おそらく4月に入ってからだと思うんですが、Kindleの「コンテンツと端末の管理」ページのアップデートにより、これまで一度に10冊までしか選択できなかった仕様が無制限に選択できる仕様に変わりました。
これは特に、Kindle for PC(Mac)やKindle端末といったデバイスへのKindle本一括ダウンロードに役立ってくれるはず。
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1.一括ダウンロードできなかった従来
Kindle本をある程度購入すると、「Kindleって一括ダウンロードできないの?」という疑問にぶちあたります。KindleアプリやKindle端末を利用している場合、本を端末内に保存するためには、1つひとつ表紙をタップしてダウンロードしてあげなければいけません。
例外として、iOS版Kindleアプリには、コレクションの一括ダウンロード機能が搭載されています。
以前の記事でも紹介しましたが、このコレクション一括ダウンロード機能を使えば、あらかじめ所持しているすべての本をコレクションに追加しておくことで、購入した全タイトルの一括ダウンロードは可能でした。
ですが今回紹介する方法によって、正真正銘すべての本の一括ダウンロードが可能となります。
2.2018年4月に「コンテンツと端末の管理」アップデート?
昔からKindle本を管理するサイトとして、「コンテンツと端末の管理」ページがありました。文字通り購入したKindle本を管理して、WEB上でコレクションの編集をしたり、選択した本をKindleアプリやKindle端末へ配信する機能も使えました。
この「コンテンツと端末の管理」ページが、2018年4月ごろにアップデートされた様子。私が気づいたのがこのタイミングですので、もしかするともっと以前にアップデートされていたかもしれません。
そのアップデートの内容とは、「コンテンツと端末の管理」のページ上で選択できるKindle本が、1度に10冊までという上限が廃止され、1度に何冊でもKindle本を選択できるようになったというものです。
これによってどうなるかというと、1度に100冊とか1000冊とか選択して、Kindleアプリに配信したり、Kindle端末へ配信したりすることができるようになるわけです。WEBページからのワンステップは必要ですが、実質Kindle本の一括ダウンロードに対応した仕様変更といえましょう。
3.200冊以上のKindle本を一括ダウンロード可能に!
具体的な手順としては、まず「コンテンツと端末の管理」ページを開きまして、
左上に「すべて選択する」のボタンが表示されていますので、これをクリック。ちなみに、この「すべて選択する」は少し前までは表示されていないボタンでした。
すると、1度に画面に表示できる200冊まで選択された状態になります。200冊以上の本を選択したければ、画面下までスクロールして「もっと表示」というボタンをクリックし、再度「すべて選択」のボタンを押せばOK。
この手順を繰り返せば、200冊→400冊→600冊と、200冊単位でKindle本を選択することが可能です。私は約1000冊のKindle本を購入していましたので、仮にすべての本を一括ダウンロードするのであれば、5回ほどこの手順を繰り返せばいいってことになります。
左上の黄色いボタン「配信」をクリックすれば、選択した200冊なり1000冊なりのKindle本を、Amazonアカウントに紐付けてあるKindleアプリ、もしくはKindle端末へダウンロードさせることができます。
この画面で「配信」ボタンをクリックすれば、次回Kindleアプリを起動したあと自動でダウンロードが始まります。マンガや雑誌などを多く選択している場合は通信料がバカになりませんので、必ず固定回線などがある環境でおこないましょう。
まとめ
ちなみに、私はこの機能を早速活用して、サブ用で使っているMacBook12インチモデルにすべての蔵書を一括ダウンロードさせてみました。先に紹介した手順で200冊ごとに全選択して、1000冊分を配信したわけであります。
1000冊のほとんどがビジネス書ですが、なかには小説やマンガ、雑誌なども含まれているんで、すべてダウンロードが完了したら一体どのくらいの容量になるのか気になるところ。
我が家のWiMAX回線はそれほど高速ではないんで、1日では一括ダウンロードは終わらなそうです。2〜3日様子を見ながらダウンロードを終わらせて、いつでもKindle for MacでKindle本を読めるような環境にしてみたいと思います。