カンザス州立大学の研究によると、夫婦が離婚する一番の原因になるのは、なんと「お金」だったんだとか。
今回は長続きするカップルになるために、お金に対する価値観を合わせる努力をしようって話です。
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1.離婚につながる最大の要因は「お金」だ!
「離婚」につながる原因っていうと、浮気とかDVってイメージがありますが、実はもっと大きな要因が研究で明らかになっています。
カンザス州立大学の研究者が7年にまたがる経年的調査で4500組のカップルを追跡したところ、離婚の先触れとなる最大の要因は、子供でもなく家事でもなくセックスでもなく、お金に関する意見の相違だった。
「金の切れ目が縁の切れ目」なんて言葉もありますが、夫婦のような間柄であってもお金が二人の関係にヒビを入れてしまうってのは驚くべき結果ですね。
しかもこれは、7年にわたって4500組のカップルを対象にした実験だそうなので、信頼度は高いといってよいでしょう。お金の魔力ってすごいですね〜。
2.貧乏でも金持ちでも口論になる
「お金が離婚の原因になる」っていうのは、わからない話ではありません。貧乏なカップルであれば、少ない収入をどう使うかってのはいざこざになりやすいでしょうから。
しかし同じ研究では、「二人が貧乏だろうが金持ちだろうが関係ない!」って結論も下しているのがおもしろいところ。
ただ面白いことに、夫婦の財産の大きさは口論のあるなしにほとんど影響しない。必ずしもお金がないから口論になるわけではないらしい。
ってことは、二人でたくさんお金を稼いで経済的な心配を減らす…ってことよりかは、お金の使い方に関する価値観をすりあわせいくことが大事なのかもしれません。
3.お金への価値観をすりあわせていくのが大事
たとえばパートナーが趣味に膨大なお金を使っていたとして、それに対して理解を示すことができるかが、二人の関係が長続きするかを左右するのでしょう。
「そんなくだらないことにお金を使うな!」なんていわれたら、本人からしたら趣味だけでなく人格そのものを否定されたような気がして、確実にイヤな気分になるはず。
それよりも二人が少しずつ歩み寄って、「趣味に使うお金は、収入の30%までにしよう」とか「同じ額を私が買い物に使っても怒らないでね」みたいな取り決めを交わそうってことであります。
お金に対する価値観ってのは幼少時代からの影響が大きく、そう簡単には変えられないものでしょう。だからこそ、矯正を促したり片方が我慢したりするのではなく、二人で歩み寄りながら中間を目指すのがいいんじゃないでしょうか。
まとめ
以上、離婚の最大の原因は「お金」だ!ってことと、だからこそ「お金に対する価値観をすりあわせていこう」って話を書いてきました。
お金に対する考え方を理解するのは難しいものですが、良好な関係を続けるべく、わかりあう努力は欠かしたくないものですね。