私は1年前からフリーランスとして独立し、ほぼ在宅で生活費を稼いでいます。時間の自由がきき、人間関係の選択がしやすくなった分、1年中休日であり、1年中勤務日であるような生活になっております。
仕事とプライベートとの境目がぼやけていった結果、娯楽を楽しめなくなったよという話です。
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1.フリーランスとして在宅ワークでお仕事
昨年からフリーランスとして働き始め、1日中自宅で仕事をするようになった私。おかげで時間の自由がきき、どんな場所に暮らしていても生活費を稼げるようになりました。それだけ見れば喜ばしいことですが、昔から言われるような自営業(個人事業主)としての悩みはつきまとってきます。
その1つが、プライベートと仕事との境目が薄れていくこと。洗濯機を回しながら仕事の返信をしたり、仕事の企画を考えながら料理したりしていますと、どんどんワークとライフのボーダーがあいまいになってしまうものです。
それ自体は悪いことではなくって、仕事を楽しみに昇華させたり、日常生活を仕事のネタにできたりすれば、相乗効果で仕事もプライベートもうまくいくはず。私の場合は仕事にプライベートを侵食されつつある悪い例が当てはまりますね。
2.好きだったアニメや洋画が楽しめないように
プライベートと仕事との境目が薄れてしまった結果、最近では余暇時間にみるアニメや洋画があまり楽しめなくなってきたのです。学生時代なら何も考えず目の前の映像に没頭できたのに、今では「こんなの見てないで仕事を増やしたり読書したりした方がいいんじゃないか」なんて気持ちが前に出てきてしまいます。
今日1日にやるべきことは終わらせているはずなのに、来週が〆切の仕事に今から手をつけなければ…みたいな焦りが生じて、娯楽を純粋な気持ちで楽しめなくなってしまったわけです。これもフリーランスの弊害というか、職業病のようなものでしょうか。
とはいえ、私もワークライフバランスが保てるよう、最低限の工夫はしているつもりなのです。パソコンは2台用意して、1台をプライベート用、2台を仕事用と作業環境で切り替えるマルチPC制を導入しているのもその1つ。
スマホやパソコンの通知はすべてオフにし、たとえ仕事の連絡やメールが入っていても無理やり注意を逸らされないよう予防しております。それでもやっぱり、「遊んでないで仕事やらなきゃ」って焦りでストレスがたまってしまうのであります。
3.「やるべきこと」を減らし、スケジュールを立てるべし
プライベートがぐだぐだになってしまうと、ストレスがたまって仕事の効率が落ちてしまいます。なので、なんとかこの現状を打破したいところ。そのためには、自制心を持って仕事を早めに終わらせることはもちろん、スケジュールを工夫することが大事だと思っています。
具体的には、1日の中で仕事をやる時間帯を決めてしまう、というもの。たとえば、早起きして朝6時に起きて、それから昼12時になるまでずっと仕事に取り組み、午後からはプライベートの時間とする…みたいな。
朝6時に起床して、朝食や洗濯などは後回しにしてとにかく仕事を終わらせる。そんなスケジュールを徹底できれば、午後から「あとは自由時間だ〜」とアニメや映画も楽しめるようになるはず。
古典的な方法ですが、〆切を前倒しして早めに仕事を終わらせることも効果的かも。振り返ってみると私が焦り・ストレスを感じるのは、〆切が迫っている案件を抱えている時が大半だということに気づきます。
早く取り掛かるべきなのに、〆切が先だからって先延ばししてしまう…という状況下で一番ストレスを感じるようです。ならば、〆切をどんどん前倒しして、〆切までの期間の半分くらいを目安に仕事を完成させてしまえばいいんじゃないかと。
〆切がある案件が終わっていれば、ストレスは大きく軽減され、焦りもなくなるんでプライベートの活動にも没頭できるはず。とはいえ、〆切を前倒しして進めるってのが自制心のない私の場合、すごくハードルの高い所業なんですけどね。
まとめ
というわけで、フリーランスならではの悩みとして「プライベートを全力で楽しめない」という話をお送りしてきました。フリーランスなら同じような経験をしている方も多いんじゃないでしょうか。
仕事をしながらプライベートのことを考えてしまうことも、プライベートで仕事のことを考えてしまうことも、いずれもよろしくないことであります。仕事の生産性は下がり、プライベートの充実度は低下することでしょう。
まずは自分専用の時間割をつくって、仕事の時間とプライベートの時間をあらかじめ予定に入れてしまうことから始めたいものです。