メンタルがやられてしまっているため、ランサーズという在宅ワークができるサイトで仕事を受注し、フリーのライターとして生計を立てている私。
このランサーズで先月、月18万円の収入を得ることができたので、感じたことを書いていきます。
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1.ランサーズで働くということ
私の仕事を他人に説明するとき、たいへんわかりづらいんでいつも迷うんですが、一般的に理解がしやすいよう「在宅ワーク」とか「在宅勤務」と紹介しています。
たとえばデザイナーさんだったら、フォトショップとかでつくった作品をメールで送ったりすることで、在宅勤務ができますよね。
あれのライター(文章を書く人)バージョンで生活しているのが私の働き方。
作家さんみたいなものと考えればさらにわかりやすいかもしれません。
正確には、↑のサイトで仕事を請け負うことでお金をもらっています。
仕事の一部を紹介すると、超有名メディアの文章を執筆したり、データ収集をしたりするもの。
そんな仕事の仕方をかれこれ2年ほど続けておりまして、その間どこかのオフィスへ行ってお客さんといっしょに仕事をしたり、病院へ取材へ行ったりといった外回りの業務はなし。
すべて在宅で完結する仕事だけを選び、まれに自宅から1歩も出ない日もあるほどです。
「なんでそんなことでお金もらえてんの?」と、ネット関連に詳しくない人からよく聞かれるんですが、説明が煩雑なので「まあいろいろとね」とお茶を濁したりするもんです。
2.1月振込の報酬が18万を達成!
そんな働き方で、だいたい月10万〜15万あたりをウロウロしていたんですが、12月の書き入れ時にがんばって仕事を受注したおかげで、1月に振り込まれた額が18万円を超えていました!
↑が振込依頼をおこなったときの明細。
もうちょっとで20万の大台に乗るところだったんですが、惜しくも18万4000円どまり。
とはいえ、大卒初任給の手取りが15万とか16万とかいわれる時代で、在宅ワークでこれだけ稼げるのはたいしたもんだな、と思っております。
もちろん、年金やら保険やらはここから自分で払わないといけないんで、福利厚生面も考慮すれば新卒の方々に負けてますけどね。
3.家から出ず月18万稼げた理由
繰り返しますが、この18万円を稼ぐために取材に行ったり、オフィスに常駐して仕事をしたことはありません。
すべて自宅で、好きなタイミングで仕事に取り組んだ結果の成果であります。
これまで10万〜15万の間をウロウロしていた私が18万円まで収入を得ることに成功したのは、「生産性を高めたから」という理由からです。
つまり、最小の時間で最大の収入が得られるよう工夫していたんですな。
たとえば、Mac向けに配信されている便利なアプリを調べ尽くして、いまやってる仕事を効率化するツールがないかを探したりすることはしょっちゅうです。
あるいは、タイマーを設定して制限時間を意識しつつ、集中して仕事に取り組めるよう環境を工夫したりもしました。
その結果、時給が500円から800円になり、1000円になり、ゆくゆくは2000円にまで達しました。
ひとつの仕事を短時間で終わらせられるようになったおかげで、もっとたくさんの仕事を受けることができ、高収入につながったんですな。
4.精神的な安定感がヤバイ
んで、この月18万円という収入を目の当たりにしたとき、私が第一に考えたのは「もう一生お金で悩まなくていいんじゃね」ということ。
パソコンがあって、手と目と頭が動けば、どんな場所に住んでいても、病気にかかってしまってもそこそこの金額が稼げる。
そう考えると、企業に勤めて倒産やリストラのリスクを抱えて暮らすよりも、よほど安定した気持ちになれるよなーって思ったんです。
もちろん、フリーランスは不安定な立場ですので、クライアントが仕事の発注を打ち切れば収入はゼロになってしまいます。
それでも、自分でもがんばれば、ずっと家に引きこもってだれとも会わない生活をしていても、最低限の収入を稼げたって経験は、精神的に大きな支えになるなと思うんです。
同じようなことは「自宅で月15万稼げるようになって変わったこと」でも書きましたね。
5.「だれにでもできるよ!」とは思わない
とはいえ、「じゃあ私も在宅ワークで稼ぎたい!」って人に、この働き方をすすめるかっていったら全然そんなことはありません。
むしろ、健康で人と問題なくコミュニケーションが取れるなら、もっと普通の仕事に就いた方がいいよってアドバイスすると思います。
というのも、ランサーズという場に限っていえば、高収入を実現できるかどうかはいいクライアントを見つけられるかどうかによるからです。
いいクライアントと出会うことができれば、月20万円以上稼ぐことはじゅうぶんに可能でしょう。
でも、いいクライアントと出会わなければ、ひたすら1文字0.5円の世界でがんばるしかありません。
たくさん仕事を受けて実績を積み、スキルを身につけたらもっと仕事がもらえるとも限りません。
運の要素が大きくかかわってくるので、やっぱりだれにでもできる!とは思えないんですよね。
同じような理由で、「ランサーズで月収18万円を達成するまでにやるべきこと」みたいなノウハウ記事も書ける気がしておりません。
丁寧にコミュニケーションを取るとか、いいキーボードを使うみたいな工夫はしていたけど、本質的に重要だったのは「いいクライアントと出会えたこと」になってしまいますから。
逆にいえば、ひたすらいろんな仕事にアプローチをかけて、いつ見つかるかわからないクライアントを探し、猛烈にアピールして採用してもらうための努力ができる、って覚悟があるという人には、向く仕事かもしれません。
まとめ
- 在宅での仕事だけで、月収18万円を達成した!
- いざってときにもそこそこの生活費が稼げる、という大きな安心感が得られた
- でも、それはいいクライアントに出会えたおかげなので、人にはすすめにくい
ちなみに、私のような在宅ワークも、実は将来性がすごくあるんじゃないかと思ったりもしています。
というのも、これからの社会で在宅勤務やテレワークという働き方は、どんどん一般的になるはずだからです。
しかし、いきなり一人で仕事をし、会社にいるときと同じくらいの生産性を維持できるかっていうと、かなり困難と思われます。
会社のオフィスという強制力がないと、ついネットサーフィンしてしまったり、昼寝をしてしまったりする「自分を律する力」がない人は生き残れないと思うんです。
私はここ2年間の在宅ワークで、たとえゲームやネットサーフィンの誘惑が近くにあっても、自分を律して仕事の生産性を高められるように努力してきました。
その努力も、今後実を結ぶんではないかなと考えているわけです。
てなわけで、いつかもっといいクライアントから声をかけられることを楽しみにしつつ、今日も在宅ワークに励もうと思います。
以上、『ランサーズで月18万円稼いでわかったのは、絶大な安心感が得られるぞ!ってことでした』という記事でした。