記録的な猛暑が続いた2018年の夏、私はちょっと変わった取り組みをしておりました。それが「冷蔵庫なしで暮らす」ということです。
もともとは、部屋のモノを減らして電気代を抑えるために挑戦してみた暮らし方なんですが、気づくとこの暑い夏の間、毎年恒例だったはずの夏バテをしていないことに気づきます。「もしかしてこれ、冷蔵庫なしにしたおかげでは?」と思った話です。
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1.毎年夏バテに苦しむ体質だった
私は10代の頃から、毎年夏バテに苦しむ体質でありました。特に記憶に残っているのが高校3年生の受験生の夏。当時東京大学を目指した勉強していたものの、家が貧乏でエアコンが実家に1台もなく、暑苦しいなかで勉強しようとしていたんですね。
ところが、夜は暑さで十分に睡眠がとれず、その影響で昼間眠たくてしょうがなくて、さらに日差しのせいで集中力が散漫になってしまう…という悪循環にハマってしまいました。
今振り返ると、自宅で勉強することにこだわらず、図書館や自習室なんかに通ってエアコンが効いた場所で勉強すればよかったのに…と思うばかりです。そんなわけで、少なくとも高校3年生の頃から夏の暑さにやられやすい体質だったんですね。
さらにストレスが胃に来る体質でもありまして、緊張するとすぐに食欲が失せてしまったりもします。毎年の夏バテで一番ひどいのが胃痛と食欲不振で、いつもこの時期になると自宅でぐったりしているのが常でした。
2.記録的猛暑に関わらず、夏バテせず
ところでこの記事を書いている2018年の夏は、都内で初めて40度を記録したり、40度超えを記録した回数が何十回にも上ったというかなりの猛暑の年でした。私が住んでいる都内でも、体感温度が39度とか40度とかが連日続いていましたし。
おかげでエアコンが毎日フル稼働しており、電気代は高くなるし、ベランダにはエアコンから出る水がたまってコケが生えてくるしと、かなり異例の暑さでありました。
しかし、こんな猛暑のなかにあって今年の私の体は、どうも夏バテにならなかったようなんですよ。毎日ちゃんと食欲があるし、胃腸の調子も悪くない。夜眠れないってこともないし、体力の低下も感じられませんでした。「なんかおかしいぞ?」なんて思ってしまうくらい。
んで、去年までと今年とで、ライフスタイルのなかで大きく変わったことって何だろうと考えてみたときに、「冷蔵庫がない」ことが原因なんじゃないかと思い当たったんです。
3.冷蔵庫なしの暮らしが幸いしたかも?
当ブログで何度か書いているとおり、2018年5月に引っ越しをして以来、ずっと冷蔵庫を置かない暮らしを実践しておりました。冷蔵庫を置かなければ、強制的に毎日買い物に行かなければいけなくなるんで、運動不足を解消しつつ、加工食品を減らせることを期待してのことでした。
冷蔵庫を置かないってことは、冷たいジュースやアイスクリームなんかを気軽に食べられないってことでもあります。体を冷やし、胃腸を冷やしてしまうものを口にする機会がめっきり減ったんですね。
私が自宅で水分補給する際は、水道水でつくった常温のプロテインか、2Lのペットボトルに入った常温のお茶しか飲んでおりませんでした。まれに買い物ついでにアイスクリームを買ったり、冷凍のブルーベリーを購入して食べたりもしますが、毎日食べることはありません。
こうして常温以下の冷たいものを食べることができない「冷蔵庫なしの暮らし」が、毎年恒例だった夏バテを回避することに役立ってくれたのかも…と思うわけです。
まとめ
以上、冷蔵庫なしの生活のおかげで、毎年恒例だった夏バテを回避できたぞ!って話を書いてきました。
とはいっても、今年は去年よりもストレスが少ない仕事スタイルになっていますし、毎日買い物にいくことで運動量も増えました。こうした要因から夏バテを回避できた可能性もありますんで、断言するのは難しいところ。
ですが冷蔵庫を置かないことで、体を冷やす冷たい食べ物や飲み物を減らす結果につながったのは、まぎれもなくいいことでありましょう。冷蔵庫を処分する…ってのは難しいかもしれませんが、興味がある方は、まず冷蔵庫の電源を切ってみてはいかがでしょうか?