手数料無料で支払いを先延ばしできるボーナス払い。私はボーナス払いを、自己投資のために使っています。
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ボーナス払いには手数料がかからない
クレジットカードには、「ボーナス払い」という仕組みがあるのをご存じでしょうか。
店舗やネットショッピングでボーナス払いを指定して支払いを行うと、最大で半年以上支払いを延ばすことができます。
しかも手数料はかからず、利用した分だけ支払えばOK。
分割払いやリボ払いとは違い、無料で支払いを遅らせることができる点が、大きなポイントとなります。
たとえば9月1日に、1万円の品物の支払いに冬のボーナス払いを指定した場合、カードの引き落としがかかるのは12月or1月の月末。
店舗によっては、7〜8月から冬のボーナスに対応しているところもあるので、4〜6ヶ月以上先延ばしできることになります。
ただし、ボーナス払いはカード会社ではなく、店舗側が支払いを待ってくれるからこそ成立する支払い方法です。
そのため、ある程度規模の大きいショップでないと、ボーナス払いには対応していない傾向にあります。
楽天のショップのなかでも、小規模なお店はボーナス払いに非対応。
ショップランキングに入るような力のあるショップは、おおむねボーナス払いに対応しています。
ちなみに、ヨドバシドットコムはボーナス払いに対応していますが、Amazonは残念ながら不可となっています。
投資に使えば大きな利益を得られる?
このボーナス払いを逆に考えると、最大で半年以上、無利息でお金を借りられる仕組みと言えます。
仮にボーナス払いで買った10万円の商品を、何らかの方法で半年後に11万円の価値にした場合(転売や設備投資による売上増など)、引き落としがかかるタイミングで1万円儲けたことになります。
せどりやオークションで副業を行うような個人事業主にとっては、大きなメリットが隠されているわけです。
こんな使い方をしよう
そんな便利なボーナス払いを、単に支払いを先延ばしするためだけに使うのはもったいないです。
個人で事業を営んでいる場合には設備や原料への投資に、そうでないなら自己投資のために使い、銀行から無利息で半年間お金を借りるようなイメージで使うべきです。
1.「払ったつもり」で貯金はしない
せっかく長期間支払いを待ってくれるのですから、ボーナス払いで10万円を使い、「半年後のために10万円使わずに貯金しておこう」なんて考えるのは一番もったいない。
どうせならその10万円を別の投資に用いて、さらにお金を稼ぐのが賢い使い方だと思います。
半年後の支払いに備えて10万円を眠らせておくのではなく、積極的に投資していきましょう。
2.支払い日までをカウントしてモチベーションにつなげる
カード会社によって、ボーナス払いにした金額分の引き落とし日は決まっています。
たとえば、楽天カードなら12月または1月の引き落とし日(27日)。*1
要は、「引き落とし日までに10万円以上稼ごう!」というモチベーションにつなげていくという考え方ですね。
料金の支払いという強制力のある〆切があるので、副業・本業に力を入れて取り組めるようになるでしょう。
その際には、Googleカレンダーなどを利用して、支払い日まであと○○日というように、〆切が迫ってくることが直感的にわかるように工夫するのがおすすめです。
3.最低でも1%の収益を目標に
お金使わずに眠らせておくと、数%の利息が付きます。
たとえば銀行の6ヶ月定期預金なら、多くて0.1%ほど(記事執筆時点)。
日本国債では、0.05%ほどになります(個人向け国債3年もの、記事執筆時点)。
半年銀行に預けても、3年国債を持っていても1%にも達しません。
そこで、ボーナス払いで投資した結果の収益も、ひとまず元金の1%ぐらいを目標にしてみましょう。
10万円の設備を投入し、10万1000円くらいの収益を出す。
簡単なように思えますが、その10万円を銀行に預け、眠らせておいたらこの1000円の収益すら得られなかったわけです。
個人であれば、10万円のパソコンを買って副業に取り組み、半年かけて普段の売上+10万1000円稼ぐ、みたいな目標がいいと思います。
まとめ
- ボーナス払いは、無利息で最大半年借りられる融資
- せっかくなら単なる先延ばしではなく、投資に使おう
- ボーナス払いの性質を活かし、目標設定やモチベーションアップにつなげよう
ボーナス払いを、投資のためにもっと積極的に使っていこう!という話でした。
どうも私の周りには、クレジットカード=怖いもの、悪者というイメージを持っている人が多いようで、ボーナス払いなんて使ったこともない人もいます。
しかしうまく投資に使えば、無利息で半年間、お金を融資してもらえる形になるわけです。
私も実際に、仕事で使うパソコンやソフトウェア、タブレットなんかをボーナス払いで支払ったことがあります。
一括払いで支払おうとすると、翌月までにお金を用意しなきゃというプレッシャーになりますが、ボーナス払いなら半年かけてゆっくり用意すればOK。
お金の不安を先延ばしにして、目の前の仕事に集中して取り組めたという経験もあります。
ただし、ボーナス払いを使いすぎると、8月や12月の支払い日にヒイヒイすることになります。
クレジットカードを使いすぎてしまうタイプの人は、くれぐれも注意しながら使ってくださいね。