他人に迷惑かけずに生きるなんて無理でしょ。
年上で人生の大先輩である方に先日、ちょっとした人生相談に乗ってもらったんです。
「横浜から引っ越して新潟に戻り、いずれ雪の降る地方を旅してみたいんです」
って考えはどう思う?という話がメインでした。
その方は「自由でいいね〜」「がんばってね!」って励ましてくれたんですが、最後に一言。
「他人に迷惑かけないようにだけは注意しなさいね」って言われたんですよね。
え?私の2倍くらい人生生きててそんな考え方するんですか?ってすごい驚いてしまったんです。(先輩ごめんなさい!)
人間生きてるだけで迷惑じゃん。迷惑かけた分だけ、周りの人に恩返しするつもりで生きようよ。というお話です。
目次
朝一番に迷惑をかけてる
まず朝起きて一番最初に、私たちはある方々に迷惑をかけていると私は思っています。
それは、ゴミ出しです。
ゴミの回収業者さんに対して朝一番に、迷惑をかけているんですよね。
いくらお金をもらっているからといっても、ゴミの回収なんて誰だって嫌じゃないですか。
回収するとしても、その量は少なければ少ないほどいい。
「毎朝この家は大量にゴミを出しやがって…」なんて感じる業者さんもいるかもしれません。
それでも私たちは業者さんに迷惑をかけて、ゴミを回収してもらわないと生活が成り立たないんですよね。
昨日はどれだけ迷惑をかけて生活したのか
昨日の一日を振り返ってみるだけでも、私たちは周りの人にたくさんの迷惑をかけていることがわかります。
例えば私なら、バイト先で少しミスをしてしまって上司とお客さんに迷惑をかけてしまいました。
バイト先を辞めるという話をしたので、私のシフト分の埋め合わせのために新人を雇うか、同僚のシフトを増やすことになります。
上司や同僚の仲間にも迷惑をかけることになりますよね。
「こんなこと迷惑のうちに入らない!」なんて声が聞こえてきそうですが、それは迷惑をかける側の私たちが主張したって意味無いですよね。
迷惑かどうかを感じるは、相手の主観なんですから。
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存在そのものが迷惑
考え方によっては存在そのものが迷惑と捉えることもできます。
私はタバコを吸いませんが、服につけたタバコの臭いを振りまいているサラリーマンによく出くわします。
「ちょっと嫌だなあ」と私が抱く感情は、突き詰めていえば喫煙者の存在そのものが迷惑と言い換えることができるんですよね。
口臭が強い人、清潔感がない人や無精ひげをたくわえている人。
言い方は悪いですが、こうした人々も誰かにとっては存在そのものが迷惑な人なんです。
コーヒーを一本おごってみる
存在そのものが迷惑になりうるのが人間社会なんだから、他人に迷惑をかけずに生きるなんて絶対無理。
それなら、迷惑をかけてしまった以上に他人を助ければいいじゃないですか。
困っている人を助ける、道端のゴミを拾う…なんてのは少しハードルが高いかもしれませんが、
いつも助けてくれる仲間や上司にプレゼントを送る、とかジュースを1本おごる、とかそのレベルからなら、始めることができますよね。
おわりに
自分は生きているだけで迷惑なんだという気持ちを持って(そんな自分を責めることはせずに)、いつも助けてくれる他人に感謝して生活したいですね。
私は、今日もたくさんの人に迷惑をかけながら生きていきます。
そんな私をいつも助けてくれてありがとう!