私が毎日ブログを書き、読書をし、運動し続けられているのは、自分だけの「デイリーミッション」をつくっていることが理由です。つまり毎日の「やることリスト」であり、「日課」とも呼べるでしょう。
特にコツコツ型人間になりたい人や、「デイリーミッション」という語感にピンとくるゲーマーさんにおすすめなライフハックの紹介です。
- 1.毎日ブログ・読書・運動を継続中
- 2.その理由は「デイリーミッション」にあり
- 3.デイリーミッションのつくりかた
- 4.ミッションをこなすうえでの注意点
- 5.さっそく明日のデイリーミッションを考えよう
- まとめ
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1.毎日ブログ・読書・運動を継続中
当ブログの月別アーカイブをご覧いただくとわかると思うんですが、私は現在1年近くブログの毎日更新を続けております。ほかにも個人的な日課として、毎日1章分以上を読む読書をしたり、学んだことをTwitterに投稿したり、3種類の筋トレをしたり、ステッパーを使った有酸素運動をしたりしています。
これは2016年の年末から始めた習慣でして、日課のリストにあがるアクションは増減することもありますが、どんなに疲れている日でも、どんなに時間がない日でも毎日繰り返し実行してきたことです。そのおかげで、収入が増えたり健康になったり、より多くの知識を得られるようになったりと、数多くのメリットを得ています。
もちろん、「毎日大事なことを継続している」という実感からくる充実感も。
2.その理由は「デイリーミッション」にあり
こうして毎日めんどうな作業を続けられているのは、私が「デイリーミッション」を定めていることに理由があります。…とはいっても、中身は普通の日課であり、やることリストなんですけどね。
単にネーミングを「日課」ではなく「デイリーミッション」と変えただけではありますが、昔からゲーム好きだった私にとっては、馴染みやすくやる気もアップするものであるのは間違いありません。
具体的には、毎日Evernoteで記録をつけています。図のようにチェックボックスつきのリストを作成して、毎日やりたいことを箇条書きにするわけです。ノートのタイトルにはその日の日付を入れて、「デイリーミッション」というノートブックに格納。
すると、デイリーミッションを1日達成するごとにノートブックに含まれるノートの数が増えていって、それもモチベーションアップにつながったりするのです。「あ、今日でデイリーミッション開始100日目だ、すげえ!」みたいな感じで。
3.デイリーミッションのつくりかた
デイリーミッションをつくる際に注意したいのは、ハードルをできる限り低くすることであります。
私たちは新たな習慣を身につけようとするとき、たとえば「1日1時間読書!」「毎日1万歩歩く!」「腕立て・腹筋・背筋50回!」「数学と英語を毎日1時間ずつ勉強!」みたいな感じで、どうしても高いハードルを設けてしまいがちです。
「これだけ達成できたらいいな」と思う気持ちはわからないでもないですが、それだと長続きしないものです。なぜなら、達成するのに多大な労力を要するうえ、達成できないと「なぜこのくらいもできないんだ…」という自己嫌悪に陥ってしまい、さらに行動ができなくなってしまうからであります。
なので、最初はこれでもかというくらいハードルを下げることを意識してみてください。
筋トレをデイリーミッションにしたいなら、「腕立て1回」、読書なら「1日1ページだけ」のように。毎日1ページだけ読めれば、デイリーミッション達成ということにしちゃいます。Evernoteで記録するなら、1ページ読んだ時点でチェックマークをつけてしまいましょう。
「少なすぎるんでは?」と思うくらいでちょうどよいのです。高すぎるハードルで挫折してしまうよりも、つまづくのすら難しい小さなハードルを毎日超えていく方が、確実に自信が高まっていきます。「今日は調子がいいぞ!」と思える日だけ、一時的に「10ページ読む」というハードルを設定すればOKです。
4.ミッションをこなすうえでの注意点
こうしてハードルを小さくしてあげると、ついついデイリーミッションの数を増やしてくなるものです。読書や運動のほか、部屋の掃除とか、断捨離とか、日記とか。しかし、あまりに多すぎるミッションは、やはり挫折の原因になります。
「ええと、これをやったら次はこれで…」「読書にチェックして運動にチェックして…あれ?瞑想はやったっけ?」といった混乱状態になり、続けるのが難しくなってしまいます。
私も以前は、10近いデイリーミッションを設定していた時期がありました。プログラミングやWEBデザインの勉強、英語学習、オーディオブックなど。やりたいことを全部詰め込んだデイリーミッションを作成していたわけです。
ところが、すぐに方向修正することになってしまいました。なぜなら、「やることが多すぎて毎日疲れてしまう」からです。「明日2倍やるから、今日は休みにしとこう」なんて考えることもありました。デイリーミッションに並べるやることリストが長すぎると、脳が処理落ちしてしまうのでありましょう。
以来、私はデイリーミッションをできるだけ少なくすることに努め、10個から7個、7個から5個へと減らしてきました。たしかにやりたいことはたくさんありますが、なかでも「本当に大事なものはどれ?」と考えると、意外と多くは残らないものです。
「どうしてもやりたい!」「これは確実に人生の満足度アップにつながる!」と心から思えるようなアクションだけ、最終的にデイリーミッションとして続けられるのが理想ですね。
5.さっそく明日のデイリーミッションを考えよう
というわけで、さっそく明日のデイリーミッションをつくってみましょう。もちろん今日の分のデイリーミッションでも大丈夫。「ハードルを小さく」「本当に大事なことだけを」というルールだけを守れば、あとはどんなミッションを据えるのも自由です。
「タバコを1本減らす」とか、「皿を1枚だけ洗う」なんてのもいいでしょう。まずはデイリーミッションの効果を実際に体験してみてください。きっと楽しくて毎日続いちゃうと思いますよ。
デイリーミッションを記録するのはスマホでも紙でも問題ありませんが、しっかり残せるものにしましょう。あとから思い起こして「こんなに続けてたんだ!」とびっくりすることも、デイリーミッションの楽しみのひとつです。
私のおすすめはEvernoteですが、付箋にメモしてデイリーミッション用ノートに貼り付けたり、メモアプリを別に用意して使ってもいいと思います。できるだけ記録する作業がめんどうにならない方法を選んでくださいね。
まとめ
- 「デイリーミッション」で、私はブログも読書も続くようになった
- ミッションのハードルは、「小さすぎない?」と思えるレベルまで低く
- ミッションの数も記録方法もシンプルにして、めんどうにならないようにしよう
ここで紹介したデイリーミッションを毎日続けられれば、確実にコツコツ型人間になります。英語であれプログラミングであれ、スキル系の勉強も毎日少しずつ積み重ねる方法ですので、自然とコツコツ努力する感覚を身につけられるわけです。
ちなみに、この「デイリーミッション」のことを教えた知人は、現在200日以上連続で、毎日ピアノを弾き、読書をし、作詞作曲をする習慣を続けているそうです(最近この報告を受けたとき、すごくうれしい気分になりました)。少なくとも私も含め2名の成功体験がありますので、ぜひ試してみてくださいませ。
以上、『コツコツ型人間になりたいなら、「デイリーミッション」を設定してみよう』という記事でした。