自己啓発書の古典である『7つの習慣』は、なかなか通読するのが難しいはず。積ん読になっている方は、ここで紹介する方法でコヴィー博士の思想に触れましょう。
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『7つの習慣』を通読するのって難しい
『7つの習慣』は、自己啓発書の古典として名高い名著。
500ページを超える長編で、表現も堅くやや読みづらい本なので、なかなか通読できない方が多いようです。
わたしの周りにも、7つの習慣の本は本棚に入っているけど、まだ完読していない…という人が多くいました。
せめてもう少し短くまとめてあるか、柔らかい文体で書かれていたら読みやすくなりそうなものなんですけどね。
わたしも通読できていない
かくいうわたしも、実は1度も通読できていなかったりします。
何度か全部読もうと試みたものの、なかなかページが進まず挫折してしまっています。
とはいえ、まったく内容を知らないということはありません。
FeBeで配信されている『7つの習慣』オーディオブック版を購入して何度も聞いていますし、『7つの習慣ティーンズ』を通読して内容を掴んだりもしています。
『7つの習慣』は名著であるがゆえに、関連書籍や関連サービスが充実しているわけですね。
今回はそんな関連書籍・関連サービスを使って、『7つの習慣』は通読できなくても、骨子となる部分を学ぶ工夫をしようという記事です。
こんな読み方もあるよ!
1.オーディオブックで聞く
一番おすすめなのは、こちらのオーディオブック版を聞くことです。
ナレーターさんが朗読しmp3ファイルにしてくれている音声を、スマホやPC、音楽プレイヤーで聞こうというわけです。
オーディオブックは、その利点としてどんなに難しい本でも詰まることなく読める(聞ける)ということが挙げられます。
ページ数が多く読みづらい『7つの習慣』も、オーディオブックでひとまずは通読してみようということですね。
オーディオブックとしてイヤホンから流す場合には、理解できない部分があってもどんどん先に進むことになります。
それがいい強制力となって、途中で止まったりつまずいたりせずに、第7の習慣まで触れることができますよ。
ちなみにこちらのオーディオブック、長々とした「発刊にあたって」という文章や、「この本を推薦します」の文もまるごと収録されています。
ここらへんは飛ばしてOKかと思いますので、「はじめに」の部分から聞き始めることをおすすめします。
2.『7つの習慣ティーンズ』を読む
本書は『7つの習慣』をティーンズ(10代の子どもたち)向けにやさしく解説した本になっています。
わたしはこの本の存在をつい最近知ったのですが、なんでこれをもっと早くに手に取らなかったのかと思うほどスラスラと読めて、ためになる本でありました。
『7つの習慣』と比べて本書は、だ・である調ではなく、です・ます調で書かれています。
また、まだ社会に出たことのない子どもたちをターゲットにしているだけあって、友人関係など身近な例を盛り込んでいる点も、わかりやすさに貢献していると思います。
なによりポップなイラストがところどころに入っていて、読者を飽きさせない工夫がされているなって印象ですね。
20〜30代の若いビジネスマンや、学生にとっては本書を手にとって7つの習慣のコンセプトに触れてみるのがよいでしょう。
もちろん、本家『7つの習慣』で挫折した方にもおすすめです。
現時点では、KindleUnlimitedで読み放題対象タイトルにもなっていますよ。
3.まんがから入る
わたし個人としてはこういう「まんがでわかる〜」シリーズは入門書としては手に取っておりません。
むしろ本家を読んだあとの、復習の意味合いで読むことが多いです。
なのでこちらの『まんがでわかる 7つの習慣』も、わたしは本家のオーディオブックを聞き、ティーンズ版を読んでから通読しました。
たしかにわかりやすくまとまっていて、まんがなのでとっつきやすいというメリットはあります。
しかし、やっぱりいきなり本書を手に取るのはどうかなと思います。
できればオーディオブックで一度全部聞くか、ティーンズ版を通読してから読むのがおすすめ。
じゃないと、まんが部分だけ読んで解説部分は読み飛ばす…みたいな何の意味もない読書になってしまいますから。
まとめ
『7つの習慣』を通読できないのはしょうがない。
積ん読になっていたり、途中までしか読んだことがなかったりする場合には、ここで紹介したオーディオブックや、ティーンズ版を読んでみるのはいかがでしょうか。
オーディオブックは通勤時間や作業中のBGMとしても使えますし、目が疲れて読書する気が起きない寝る前のインプットにも使えます。
ティーンズ版は、本家の何倍も読みやすい構成になっているうえ、KindleUnlimitedを使っている方なら無料で読むことも可能。
この記事を読むような学習意欲の高い方なら、どちらかの方法できっと壁を乗り越えられるはずです。
7つの習慣の骨子を頭にいれることができたら、『まんがでわかる 7つの習慣』や本家『7つの習慣』にも再チャレンジしてみてください。