先日EvernoteからGoogleシリーズに乗り換えをしまして、現在はEvernoteをほぼ使わず、GoogleドキュメントやKeepでノートを書いたりメモをとったりしています。
ただ、Evernoteのプレミアムプランを3年パックで申し込んでしまったせいで、あと2年プラミアム期間が残っている…これを何かに役立てられないか、考えてみました。
- 1.3年パックを買ってEvernoteのプレミアム会員に
- 2.Googleシリーズへの移行でEvernoteが不要
- 3.2年以上残っているEvernoteプレミアムをどう使う?
- 4.Evernoteの「アーカイブ保管庫」化
- 5.サンクコストと割り切って解約するもよし
- まとめ
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1.3年パックを買ってEvernoteのプレミアム会員に
私は2012年に初めてEvernoteへ登録し、以来毎日のようにお世話になってきました。2016年にはついにプレミアム会員に申し込み、毎月10GBのアップロード容量をぜいたくに使ったり、OfficeファイルやPDFファイル内の文字列を検索したりと、プライベートや勉強や仕事で便利に使ってきました。
参照:https://evernote.com/intl/jp/get-started
2017年春には、ソースネクストで販売されているEvernoteのプレミアムパックを購入。値上げによりプレミアム会員は年額5,200円の費用がかかるのが通常ですが、思い切って3年版を選び1万円弱の値段で注文。約2年分の料金で3年間、Evernoteプレミアムが利用できる状態になりました。
2018年3月現在、私のEvernoteアカウントには残り2年ちょっとのプレミアム会員期間が残っております。2020年4月まではプレミアム会員を継続できて、月10GBまでのアップロード容量や、台数無制限でのアプリ使用、PDFファイルへの注釈機能などが使えるというわけです。
Evernoteプレミアム3年版のリンクは↑からどうぞ。
2.Googleシリーズへの移行でEvernoteが不要
しかし先日記事にした通り私は、EvernoteからGoogleシリーズへ移行してしまいました。Evernoteの代わりにGoogleドライブ・Googleドキュメント・GoogleKeepなどを使用することで、高機能メモアプリをGoogleシリーズで統一してしまったのです。
このGoogleシリーズでの運用が私の用途にマッチしていまして、GoogleドキュメントならGoogleドライブに無制限にファイルをつくれますし、GoogleドライブにPDFプリントしたWEBクリップも保存可能。
15GBまで無料で使えるメリットのほか、Keepでこまごましたメモを一括管理できることもあって、ついにEvernoteから完全移行してしまいました。
現在では、Kindleハイライト管理アプリ『Klib』のエクスポート先として運用してはいますが、もう週に1回もログインしないほどです。
3.2年以上残っているEvernoteプレミアムをどう使う?
Googleシリーズに移行して、今までより快適なノート&メモ環境ができたのはいいことなんですが、先に紹介した残りの2年ちょっとのEvernoteプレミアムをどうしようかと考え中です。
残り数ヶ月とか1年ならまだしも、2年プレミアム会員資格が残ってしまっています。これをずっと使わないままにするのはなんだかもったいないなと。料金は前払いしているので追加のコストは発生しないにしても、1万円払ってアクティブ化したプレミアム会員を、なんとか有効活用できないかと考えてしまうのは自然なことでしょう。
ソースネクストで買った3年パックの場合、残りの期間を使わないから返金してもらう…ということもできません。あくまでもあと2年プレミアム会員のまま、サブノート的な位置付けてデータ保管庫の役割を持たせてあげたいところです。
4.Evernoteの「アーカイブ保管庫」化
一番の有効策というか活用法としては、アーカイブ保管庫として使う…のが便利なんじゃないかと思います。いわゆる「ゴミ箱」の代わりとして、いらなくなったファイルの置き場所として使うということですね。
