イヤホンさえあればどこでも本を「聴く」ことのできるオーディオブック。海外ではメジャーな勉強法の1つですが、近年では日本でもオーディオブックが聴けるサービスが増えてきました。
今日は、そんなオーディオブック学習を習慣化し、毎日欠かさず聴くために私が実践した方法をご紹介します。
目次(2017/04/07更新)
- 目次(2017/04/07更新)
- 1.オーディオブックのセール情報をチェックする
- 2.耳に負担のかからないBluetoothイヤホンを選ぶ
- 3.Bluetoothイヤホンは2つ用意する
- 4.一日中流すつもりで
- 5.1つのオーディオブックを繰り返し聴く
- 6.倍速で聴く
- 7.オーディオブック用のアプリを使う
- まとめ
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1.オーディオブックのセール情報をチェックする
まず、オーディオブックサービスとしては「FeBe」を使いましょう。国内で一番メジャーなオーディオブックサービスであり、mp3ファイルをダウンロードできるなどの利便性も高くなっています。(ちなみに、Amazonの「Audible」はダウンロード機能なし)
こちらのFeBeは、ほぼ毎日のように割引きセールが行なわれています。週末・月末なら500円~800円、平日でも定価(紙の本の定価と同程度)の30%オフになるなど、オーディオブックを安く買える環境が整っています。
また、1日100ポイント(1ポイント=1円)もらえるスタンプラリー、まとめ買いなどの条件を満たせば100ポイント~500ポイントもらえるキャンペーンなども多く開催されています。
私は、こうしたセールでベストセラー本や、Amazonで高評価な本を買えるのを楽しみに、毎日FeBeのサイトをチェックしてしまいます。お金と結びつくこの習慣が、「買ったからには毎日聴こう!」というモチベーションにつながっていますね。
2.耳に負担のかからないBluetoothイヤホンを選ぶ
オーディオブックの音声ファイルを手に入れたら、次はイヤホンの準備です。オーディオブックはどちらかというと、紙の本のように集中して読む(聴く)というよりも、作業中流しっぱなしにしておいて、自然に頭に入ってくる知識を身につける、というスタイルが聴くのがおすすめ。
そのため、長時間付けていても疲れないイヤホンを選ぶことが大切です。また、イヤホンをつけたまま移動したり体を動かしたりすることを考えると、Bluetoothイヤホン(無線イヤホン)が絶対おすすめ。
以前こちらのブログでも紹介した、 AfterShokz TREKZ TITANIUMは、耳をふさがない「骨伝導」のイヤホンなので、車の運転中や散歩中にも安全にオーディオブックを聞けますよ。
最近では↓のような、まるで補聴器のようなイヤホンも気になっているのですが、いかんせん値段が高く…。踏ん切りがついたら、こちらのイヤホンも買ってレビューしてみたいと思います。
3.Bluetoothイヤホンは2つ用意する
こうしたBluetoothイヤホンは、実は大きな欠点があります。それは、充電の持ちが悪いこと。 AfterShokz TREKZ TITANIUMは比較的バッテリーは長時間持つのですが、Bluetoothイヤホンはだいたい駆動時間が少なめ。
2~3時間使ったら要充電、というモデルもあります。小さなボディにバッテリーを搭載しているわけですから、仕方ないですね。
しかし、ちょくちょくバッテリーが切れてしまうと、イヤホンの充電中はオーディオブックが聞けなくなってしまいます。それを避けるためには、できればBluetoothイヤホンを2つ用意しておくのがおすすめです。
そうすれば、片方の充電中に、片方のイヤホンでオーディオブックを聞けます。もちろん、Bluetoothイヤホン+有線のイヤホンとするのもよいでしょう。
私は、 AfterShokz TREKZ TITANIUMのほかにJayBird X2というイヤホンも使っています。こちらは耳をふさぐタイプなのですが、 AfterShokz TREKZ TITANIUMと交換で装着することで、耳の痛さを軽減することができます。
というのも、長時間つけていると、JayBird X2は、耳の穴周辺が痛くなりますが、 AfterShokz TREKZ TITANIUMは骨伝導(もみあげあたりに小さなスピーカーを装着する)なので、もみあげ周辺が痛くなるんです。この2つを併用すれば痛む部分が分散(?)するため、「耳の穴が痛くて長時間イヤホンがつけられない」という問題も解消です。
