最近話題の格安SIM。
月額料金を抑えられると聞いて、私も利用を検討したことがありました。
しかし、最終的に大手キャリアのメリットを重視し、SoftBankを2年縛りで契約するに至っています。
ここでは私なりの考え方と、格安SIM・大手キャリアのメリット・デメリットを語ります。
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大手キャリアのメリット(格安SIMのデメリット)
まず大手キャリアのメリットから。
docomo、au、SoftBankの3キャリアを想定しますが、キャリアでスマホを契約することのデメリットは、価格が高いっていうことでしょう。
しかし私としては、高い月額を払ってもいいと思えるサービスをしっかり提供してくれていると考えます。
以下では私が考える、キャリアでスマホを契約することのメリットを紹介。
1.速度が早く安定。予備回線として使える(回線が不安定で仕事用に使えない)
まず最初のメリットは、回線が安定しているということでしょう。
以前、SoftBankAir・WiMAX・iPhoneテザリングのスピードテストを比較したことがありました。
応答速度(PING)も合わせて考えると、一番安定していたのはiPhoneでテザリングした4G回線でした。
応答速度は常に2桁を維持し、下り・上りともに高水準。
今はこのテザリングという便利な機能があるんで、仕事用に使うパソコンのサブ回線として使うこともできます。
たとえば、固定回線がなんらかのトラブルに見舞われたときや、外出先でネット接続してパソコンを使いたいときにも活躍してくれるんですな。
しかし格安SIMを使うと、テザリング機能が使えない場合もあります。
回線が不安定でテザリングができない可能性もある格安SIMは、サブ回線としても使う私にとってはあまりに使い勝手が悪いわけです。
2.ユーザーが多いので情報が多く、サポートも信頼できる(低価格ゆえのサポートの薄さ)
格安SIMのサポートと比べればですが、大手キャリアのサポートは充実していることもあげられます。
大手キャリアなら、日本各地に店舗が設けられてますし、電話・チャットでのサポート窓口も用意されています。
私はまだキャリアのサポートというのは使ったことがないんですが、いざというときはすぐに問い合わせできる安心感があるでしょう。
それに大手キャリアなら圧倒的にユーザーが多いんで、ネットで検索すればすぐに情報を得られるというのもメリットです。
これは勝手な思い込みですが、低価格で勝負する格安SIMのプロバイダが、サポート体制を充実させることは考えにくいんですよね。
サポートを充実させるなら、その分価格が上がり「大手キャリアから乗り換えませんか?」と押し出しにくくなるはず。
スマホは毎日欠かさず使うものでもあるんで、できるだけサポートは重視したいところ。
3.端末代を分割できる(月額は安いが、初期コストが高い)
格安SIMのプロバイダで、SIMカードのみ契約すればたしかに月額は抑えられるでしょう。
ただしそれは、端末を用意していればの話。
もし端末とSIMカードを同時に使おうとすれば、スペックの低いスマホの端末代金を払いながら、低品質な回線を使うことになります。
自分で端末を用意するのであれば、新品なり中古なりでSIMフリーのスマホを用意する必要があります。
たとえばiPhoneなら8万〜10万円ポンと用意しないといけません。
スマホでも仕事をすることのある私にとっては、低スペックなスマホを使うなんて論外なんで、iPhoneを使うことがベスト。
最新のiPhoneを用意して格安SIMのSIMカードを使おうとすれば、一括で8万円以上払わないといけないわけです。
しかし大手キャリアなら、2年間24回払いに分割が可能。
月々の負担は少し増えるかもしれませんが、初期コストをほぼゼロに抑えて最新機種を契約できる点が、キャリアでスマホを契約する大きなメリットになるでしょう。
4.大容量プランが低価格化する傾向にある(無理に格安SIMを選ぶ必要はないのでは?)
以前にも記事にしたことがありましたが、今後大手キャリアではデータ通信量の大容量化・低価格化が進むはずです。
端末代を別にして、月1万円ほどで無制限容量を毎日使えるようになる…という未来も近いのかもしれません。
従来の金額に1000円プラスするだけで、合計50GB利用できる「ウルトラギガモンスター」というプランがSoftBankから出ていますしね。
おそらく今後1GBあたりの料金が、格安SIMに負けないほど安くなっていくでしょう。
高速・安定した回線を、安く・充実したサポートのあるプランで使える。
ならば、格安SIMにする理由は見当たらないと感じるほどです。
契約更新のタイミングで最適なプランを選ぶ
そして忘れてはならないのが、さまざまなプロバイダ・各キャリアから発表されている、料金プランを選ぶ「時間」にも気を使うこと。
初期コストや月額料金といったお金だけでなく、時間も私たちにとって希少な資源です。
いくらプロバイダ・キャリアが乗り換えキャンペーンをおこなっているといっても、プラン選択にあまりに時間を費やすのは避けたいところ。
ついついあれこれ情報を探して「今乗り換えるとしたらどれかな?」なんて調べてしまう私にとっては、情報を調べる期間を制限することが不可欠であります。
つまり、今使っているSoftBankの契約更新タイミングが来るまでは、情報収集を避けるということ。
いざ乗り換える直前になってから、全力で価格比較や口コミ探しなどを始めます。
そうすれば、回線についてネットサーフィンを続け、時間を浪費することが避けられます。
月額料金がポイントとなる格安SIM。
ついお金ばかりに目が行ってしまいますが、時間という資源を浪費しないように気をつけましょう。
まとめ
- 格安SIMはほとんどスマホを使わない人向けの契約
- 回線品質やサポート充実度を重視するなら、キャリア契約を選ぼう
- お金だけでなく、比較・検討にどれだけ時間を費やすかをあらかじめ決めておこう
以上、「私が格安SIMを使わずキャリア回線(SoftBank)を契約し続けている理由」という記事でした。
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慎重に情報を吟味し、私の記事もぜひ参考にしていただきながら、自分にとって格安SIM・キャリアのどっちが最適なのか選びましょう。