高校世界史・日本史の教科書を手軽に「聞ける」時代です。ぜひ通勤時間に学習しましょう。
目次(2017/08/11更新)
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教養としての歴史
社会人になったとはいえ、高校で学んだレベルの日本史・世界史の知識はほとんど抜け落ちている。
それはわたしだけでなく、これを読んでいる方でも同じでしょう。
入試レベル・大学レベルの知識とまではいかなくても、高校で学ぶ程度知識は一般常識として、身につけておきたいところですよね。
高校で使われる教科書は、大型書店や公式サイト、オークションなどを利用すれば簡単に手に入ります。
それでも、授業もない社会人の生活のなかで、ボリュームのある教科書を読むのは一苦労。
そんなときには、『聞く教科書』をスマホに入れて勉強しましょう。
『聞く教科書』がおすすめな理由
『聞く教科書』ってなんぞや?ってことなんですが、名前の通り教科書を聞けるものです。
本文の内容をナレーターさんが朗読し、mp3ファイルなどで配信されています。
高校で配られる教科書と同じ内容
読み上げられる内容は、もちろん教科書に書かれている本文と同じ文章です。
ちょっと味気ない文章もそのまま読み上げられていますが、プロのナレーターさんが朗読しているので聞き取りやすい。
1.5倍速や2倍速で聞くことで、スピーディにインプットを進めらます。
イヤホンとスマホがあればどこでも聞ける
『聞く教科書』はスマホとイヤホンさえあれば、どこでも聞いて勉強することができます。
自宅で作業をしながら聞くのもいいですし、通勤電車のなかで勉強するのもいいですね。
わたしのお気に入りは、近所を散歩をしながら聞くことと、家事をしながら聞くこと。
頭のなかをカラッポにして聞くと、すっと頭に入ってきますよ。
ただし、一回目ですべて聞き取り、理解しようとはしないように。
2回、3回と何度も聞いて、地道に身につけるのがセオリーです。
書店やネットでも買えるぞ
『聞く教科書』は、リアル書店でもネットでも手に入ります。
- 山川出版社『聞く教科書』を買う
- FeBeでmp3ファイルのみを買う
- Audibleで三省堂の『聞く教科書』を無料で聞く
わたしが検討したことがあるのはこれら3つの入手先。
1.と2.はmp3ファイルでダウンロードし、スマホやiPodなど好きな端末に入れることができます。
3.に関しては、Audibleがストリーミング再生にしか対応していない(mp3ファイルをダウンロードできない)ので、公式アプリを使えるスマホ限定の方法であります。
1.山川出版社『聞く教科書』を買う
個人的におすすめなのはこちらの山川出版社『聞く教科書』を購入することです。
こちらは、高校で配られるものとほぼ同じ本文が載っている書籍と、mp3ファイルを収録したCDがセットになった商品です。
CDをパソコンに取り込んで、書籍の本文を参照しながら勉強することができます。
1冊で読む勉強も、聞く勉強もできるというお得な商品だったりします。
2700円と単行本としてはやや高めですが、本と音源が同時に買えると考えれば安い値段でしょう。
2.FeBeでmp3ファイルのみを買う
続いてこちらは、1.の山川出版社『聞く教科書』の、mp3ファイルだけをダウンロードできる方法です。
上記リンクから音源だけを入手できるので、すでに教科書を持っている方や、ひとまず朗読だけで勉強したいから本は不要という方には向いているかもしれません。
しかし、値段をみるとわかる通りかなり割高です。
日本史版は3497円。
世界史版は4320円。
1.の商品にはこちらとまったく同じ音源(ナレーターさんも同じ)+書籍の教科書がついているので、あえてこっちの商品を買う必要はないでしょう。
3.Audibleで三省堂の『聞く教科書』を無料で聞く
もうひとつの方法は、Amazonが提供するオーディオブックサービス、Audibleの配信対象になっている『聞く教科書』を利用することです。
ただしこちらは、山川出版社ではなく三省堂の教科書を読み上げたものになります。
定番の山川の教科書ではないので、ちょっとおすすめはしづらいところ。
しかし、Amazonプライム会員なら3ヶ月はAudibleを無料で利用できるので、一番コストを抑えて勉強できる方法になるでしょう。
こちらのように倍速版も配信されていて、スピーディに学習するのに適しています。
注意点としては、Audibleは公式アプリをインストールしないとオーディオブックを再生することができないこと。
iOSかAndroid、WindowsPCにインストールしたアプリからでないと、聞くことができません。
1.と2.とは違い、mp3ファイルをダウンロードして好きな端末で聞く…ということができないのでご注意を。
まとめ
『聞く教科書』という商品の存在と、おすすめの聞き方、サービスの選び方を紹介してきました。
わたしたち社会人にとって教科書を通読するのはなかなかしんどいものですが、イヤホンで流すだけならストレスもありません。
ぜひともこの教科書を聞く習慣を身につけて、効率よく教養をものにしたいですね。