知る人ぞ知る「Speedify」というアプリを使いますと、いくつものネット回線を束ねて超高速回線を実現することが可能になります。自宅のネット回線のパワーアップのため、2台目のスマホと格安SIMを探していた私。
ちょうどスーパーセール期間中に格安でAndroidスマホ「ZenFone Live」を手に入れたので、申し込んだプラン「スーパーホーダイ」とともに紹介していきます。
- 1.Speedifyで束ねるモバイル回線がほしい
- 2.「スーパーホーダイ」が魅力の楽天モバイル
- 3.スーパーセールで端末代が実質2,406円
- 4.契約してみた!
- 5.スーパーホーダイをテザリングで愛用中
- まとめ
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1.Speedifyで束ねるモバイル回線がほしい
当ブログでも過去に紹介したことがありますが、光回線やLTE回線、WiMAX回線などを束ねて1つのネット接続とし、光 + LTE + WiMAXとすべての回線スピードを足し合わせた超高速回線を実現できるアプリがあります。
それが、Connectify社がリリースする「Speedify」というアプリ。これを使えば、料金が安く低速な回線であっても、2つ3つと合体させることにより、光回線に負けないくらい早いネット接続を実現できるようになるんです。
たとえば私の場合でしたら、SoftBankで契約するiPhoneのUSBテザリング + 固定回線代わりのWiMAX + SoftBank Airの3つを束ねて使用していました。残念ながら一つひとつの回線速度を単純に足し算したくらいの速度は出ませんでしたが、少なくとも通信制限下のWiMAXよりも安定した回線を維持できていました。
現在はSoftBank Airを解約しているんですが、私の場合WiMAXだけだと3日で10GBの制限によく引っかかってしまうんですよね。SoftBankで契約するiPhoneのテザリングを使用してもいいんですが、2018年3月からテザリングオプションが有料化するって背景もあり、別にもう1回線、(実質)無制限通信ができるサービスを探していたわけです。
そこでたまたま見つけたのが、楽天スーパーセール中に投げ売りされていた「ZenFone Live」という格安スマホ。実質2,406円+税で購入できました。
2.「スーパーホーダイ」が魅力の楽天モバイル
※楽天モバイルHPより
以前から楽天モバイルには申し込んでみたいな〜と思っていまして、その理由は「スーパーホーダイ」の魅力にありました。このプランの大きな特徴は、毎月一定量のGBを使い切っても、1Mbpsの低速通信を無制限に利用できるという点です。
1Mbpsという低速ながら、3日で10GBや1日3GBといった制限なしに、無制限に通信ができてしまうのがポイント。「1Mbpsだったら、Speedifyで通信制限がかかったWiMAXと束ねれば、3Mbpsくらいのストレス感じないレベルの回線になるんでは?」と考えた私は、機会があれば契約してみたいな〜と思っていたわけです。
んで、たまたま見つけた投げ売り格安スマホ。「これはもう申し込んでみるしかない!」ってことで、現在使っているSoftBank契約のiPhoneはそのままに、もう1つ電話番号を取得して新規回線を申し込んでみました。
3.スーパーセールで端末代が実質2,406円
私が手にした「ZenFone Live」というスマホは、定価19,800円の低価格な機種になります。Google純正スマホ「Nexus」などを手がけるASUS社のスマホで、2017年7月に発売されたそれほど古くもないモデルです。
それが、事務手数料込みで5,800円で売られていたため、3,394円の事務手数料を引けば、たったの2,406円で入手できたことになります。楽天の力ってすごいですね。
iPhoneの本体代金が10万円前後という点を考えれば、このモデルはハイスペックとはいえません。外見はチープですし、おもちゃのように軽い。少し負荷がかかるゲームをしようとすると、カクカクしてしまうレベルのスペックです。
とはいえ、私の主な利用用途は「スーパーホーダイ」の1Mbps低速回線によるテザリング。常時電源につないだままWifiルーターみたいな使い方ができればいいんで、テザリング機能さえあれば指紋認証機能なども不要。
低価格かつ不要な機能がなく、私にとってはぴったりのモデルでありました。
4.契約してみた!
