キャンペーン情報つきの廉価モデルのKindle端末を使っていると、スリープから起動するときの広告や、画面下に表示されるバナー広告がジャマに感じられることが多くなります。
今回は、そんなジャマな広告を非表示にしてしまえる裏技をご紹介。
もちろん非常識なことはしませんし、特別な知識も不要、Amazonのサポートへの問い合わせも必要ありません。
- 1.本を探していると表示されるバナー広告
- 2.気になるほどではないけれど…
- 3.「コレクション」機能を使うと非表示になる!
- 4.設計上のミスなのかも?
- 5.キャンペーン情報を削除できないか問い合わせてみた
- まとめ
SPONSER LINK
1.本を探していると表示されるバナー広告
私の使っているKindle Paper Whiteは、キャンペーン情報つきのマンガモデル。
いわゆる広告ありの端末ですね。
Kindle端末を購入する際には、キャンペーン情報つきか、キャンペーン情報なしかを選択することができます。
キャンペーン情報つきだと、なしの場合に比べて2000円やすくなるんで、私は価格優先でこのモデルを購入しました。
このKindle Paper Whiteで本を読もうとすると、ホーム画面下の方にKindleストアの広告が表示されるようになります。
2.気になるほどではないけれど…
こんな感じですね。
表示するたびに広告が切り替わったりすることはないですし、決して目を引くような露骨な広告ではありません。
まあまあ悪くないデザインだと思いますし、読書のジャマをするってことはないでしょう。
めっちゃ気になるってことはないけれど、ちょっとは気になるかも。
これがなければスッキリするだろうな、程度の人がほとんどのはず。
ところが私は、ふとしたきっかけでこの画面下広告を非表示にしてしまえるカンタンな方法を見つけたのです。
3.「コレクション」機能を使うと非表示になる!
それが「コレクション」機能を使うこと。
具体的には、「すべて」のジャンルで本を表示するのではなく、「コレクション」に入れた本のみを表示するようにすると、広告が非表示になるのです。
やり方はカンタンで、まずホーム画面の「すべて(***)」と書いている文字をタップします。
すべて・本・ドキュメントなどに並んで「コレクション」という文字があると思いますので、それを選択。
すると、コレクション一覧が表示されますんで、好きなコレクション、たとえば読みたい積ん読を10冊前後集めた「お気に入り」コレクションをつくってタップすればOKです。
これは私のお気に入りコレクションですが、見てわかる通り、画面下に広告が表示されていません。
これならちょっとした手順で、ちょっと気になっていた広告を非表示にして本を選べるようになりますね。
ちなみに、コレクション機能を使ってお気に入りの本を集めたり、自分なりにジャンル分けしたコレクションをつくりたいのであれば、WEB上またはスマホのKindleアプリを使ってコレクションを編集するのがおすすめ。
私はiPhone向けKindleアプリでコレクションを編集し、読みたい本を「お気に入り」コレクションに追加したあと、Kindle Paper Whiteでコレクションを同期して使っています。
4.設計上のミスなのかも?
ところで、「なんでこんな仕様になってるの?」という疑問が残ります。
ホーム画面のコレクション表示の画面を見比べてみても、本の表紙の上下にゆとりができて、スペースが広くなっていることがわかります。
それなら、コレクション表示の画面にも広告を入れてよかったんでは?と思ってしまいますよね。
もしかしたら、広告を入れる設定をし忘れた設計のミスなのかも?
ちょっとラッキーな気分になれますね。
5.キャンペーン情報を削除できないか問い合わせてみた
ちなみに、2017年年末には、Kindle Paper Whiteのキャンペーン情報を追加で2000円払って削除できないか、Amazonのサポートに問い合わせたことがありました。
昔Kindle Paper Whiteの第二世代くらいの古いモデルを持っていたときには、無料でその場でキャンペーン情報を削除してくれたことがあったんですよね。
それを今回も再現してもらえないものか、と。
結果からいうと、Amazonのサポートに問い合わせてのキャンペーン情報の削除はできなくなっていました。
担当者さんによると、キャンペーン情報の削除ができないモデルなんだとか。
最初はチャットサポートで問い合わせをしていましたが、「キャンペーン情報の削除をお願いしたい」と連絡すると、「じゃあ確認するんで結果をメールで送っていいすか?」的な返信をもらいました。
10分後くらいに届いたメールには、削除NGとの内容が。
もしかすると、消してくれってゴネる客がいるから、サポートの回線が圧迫されるのを防ぐためにメールでNGの報告をするやり方にし、めんどうな客をできるだけ相手にしないようにしているのかもしれませんね。
まとめ
- 決してジャマではないけど、ちょっと気になるKindle端末の広告
- コレクション表示を使えば、手軽に広告を非表示にできるぞ!
- 「お気に入り」コレクションをつくるときには、スマホ向けKindleアプリでサクサク編集するのがおすすめ
以上、『【問合せ不要】Kindle Paper Whiteのキャンペーン情報を非表示にする裏技』という記事でした。
スリープから復帰する際の全画面広告はどうやっても削除できませんが、画面下に表示される広告ならコレクション表示で削除することが可能。
さらにコレクション機能を使って本の整理を同時におこなえるので、人によっては一石二鳥の効果があるかもしれません。
かくいう私も、1000冊以上Kindle本を持っている身ですので、この発見を機にコレクションをどんどん使っていこうと思っております。