2015年の発売直後に買った12インチモデルの新型MacBook。かれこれ3年くらい使っておりますんで、バッテリーの磨耗が激しく新品の8割以下にまで容量が減っていたようです。
「バッテリーの交換修理」のメッセージも出たので、宅配便を使った修理を申し込んで見た話です。結果、MacBookの下半身が新品になって戻ってきたのでした。
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1.「バッテリーの交換修理」が出たので修理に出すことに
大学時代に初めてのMacとして購入し、愛用してきた12インチMacBook。2015年の発売当初に買ったものですんで、もう3年くらい使っていることになります。非力ではあるものの、小さくて軽くバッテリーも長持ちなので、主にサブ機として活躍してきました。
ただ、数ヶ月前からメニューバーのバッテリーアイコンをクリックしたときに、「バッテリーの交換修理」の文字が出てくるようになってしまいました。Appleのヘルプページをみると、どうやら一番深刻なレベルのバッテリー状態らしい。
ioreg -c AppleSmartBattery | grep -i Capacity
Macのターミナルでこのコマンドを入力すると、新品状態のバッテリー容量と現在のバッテリー容量をチェックできるらしいので実行。すると以下のような表示が出てきました。
新品状態のMAXが5297で、現在のMAXが4120、充電されている容量は2063ですね。単位は[mAh]でしょうか。4120÷5297=0.78くらいなんで、80%を切るくらいのバッテリー容量になっていることがわかります。
最近では「バッテリーの減りが早いなあ…」と感じることがよくありましたが、8割にまで減っていたなら、さもありなんってところでしょう。ただ、近くに修理してくれそうなApple Storeはないんで、サポートWEBページから配送で修理を申し込むことに。
ついでに、MacBookのキーボード不具合に対する修理プログラムの対象モデルでもあったので、キーボード周りで不具合を感じているわけではありませんが、「修理対象か調べてほしい」くらいのスタンスでお願いしてみることにしました。
バッテリーは有償修理(2万円くらい)、キーボードは(修理が必要と判断された場合には)無償修理になりそうです。
2.内蔵カメラが認識されず→7万の修理費が必要に?
チャットサポートから事情を話して修理を依頼し、指定した日時にヤマトの配達員の方がやってきました。その場で梱包用資材を組み立てて梱包してもらい、修理センターまで発送してもらいました。
その翌日、Appleからの着信履歴が残っていました。折り返し電話をしてみると、申告したバッテリーとキーボードの不具合以外に、内蔵カメラが認識されず故障していることがわかったそうな。
ディスプレイの上になるカメラ(緑のランプがつくやつ)が、故障して使えなくなっているらしいんですな。んで、これを修理するとなるとディスプレイ全体の交換で、7万円ちょいの費用がかかるっていわれました。「それでも修理しますか?」と意思確認されたので、ノーと返事を。
バッテリーのために2万円を払うのは安いですが、内蔵カメラのために7万円払うのは高すぎますからね。いちいち電話して知らせてくれるのはさすがAppleという感じで高評価ですけども。
その電話があってから3日後、修理センターからの発送の連絡がありました。翌日には届いたので、5日間で修理が終わったことになりますね。早い!
3.キーボード問題もあって下半身が新品同様に!
届いたMacBookに同封されていた修理明細の紙をチェックしてみると、
- バッテリーとボトムケース交換
- キーボードとトップケース交換
と書かれていました。追加料金はかからず、2万円のバッテリー交換費用だけ。バッテリーはもちろん、キーボードも交換してくれたようでラッキーでした。
ところで、バッテリーとキーボードとともに、それぞれボトムケース・トップケースが交換されていることが確認できました。これは、MacBookのキーボード側の下半身の、底面と天面のことですね。
つまり、MacBookの下半身全体の見た目が完全に新品同様になったわけであります。もともとあった細かな傷やキーボードのテカリもなくなっていて、パームレストやスピーカーの穴もきれいになっていました。
キーボードはサラサラ。
底面のゴムにはホコリやスレの1つありません。
いくらキーボードに不具合があったからといっても、2万円の修理代で下半身が新品同様になるとは…逆に申し訳ない気持ちです。ただ、電話で知らせてもらった内蔵カメラについては、報告通り認識されず。
SMCリセットやNVRAMリセット、セーフブートを試してみもダメなようなので、物理的に故障しているっぽい。ただ、内蔵カメラが映らないってことは、プライバシー的には逆に安心かもしれません。笑
今回はバッテリーとキーボード、そして外装を交換してもらいましたが、SSDやディスプレイなど、ほかにも消耗品として寿命があるパーツは少なくありません。3年間使っていますので残りの寿命は長くないのかもしれませんが、まだまだ現役でいけそうです。
この修理を機会に、もっとたくさん使っていこうと思ったのでありました。
まとめ
以上、「バッテリーの交換修理」が出たMacBookを配送修理に出し、結果下半身が新品同様になって戻ってきた話を書いてきました。Appleのサポートにはいつも助けられますね。
同じように「バッテリーの交換修理」表示が出て、修理を申し込もうと考えている方は、ぜひ参考にしてください。