4.一日中流すつもりで
イヤホンを2つ用意したら、あとは聴きまくりましょう。おすすめなのは、作業中であれ仕事中であれ、移動中であれ、常にオーディオブックを流し続けること。
もちろん、大切な仕事中などイヤホンをつけられない状況もあると思いますが、それ以外の場面では常にオーディオブックを流しっぱなしにしておきます。
家ではイヤホンを片耳外しておけば、家族との会話に困ることはありません。ぼーっとしているときでも、とりあえずオーディオブックを流してみましょう。
すると、何回か同じオーディオブックを聴くたびに、だんだんとその内容を覚えるようになっています。たとえ流し聴きで意識を向けていなくても、なんとなく頭に残るんですよね。
5.1つのオーディオブックを繰り返し聴く
上と内容が少しかぶりますが、1つのオーディオブックをひたすら繰り返すことが大切です。
そもそも流し聴きでオーディオブックを聴いているので、1回ではほとんど内容が頭に入っていないはず。何度も繰り返し聴くことで、少しずつオーディオブックの内容が身についていきます。
特に「良本」と呼ばれるような本のオーディオブックや、古典を繰り返し聴くことが重要です。私は嫌われる勇気とか、7つの習慣を何回も聴いていますよ。
6.倍速で聴く
最初は1倍速、1.2倍速くらいでもよいですが、慣れてきたら2倍、3倍とどんどん速いスピードでオーディオブックを流してみましょう。
慣れてくるとどんなに早くても聞き取れるようになり、それだけ1冊のオーディオブックを聴く時間が短縮できるので、1日に何回も、何冊も聴けるようになります。
たとえば、メンタリストDaiGoさんは5倍~6倍の速さでオーディオブックを聴くこともあるそう。徐々に耳を慣らしていけば、2倍でも3倍でも、難なく聴けるようになりますよ。
7.オーディオブック用のアプリを使う
オーディオブックを聴く際には、iPodなどの音楽プレイヤーを使ってもいいですが、もっと手っ取り早くスマホのアプリを使いましょう。おすすめなのは以下のアプリたち。
Google Playミュージック
私がメインで使っているのが、Google Playミュージックです。Googleアカウントさえあれば、5万曲まで音楽を保存し、インターネット上に保存できるというもの。
このアプリを使えばスマホの本体容量を圧迫せず、容量の小さいモデルでも問題なくオーディオブックを管理・聴くことができます。
倍速設定ができないというデメリットを除けば、プレイリストがつくれたり検索機能も高性能だったりと、オーディオブックに最適なアプリだと思います。
FeBe公式アプリ
こちらはFeBe公式のアプリ。WEB上で購入したオーディオブックを、図表や写真などと一緒にダウンロードできます。オーディオブックには図表などを使った本を朗読しているものも多いのですが、このアプリを使えば簡単にそれらを参照することができます。
倍速設定もでき、0.1倍刻みで0.5倍~4倍の速度に変更可能。だんだんとスピードを上げて聴き続けることができます。
ただし、こちらはスマホ本体の容量を消費してオーディオブックを保存します。数が多くなると容量不足になってしまうでしょう。
iBooks(iOS)
もう1つは、iPhoneに標準でインストールされているiBooksというアプリ。もともとは電子書籍を読むためのアプリですが、実はオーディオブックも聴くことができます。
使い方は簡単で、iPhoneをPCとつないでiTunesを立ち上げ、オーディオブックファイルを右クリック。「プロパティ」から、「メディアの種類」を「オーディオブック」と指定してあげるだけ。
iBooksもアプリ上で倍速設定が可能で、0.5倍、0.75倍、1.5倍、2倍などの速度を選ぶことができます。PCからファイルを管理できるので、PCに慣れた人なら使いやすいと思います。
まとめ
以上、私が実践しているオーディオブック学習のコツをご紹介しました。
オーディオブックって、目や手を使う必要がないので、いろんな場面で聴くことができるんですよね。
たとえば料理中や掃除中など、家事をしている最中なんかは、オーディオブックの内容がすっと頭に入ってくるような気がします。
なんとなく疲れてぼーっとしているときでも、オーディオブックを聴いていれば、勉強した!っていう充実感もあります。
私の生活に欠かせない勉強ツールの1つです。