子どもの頃から感じていたことなんですが、私はテレビの「生放送」が嫌いです。バラエティ番組をみるのは大好きだったんですが、24時間テレビみたいな放送とか、2時間特別生放送!みたいな回はすごく苦手。
だって、なんだかすごく質の低い番組をみせられているような気分になってしまうからです。
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1.テレビっ子だったけど、唯一生放送が苦手
昔からテレビが大好きで、自他共に認めるテレビっ子でした。子どもの頃は学校から帰ってきてすぐにテレビを見始めて、夜寝る直前までダラダラ見続けていたこともしばしば。ほかに好きなことがなかったからって理由もあって、毎日何時間もテレビを見ていたんですね。
特に7時〜22時くらいのゴールデンタイムのバラエティ番組が好きでして、クイズ番組やお笑い番組なんかは毎週のように予約して見ていました。でも、そうした番組でたまに「2時間生放送!」みたいな回があります。
世間では生放送ならではの放送事故だったり、生々しい出演者のやりとりだったりが魅力に感じる人もいるのかもしれませんが、私はそういう生放送の回はすごく苦手。「いつもの収録番組やってくれ〜」って思ってしまうのであります。
2.字幕やテロップが出ないのも理由の1つ
なぜそんな風に感じるかっていえば、1つは私の聴力があんまりよくないって理由があげられます。収録番組ですと、笑いどころや重要なカットでテロップが流れますよね。
あるいは番組によって字幕放送を提供しているところもあるんで、耳が悪い私にとってはありがたい機能でした。ただ音声を聞くだけよりも、テロップや字幕があったほうが聞き取りやすくなるからです。
一方で、生放送ではそうしたテロップや字幕は流れません。放送と同時に字幕を流してくれる番組もありますが、だいたい3〜5秒遅れて字幕が表示されるんで、音声とのズレが気になって使い物にならないんですよね。
もしかすると、私が健常者でテレビの音声を聞き取るのに難儀しない人間だったら、もう少し生放送を好きになっていた可能性はあります。
3.「編集」ってフィルターを通してないタレ流し放送がイヤ
しかし、もう1つの大きな理由、「編集」ってフィルターを通していないことが決定的。普通テレビ番組って、収録した2時間やら3時間やらの録画をカットしたり編集したりして1時間の番組として放送しますよね。
個人的には、その「編集」って作業にテレビを見る価値があると思っています。収録した何時間もの録画をタレ流すことは、素人YouTuberだってできます。でも、収録した内容を一番おもしろく、かつ簡潔にまとめあげる編集って作業は、テレビのプロじゃないとできないと思うんですよ。
生放送のテレビ番組では、編集作業ってのがありえません。強制的にコーナーを切り替えたりとか、発言を遮ってVTRを流したりってのはできるでしょうが、おもしろい部分だけを切り取ってつなげるってのは不可能。
ってことは、たいしておもしろくない時間も含めて生放送で見させられているって考えることができます。たとえ2時間の生放送があっても、1時間分のおもしろさしか得られない…みたいな。
そういうわけで、編集の手が入っていない生放送は今でも苦手です。現在は自宅にテレビを置いてないので見る機会は激減していますが、やっぱり収録放送のほうが好きなのであります。
まとめ
以上、テレビっ子な私だけど、生放送だけは嫌いな理由を紹介してきました。単にリアルタイムで動画を見たいならYouTube Liveとかニコニコ生放送を見ればいいわけですが、プロの「編集」って手が入った番組は、やっぱりテレビでしか見れないんですよね。
これと似たようなことを考えている人も少なくないんじゃないでしょうか。これからもテレビを見る際には、生放送の番組を避け続けるんだろうなって思います。