というわけで、実際に楽天モバイルへ申し込み。今回はスマホ本体を購入後、注文確認メールとともに送られてくる専用のメールより、楽天モバイルの回線申し込みをおこなうタイプでした。通常は楽天モバイルに直接申し込むはずですので、ちょっとイレギュラーです。
具体的には、3月6日に楽天市場・楽天モバイル店でスマホ本体を注文。3月7日に「通信契約のご案内」というタイトルのメールが届き、記載されているURLから楽天モバイルとの通信契約と結びました。
今回は新規番号を取得して申し込むことにしたので、本人確認書類(免許証)をアップロード。3月7日中に「本人確認書類お手続き完了のご連絡」というメールが届いて、残るは発送のみとなりました。
申し込み完了画面では「本人確認完了後、最短2日で発送」と書いてあったので、9日頃発送かな〜と思っていたんですが、3月8日には早くも「商品発送手配完了のご連絡」というメールが届き、発送完了の通知を受け取りました。
- 3月6日:楽天市場・楽天モバイル店でスマホ本体を注文
- 3月7日:楽天モバイルとの通信契約、本人確認
- 3月8日:スマホ本体・SIMの発送
- 3月9日:到着!
というスケジュールでしたので、本体注文から3日のスピード配達でした。スマホの設定とかネット回線のセットアップといった作業が大好きな私としては、1日でも早く届けてくれるのは大変ありがたいことです。
なお、楽天モバイルは「楽天モバイルアプリ」で毎月の容量を消費する高速通信と、1Mbpsの低速通信を切り替えることができます。しかし楽天モバイルアプリには、SIMが到着した翌日からログインできる状態になるとのこと。
アプリにログインできないために、SIMが到着した当日には高速・低速の切り替えはできないってことであります。
それを知らずにAndroidOSのアップデートやアプリのアップデートを4G回線で実施してしまったので、今月の高速通信容量がすごく減ってしまいました…。笑
ただ、私の場合はSIMが到着した3月9日午後になってから楽天モバイルアプリにログインできるようになりましたので、早速高速通信をオフにして接続しています。
ちなみに毎月の維持費については、スーパーホーダイ・プランSの通常2,980円から楽天会員割引で1,980円。さらに私は楽天のダイヤモンド会員ですので、1,480円が1年目の月額になります。
月1,500円で実質無制限の4G回線が使えるって、よく考えるとかなりコスパ高いですよね〜。
5.スーパーホーダイをテザリングで愛用中
(楽天モバイルSIMを入れたZenFone LiveをWifiテザリングONにし、SpeedifyでWiMAX回線とともに束ねている図)
楽天モバイルのSIMとスマホが届いてから数日が経ちましたが、WifiテザリングやUSBテザリングを使いながら、楽天モバイルの4G回線(ドコモ系)をMacに飛ばし、Speedifyで手持ちの回線と束ねつつ使用中です。
楽天モバイルの1Mbps低速通信にかんしては、どうやらバースト機能(バースト転送)というものがあるらしく、それほど速度の遅さは感じません。スピードテストをおこなうと、最初一瞬だけ3Mbpsくらいの速度が出て、そのあと急激に1Mbps程度に落ち込む…というイメージですね。
このバースト機能でページの大部分を読み込んでくれますんで、ストレスを感じるとすれば画像ファイルの表示が少し遅いかも…くらい。ファイルをダウンロードしようとすれば、常に1Mbpsでダウンロードしますんでかなり遅いです。
まあそのあたりはSpeedifyで束ねているほかの回線の力も借りつつ、なんとかなるでしょう。1Mbps→300kbpsに制限される12時台、18時台を除けば、1Mbps〜1.2Mbpsくらいのスピードが常時出ているので、「1Mbpsすらも出てない!」ということにはならないですし。
いずれにせよ、1Mbpsという低速だったとしても、バースト機能つきで無制限に使い放題な「スーパーホーダイ」は、これから毎日お世話になりそうです。
まとめ
- 回線を束ねるSpeedifyに加える格安・データ無制限SIMがほしい
- 楽天モバイル「スーパーホーダイ」は、1Mbpsながら無制限でデータが使えるのが魅力
- スーパーセール中なら、端末を数千円で投げ売りされているタイミングで契約できるぞ!
しばらく使ってみて、また改めて楽天モバイルのレビューを記すつもりではありますが、今回は楽天モバイルを申し込むまでの顛末を紹介してきました。
1Mbpsの速度でデータ無制限の「スーパーホーダイ」は、UQmobileのデータ無制限プランよりも価格の面でも(1,980円)、速度の面でも(500kbps)優れているので、どんどん使っていきたいところです。
利用者増による回線圧迫が怖いですが、楽天さんの力でなんとか1Mbps使い放題を継続してほしいですね。
以上、『楽天スーパーセールで楽天モバイル「スーパーホーダイ」を契約してみた』という記事でした。