メインで使っているサービスではないので、ノートがどれだけ雑然としてしまっても問題ないですし、万が一必要なファイルが出てきたら簡単にサルベージすることができます。
このアーカイブ保管庫として使うためには、Windows版Evernoteクライアントの「インポートフォルダ」が便利でしょう。あらかじめ指定したフォルダに入ったファイルは、自動的にエバーノートへ取り込んでくれる機能です。
ただ、あいにく私が使っているのはMacですんで、インポートフォルダ機能は使えません。ゴミ箱的に使おうとすれば、毎回手作業でEvernoteにドラッグアンドドロップし、アップロード作業をしなければいけなくなります。それではめんどうです。
AppleScriptを使ってMacでもインポートフォルダ機能を再現する方法もありますが、ゴミ箱のためにそこまでしてもなあ…という感じ。*1 Windows環境でEvernoteプレミアムを持て余しているなら、インポートフォルダ機能でゴミ箱的な使い方をするといいんじゃないかと思います。
ほかにMacでもできるアーカイブ保管庫化の方法としては、ツイッターのログを残す場としたり、Gmailの転送先とする手もあるでしょう。
ツイエバというサービスを使えば、紐づけたツイッターアカウントでの投稿やお気に入りをEvernoteへ自動で転送させることができます。Gmailの転送機能を使って、自分のEvernoteアドレスへ自動で送るようにすれば、Gmailのバックアップにすることができるでしょう。
こうした外部のWEBサービスを使いつつ、使わないデータが万が一必要になった時に探せる保管庫として、Evernoteプレミアムを消費するのがいいのかなと思います。
5.サンクコストと割り切って解約するもよし
もちろん、残ったEvernoteプレミアムはサンクコスト(埋没費用)とみなし、まったく使わず放置してもよいでしょう。もう使う見込みがないなら、Evernoteのアカウントを削除して回復できない状態にしてしまえば、「残りの期間がもったいない…」という気持ちにもあきらめがつきます。
「有効活用できないかなあ…?」と考える時間も節約できるんで、もう絶対Evernoteを使わないよって人は、プレミアムの残り期間があっても解約してしまうってのが賢い使い方ではないかと。
私のように3年パックで申し込んだのであれば、今後Evernoteを使おうが使わまいが、追加料金が発生することはないんですし。私はまだEvernoteに戻ってくる可能性が否定できないんで、念のため削除せずに残しています。
もしくは、家族にアカウントを譲ってしまうとか。家族以外の他人にアカウントを譲るのはちょっと抵抗がありますが、親や子ども、配偶者に使ってもらうってのはありかもしれません。
Apple純正のメモアプリが使いづらいと思っている人は少なくないでしょう。「こんなノートアプリあるんだけど、使う?」と譲ってあげれば、残りのEvernoteプレミアムもムダになりません。
まとめ
- 3年パックでEvernoteプレミアムを申し込んだが、2年分余ってしまった
- Windowsユーザーなら、「インポートフォルダ」でファイルのゴミ箱的な使い方をするのがおすすめ
- プレミアムの残りがあっても、使い道がないならアカウント削除した方が精神衛生上よろしいのかも
というわけで、残り2年以上残っているEvernoteプレミアムの期間をどうにか有効活用できないか、考えてきました。Windowsユーザーであれば、インポートフォルダ機能を使って「ダウンロード」フォルダなんかをバックアップすると便利なんじゃないかと思います。
私のようなMacユーザーは、インポートフォルダ機能が使えませんので、ツイッターやメールのアーカイブ的な役割を持たせてあげるのがせいぜいでしょう。「もう絶対Evernoteは使わない!」と思えるなら、アカウントを削除してしまったほうがスッキリするかも。
3年パックを買った翌年にEvernoteから移行してしまった…という今回の失敗を活かし、今後は1年以上のスパンで長期契約を申し込むのはやめようと思いました。多少割高になったとしても、月極め契約でアプリやサービスを使った方が賢明ですね。
以上、『プレミアム期間が2年以上残っているEvernoteをどう運用すべきか問題』という記事でした。