その企業を応援するつもりで、お金を使う意識を持ちたいねって話です。
目次(2017/07/27更新)
SPONSER LINK
給料の地産地消状態になってないか
職場で稼いだお金を、その職場で消費する。
そんな行動をわたしは、給料の地産地消と呼んでいます。
飲食店や小売店で働く人は、この地産地消をする機会も多いんじゃないでしょうか。
もちろん、その職場が好きで、その会社が好きでお金を落としているなら、それはすごくよいこと。
でも、普段「ブラックだ〜」「こんな仕事やりたくね〜」なんていってる人が、惰性でお金を落とすのは、すごく悪いことだとわたしは思うのです。
消費行動は身近な「投資」である
投資、というと、株式投資や投資信託、金や不動産などを思い浮かべる人も多いと思います。
しかし、わたしたちにとって一番身近な投資とは消費であると、『投資家が「お金」よりも大切にしていること』のなかで紹介されています。
地産地消するなら、バイト先を応援するつもりで
お金を使うということは、そのお店や従業員の方、会社を応援するということです。
だからわたしたちは、普段食べ物を買ったり、音楽や動画サービスを使ったりするときも、その会社を応援しているつもりでお金を使うべきなんですよね。
もちろんその基準はそれぞれ異なったものになるでしょう。
できるだけ安価にサービスを提供し、コストカットに注力している会社を応援するのもいいし、丁寧できめ細かな接客をしてくれる会社を応援するという基準でも構いません。
自分がこのお店で使うお金は、その会社を応援することにつながっている。
わたしたちが皆、その意識さえ忘れなければ、今後日本はよりよくなっていくと思います。
ブラックな飲食店でお金を落とす必要なし
もしブラック企業と呼ばれるような会社で働いていたり、劣悪な労働環境で働かされる飲食店に勤めていたりするなら、まず自社のサービスを使わないことを徹底しましょう。
従業員をないがしろにするような、応援したくもない会社でお金を使うことは、ブラック企業を支えているということにほかなりません。
そんなのって、いますぐやめませんか。
まとめ
実はわたし自身も、高校の頃バイト先で地産地消をしていました。
稼いだバイト代を使って、バイト先の売れ残りの半額弁当なんかを買って、ウキウキしてた時期もあったんですよね。
当時はバイト先の会社も好きだったし、店長もチーフの人もいい人で、地産地消することに抵抗はなかったし、むしろいいことだと信じていました。
でも最近では、ダメな店長とダメなスタッフばかりの職場で働き、不平不満を漏らしていながら、その職場で売られているものを買う…みたいな人がいるらしい。
それってどうなの?って思ったのがきっかけで、こんなエントリーを書いてみました。
理想としては、心からお金を使いたいと思えるようなお店で、スタッフとして働くことが一番ですよね。
個人的には、無印良品のような会社で働けたらすてきだなあ…なんて思ったりもします。