私のお気に入りの骨伝導イヤホン、「Trekz Titanium」の後継機が米国でプレオーダーを受け付けています。デザインの変更と、20%軽量化がポイント。
なお、画像は公式HPより引用しました。
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私が愛用する「Trekz Titanium」
AfterShokz Trekz Titanium というイヤホンがあります。
大きな特徴は「骨伝導イヤホン」である点で、耳をふさがず周囲の音を聞き取りつつ、音楽やラジオを楽しめる製品です。
デザインからしてスポーツ向けのイヤホンなんで、ジョギングやサイクリングにも活躍してくれます。
こちらは私の大のお気に入りイヤホンでして、去年から何度も記事を書いてきました。
1万5000円以上する高価なイヤホンにも関わらず、Amazonでは120件以上のレビューが集まる人気モデル。
骨伝導イヤホンの常識を変えるほど、音質が良いことでも評判になりました。
「Trekz Air」が米国で予約受付中!
そんな骨伝導イヤホンに、新モデルが登場するとの情報をゲット。
その名も「Trekz Air」。
公式HPによると、2017年9月1日からグレー色のモデルのみ事前予約を受け付けているようで、発売開始は9月末。
価格は149.95ドルです。
なお、予約を受け付けているのは米国内のみ。
日本はもちろん、ヨーロッパも予約地域の対象外っぽいです。残念…。
日本のAmazonで手に入るのは、早くても2017年10月以降になりそうですね。
旧モデルとの違い
Trekz Airは、旧モデルのTrekz Titaniumと比べると、それほど大きな変化は見られないという印象です。
連続再生時間は6時間で据え置きですし、マイクやスピーカーの性能にも変化なし。
129.95ドル → 149.95ドルと、ちょっと値上がりした以外に変更がみられるポイントは、以下の3つに集約されそうです。
1.形状が異なる
まずは、耳周りの形状が少し変わっていますね。
こっちが旧モデルで、
こっちが新モデル。
エルゴノミックデザインといいますか、人間の耳の形状や上下の動きを考慮してデザインされているような印象を受けます。
私は旧モデルを使っていて、意外と後ろに飛び出たバンド部分がジャマと感じることが多かったりします。
このあたりはフリーサイズなんでどうしようもない点なんですけど、今回のデザイン変更で帽子やメガネやヘルメットに、より干渉しないようになっているとうれしいですね。
2.36g → 30gと20%軽量化
旧モデルは本体が36gの重量がありました。
それが新モデルでは30gとなり、20%の軽量化が謳われています。
頭に装着するイヤホンなんで、軽ければ軽いほど良いってのは事実なんですけど、個人的には頭の締め付けをゆるくするか、調節できるようにしてほしかったなぁと思いますね。
イヤホンの重さで疲れを感じたことはまったくありませんが、左右のバンドの締め付けて疲労を感じることがしばしばありましたんで。
それから、本体の耐久性がどうなっているのかも気になるところ。
これは私の持っているTrekz Titaniumの1代目なんですが、ちょうど耳にかける部分の素材が破れ、傷んでしまっているのがわかります。
1年近く、ほぼ毎日使用しておりましたが、ある日カバンから取り出してみるとこんな状態になっていたんです。*1
おそらくカバンのなかで強い力が加わり、ポキっとなってしまったんだと思いますが、このあたりは特に力の加わりやすいパーツ。
実際に使ってみないとわかりませんが、耐久性が向上しているのであれば、購入する大きな決め手になりそうです。
3.Blueooth4.1 → 4.2になり、スタンバイ時間が倍に
本体のBluetoothのバージョンが、4.1から4.2になったそうです。
私はこのあたりに明るくないんでよくわからんのですが、どうやらスタンバイ時間が大幅に伸びるという恩恵が受けられている模様。
旧モデルではスタンバイ時間10日となっていますが、新モデルでは20日。
3週間くらい充電しなくても、十分に使えるという感じでしょうか。
そもそもそんな長期間電源なしで生活することなんてないですし、それほどユーザーにとってメリットのある変更点とはならなそうです。
あくまでも長くなったのはスタンバイ時間で、連続再生時間は変わらず(どちらも6時間)ですし。
まとめ
- 9月末に米国で「Trekz Air」が発売予定
- デザインと重量、Bluetoothのバージョンに変化
- 6時間の連続再生時間は変わらず
以上、「【骨伝導イヤホン】AfterShokz「Trekz Titanium」の後継「Trekz Air」が発売するらしい!」という記事でした。
骨伝導イヤホンを愛用している身としては、業界をリードするAfterShokzから新モデルが出るのはうれしいニュースです(SONYの骨伝導なんて知りません)。
日本での発売価格は1万8000円前後と予想しておりますが、旧モデルと比べるとそんなに買うべき理由はないのかなぁというのが、個人的な印象です。
注目したいのは、耳にかける部分のパーツの耐久性ですね。
こちらがカンタンにはポキっと折れないほど頑強なものになっているのであれば、一生のパートナーとしてこのイヤホンを愛用していけると思います。
たとえ加齢で耳が遠くなっても、骨伝導イヤホンなら聴力に関係なく音楽やオーディオブックを楽しめますしね。
*1:Amazonのレビューでも、同様の故障に見舞われた人が多いようです。