleが届いた当日はその端末の美しさに魅了されてAmazonの無料本をダウンロードしたり、気になっていた電子書籍を購入したりしました。出かけるときには常にカバンに入れるようにして、空き時間にいつでも読書ができるように準備だけは整えました。

ところが、一週間も経たないうちにKindleに飽きてしまったんですよね。本を選んで購入するのは楽しいものの、いざ読もうとすると文字を追うのが面倒でどんどん電子書籍の積ん読が増えていってしまいます。

 

空き時間に読書をすることもめったにありませんでした。スマホをいじってゲームをするかネットサーフィンをするかLINEをするか。持ち歩いているだけでKindleを取り出すことはめったになかったんですよね。そういう意味では私も例にもれず、三日坊主をたくさん経験している人間といえます。

 

三日坊主を前向きに捉える

三日坊主で終わってしまった後、一番重要なのは三日坊主を再開することです。三日坊主で終わった読書の習慣やダイエットをもう一度再開することができればグッと成功に近づくんですよね。

 

チャレンジする事が大切

私は、三日坊主を何回繰り返してもいいと思っています。何度読書を習慣づけることに失敗しても、何度ダイエットに失敗してリバウンドしてもいいんです。その失敗を通して何がいけなかったのか、どうすればうまくいくのか体が自然に覚えていくはずです。

 

仕事が終わった後寝る前に読書しようとして三日坊主に終わってしまったなら、朝早めに起きて読書をしてみるとか、仕事の昼休みに一人になって読書をしてみる、とかやり方を変えてみればいいんです。 やり方を変えてみてもやっぱり三日坊主なら、もう一度仕事が終わった後の寝る前に読書を習慣づけてみる。案外一番最初に試した方法が一番自分に合っているなんてこともよくあることです。

 

2回目に寝る前に読書をしようと習慣づけるときには、何回も失敗した三日坊主の経験が生かされるはずです。まずはじっくり読むより飛ばし読みしたほうがなんとなく頭に入りやすいとか、本の行間にメモを取りながら読んだほうが集中できるとか。 なんとなく自分の経験則から身についているノウハウ的なものが出来上がっているはずです。だから、何回三日坊主で終わってしまっても全く問題ないんですよ。

 

三日坊主を前提にもう一回チャレンジしてみよう 

また三日坊主で終わっちゃったよ~なんて自虐ネタにしている暇があったら、もう一回同じ習慣にチャレンジしてみましょう。何回三日坊主になってもいいって姿勢で臨めばプレッシャーも軽減されるし、自分に向いていないやり方で無理矢理習慣づけようと消耗することも防ぐこともできますしね。

 

私の場合も、Kindleを持ち運んでスキマ時間に読書する習慣は身に着けることができず三日坊主に終わってしまったものの、Kindleが目に負担をかけないメリットを生かして寝る前の真っ暗な部屋で睡眠導入剤的に読書をし始めたら、これが毎日続けられる習慣になりました。 今は5分~10分くらい読書したら眠くなって眠りに落ちてしまいますが、この習慣を身に着けたことで読書を始めることに対するハードルが低くなり、おやすみ前以外にも読書をする習慣が身についてきているところです。

 

三日坊主の成功体験がさらなる成功に繋がる

何度も三日坊主を繰り返せば、いつか決断した習慣がしっかりと身に付く瞬間がやってきます。私のように寝る前に毎日少しずつであっても読書をする習慣が身に付けば、それが自信に繋がっていくんです。「三日坊主ばかりですぐあきらめてしまっていたけど、何度もチャレンジすれば自分でも習慣を身に着けることができるんだ!」そう思えるようになるんですよね。

 

そうした状況になればもうこっちのものです。三日坊主を恐れずにいろんなことにチャレンジすることができるようになり、学習することや新しいスキルを身に着けるために努力することも楽しく感じられるようになります。一度成功した体験の効力は非常に強く、今後の自分が努力することを後押ししてくれるんですよね。

 

7回繰り返せば習慣になっているかも?

だから、三日坊主で諦めてしまっていたこと、最後まで努力を続けられなかったこと。そうした習慣やできごとを、また三日坊主で終わってもいいからというスタンスで、もう一度チャレンジしてみるのはどうでしょうか。三日坊主であっても7回繰り返せば21日坊主ってことになります。 人間は20日程度繰り返すことで習慣を身に着けることができるといわれているので、7回三日坊主を繰り返すぞ!という意気で新しいことに挑戦してみるのもいいですね。気づかないうちに立派な習慣になって成功体験を積み重ねることができていますよ。

 

おわりに

ということで、今回は三日坊主についてのお話でした。 まずは三日坊主に対するネガティブなイメージを取り除くことで、読者のみなさんも私のように、いろんなことにチャレンジできる人間になってもらえたら幸せになれるんじゃないかなと思います。

 

 

…とはいえ、なかなか行動に移すのは難しいところがありますよね。人間って意志の力が弱い生き物ですし。 そんな時は「夢をかなえるゾウ」に助けてもらってみてはどうでしょうか?自己啓発本を読んで意識を変えることではなく、まずは小さなことから行動することの大切さを教えてくれる本です。 さすがAmazonでベストセラーになっているだけあって、学ぶことが非常に多い書籍です。私も最近一度読み返して、読了後いても立ってもいられずにこの記事を書いてしまいました。笑

 

私の記事を読んで、もしくは「夢をかなえるゾウ」を読んで、一人でも誰かの背中を押して何らかのアクションを起こしてくれたらうれしいです。

 

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