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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

2018年上半期で読んでよかった本5冊

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昨日に引き続き、2018年上半期で買ったよかったものシリーズです。今回は今年6月までに読んでよかった本について、5冊紹介していきます。

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1.超ストレス解消法

まず1冊目はこちら。「パレオな男」というエビデンスベースドなおもしろいデータを紹介してくれる人気ブログの著者、鈴木先生による本です。『パレオダイエットの教科書』とか『服用危険』の本も気に入っています。

タイトル通り100個のストレス解消法を集めているのが大きな特徴で、手軽さや効果の大きさによってさまざまなストレス対策を学べる良書。心理学では「コーピング・レパートリー」といって、ストレス解消法をリスト化していつでも参照できるようにしておくのがいいとされています。

この本そのものがまさにコーピング・レパートリーになっていまして、ストレスを感じたときにパラパラっと読めばきっと望む成果が得られるはずであります。個人的には「エクスプレッシブ・ライティング」って手法が効果を感じやすい気がしています。

2.「言葉にできる」は武器になる。

本業ライター目線からすると「秀逸なタイトルだなあ」と思ってしまうこの本は、コピーライターの梅田悟司さんによる著作。言葉にできないのは、しっかりとした意見を持てていないのが原因だ!という内容の本で、ではどうやったら自分の考えを持てるのか?って点を深掘りしています。

「言葉が意見を伝える道具であるならば、まず、意見を育てる必要がある」

これがこの本を一言で表すフレーズとなるでしょう。コピーライター直々に小手先のテクニックを学びたいって思う人には不向きかも。

タイトルからすると、文章術を説いた本に思えるかもしれませんが、実際は「思考術」を説いた本です。おもしろかったですよ〜。

3.あなたの人生は「選ばなかったこと」で決まる

たとえば大好きな彼女に手編みのマフラーをプレゼントしてもらったとして、なぜ私たちはうれしいって感じるのでしょうか?手編みのマフラーなんて、メルカリで売ったとしても数百円の値段しかつかないはずなのに。

その理由は、彼女が「自分のためにマフラーを編む」という行為への機会費用にあります。マフラーを編むなんて手間も時間もかかることをしなければ、彼女は友達と遊びに行ったり、ショッピングしたりできたはず。

でも、彼女自身のために使えたはずの手間と時間(=機会費用)を犠牲にして、自分のためにマフラーを編んでくれたって事実がうれしいと感じるわけです。

本書は、この「機会費用」をテーマにした経済学の読み物です。機会費用についての知識を深めれば、買い物であれ人生であれ、いまよりちょっと賢い選択ができるようになるかも?

4.NATURE FIX

『NATURE FIX』は、「自然が最高の脳をつくる 最新科学でわかった創造性と幸福感の高め方」という副題にある通り、いかに自然が私たちの脳にいい影響をもたらすかって話をひたすら解説している本です。

自然が身近にあることによって、より幸福になり、より健康になるんだとか。その原因は、濡れた土のニオイだったり、葉っぱの擦れる音や動物の鳴き声だったり、緑あふれる風景だったりとさまざま。私たちは五感を通じて自然の恩恵を受けているわけであります。

「自然欠乏障害」なんてのも紹介されており、もっと外に出よう!もっと自然触れよう!と思わせてくれる本です。

5.「幸せをお金で買う」5つの授業

最後はお金についての本です。「ものを買うより経験を買うほうが幸福度が高まる」なんて話はだれでも聞いたことがあると思いますが、そのほかにも「時間を買う」「後払いではなく先払い」といったお金の使い方によって、幸福を感じることもできます。

ちなみに、なぜものを買うより経験を買ったほうが幸せになれるのかっていうと、経験を買うほうが人とのつながりを深めることができるからなんだとか。ものを買っても「こんなものを持ってるんだぜ」なんて自慢話しかできませんが、「こんなところに行ったよ〜」って話は話題づくりに役立ちます。

それに、ものは簡単に比較できてしまいますが、経験は他者と比較しづらいのもポイント。

こうしたお金を上手に使って幸福になるためのヒントを知りたい方は、ぜひ読んでみることをおすすめします。

まとめ

以上、2018年上半期に読んでよかった本を5冊紹介してきました。2018年前半に発売されたものではないものも含んでいますが、あくまでも今年に入ってから私が読んだ本、ってことで。

いずれもKindle版が出ていますので、気になったタイトルがあれば積ん読にせず、いますぐポチって読んでみてくださいね〜。