自宅の窓から見えるお向かいさんのアパートのベランダを観察すると、1日1回必ず洗濯している部屋と、週末に1回だけ洗濯をしている部屋とがあったりします。一人暮らしをしていると、どうしても毎日洗濯できず週に1回まとめて洗濯する人も多いみたいですね。
しかし、私は一人暮らしだからこそ、洗濯は毎日やるべきだと思っております。今回はその理由を3つ解説していきます。
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1.下着やタオルの数が2〜3枚ですむ
毎日洗濯することのメリットとして、まず最初にあげたいのはモノの数を最小限に減らせるって点であります。1日1回洗濯するとして、ボディタオル1枚を手拭い・風呂上がり用に使うようにすれば、最低タオルは2枚あれば事足りてしまいます。予備を買っておくにしても合計3枚で十分。
同様に、毎日着る下着も2〜3枚ですみます。毎日洗濯して干すようにすれば、1日サイクルで使い回せば5枚も6枚も不要になるってことですね。
服やタオルの数を減らせるってのは、特にワンルームの手狭な部屋で暮らす場合には有効かと思います。限りあるスペースをおしゃれ着用に使うことができますし、衣類以外の収納スペースをつくりだすことも可能でしょう。
物干し用のハンガーや洗濯ばさみも最小限ですみ、モノを管理する手間も、日用品を買い足す費用も抑えることができるようになります。
さらに、毎朝必ず洗濯するようにすれば、湿ったタオルを長時間放置することがなくなり、イヤなニオイの発生を防ぐことにもつながります。部屋干しのニオイも、週に1回スタイルよりは軽減するはず。
2.習慣化するのでめんどくさくならない
「でも、毎日洗濯するのなんてめんどくさい」と考える方もいることでしょう。ですが、それは1週間分の洗濯物の量を毎日干さないといけない、と想定しているからではないでしょうか。
一人暮らしであれば、1日に出る洗濯物の量なんてたかが知れています。洗濯槽の半分にも満たないことだってあり得るでしょう。であれば、水の量は少なくてすみ、洗濯にかかる時間が短縮されることになります。
そして洗い終わった洗濯物を干す際にも、数点の服とタオルを干せばいいだけなので、早ければ1分で終わってしまいます。どうしても朝時間がないって方も、あらかじめ夜に予約タイマーを入れておけば起床直後に洗濯物を干せるんじゃないでしょうか。
加えて、毎日同じ時間に同じ手順で洗濯するようにすると、初めの1週間くらいはめんどくさいと感じるかもしれませんが、1ヶ月くらい経つと全然苦にならなくなります。体が洗濯の手順を覚え、無意識にできるようになる「習慣化」のおかげですね。
こうなればもう「洗濯がめんどくさい」なんて思わなくなります。むしろ、1日でも洗濯をサボると超絶めんどくさくなることがわかっているので、毎日時間を見つけて洗濯機を回すようになるのです。
3.小さくて安い洗濯機でOK
1日1回洗濯するようにすれば、洗濯物の量が減ることはすでに指摘しました。洗濯物の量が少ないってことは、ちっちゃくて安い洗濯機でもOKってことでもあります。
一人暮らししている方のなかには、「まとめ洗いするから」と、夫婦向けサイズやファミリー向けサイズの大きな洗濯機を使っている人もいることでしょう。ですが、そうした洗濯機を買おうとすれば、当然大きな出費になってしまいます。
しかし、一人暮らし用のちっちゃな洗濯機であれば、数万円以内で買えるはず。中古を探せば1万円以下でも手に入るかもしれません。小さな洗濯機であれば、おそらく水道代や電気代も抑えられることでしょう。
なにより初期費用がかさむのを防げるんで、貧乏学生なんかの下宿先にはぴったりなんじゃないでしょうか。
洗濯機本体が一回り小さければ、洗濯機を置くスペースの前後左右に余裕ができて、ダンボールゴミや掃除用具を収納できるようになるかもしれませんね。
まとめ
以上、週1回の洗濯よりも、1日1回の洗濯のほうがおすすめな理由について紹介してきました。1日1回の洗濯ですと、水道代・電気代・洗剤代は少し増えるかもしれません。
でも、衣類の量を減らすことができるほか、習慣化によってめんどくささを打ち消し、さらに洗濯機の本体代を削減することが可能になります。
今後一人暮らしを始める方には、ぜひ1日1回の洗濯をおすすめしてあげてください。