当ブログでも、よく「広告ブロッカー」を取り上げているとおり、私はブラウズの際には常に広告ブロッカーをオンにしておかないと気がすまない人間だったりします。
今回は私がMacで使っている高機能な広告ブロックアプリ、「AdGuard for Mac」についてレビューを書いていきます。
- 1.ブラウザ拡張機能ではなくアプリとして動作する「AdGuard for Mac」
- 2.Chrome、Safari、アプリ内広告もブロック
- 3.月103円と低価格だが、年額プランしかないのが残念
- まとめ
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1.ブラウザ拡張機能ではなくアプリとして動作する「AdGuard for Mac」
Adblock PlusとかuBlockとか、PC向けの広告ブロッカーはいくつか存在します。ですがそのほとんどがブラウザの拡張機能として提供されていて、たとえばChromeの拡張機能としてインストールしないと効果を発揮しない…というものでした。
一方のAdGuard for Macは、常駐アプリとして動作し、インストールしたMac上で表示されるすべての広告をブロックしてくれます。Chromeに拡張機能を入れて、Safariにも入れて、Firefoxにも入れて…という手間が必要なくなるわけですね。
さらにAdGuard for Macは、一種のセキュリティソフトとしても動作してくれるので、危険なページにアクセスしようとしたときには「危ないよ!」というメッセージを表示してくれたりもします。
広告ブロックだけでなく、ブラウズの安全性も高めてくれるアプリなんですね。
2.Chrome、Safari、アプリ内広告もブロック
AdGuardというアプリに関しては、Chromeの拡張機能や、Safariの拡張機能のほか、スマホ向けアプリとしてもリリースされています。以前は「iPhoneではAdGuardで広告ブロックしよう!」って記事も書きました。
それぞれの拡張機能やアプリの出来も申し分ないのですが、Macに関していえばAdGuard for Macを一つインストールするだけで、ほかの拡張機能は必要なくなるってのが便利であります。
1つのブラウザしか使っていない人にとってはあまり関係ない話ですが、ChromeにSafari、Firefoxとあれこれ使っている人にとってみると、拡張機能をインストールしたり設定したりする手間がなくなるのでうれしいところ。
これが実際にインストールしたときの画面です。インストール後は、メニューはすべて日本語化されますんで英語が苦手な人もご安心を。
もちろん「このページでは広告ブロッカーをオフにする」って設定も簡単です。AdGuard for Macをインストールすると、「AdGuardアシスタント」と呼ばれる機能が使えるようになります。
こんな感じで、ブラウザの右下にちょこんと出てくるボタンのことですね。これをクリックすると、30秒間広告ブロッカーを無効にしたり、ホワイトリストに追加したり、あるいは要素をブロックするオプションなんかが利用できるようになります。
これらは、一般的な広告ブロッカーでも使える機能ですんで、これまでに広告ブロッカーを使ってきた人なら直感的に扱えるはず。
これが設定画面のフィルター選択画面です。要はブラックリストですね。私は英語フィルタ(Base Filter)に加えて、スパイウェアフィルタとか迷惑要素フィルタも有効にしています。
フィルタの数を増やしても、Macそのものやブラウズがまったく重くならないのがAdGuard for Macのいいところ。
3.月103円と低価格だが、年額プランしかないのが残念
AdGuard for Macは、14日間の無料期間が設けられている有料アプリです。年額プランか買い切り型かの2種類から購入方法を選ぶことができて、年額プランだと月あたり103円+税で使える、比較的安価なアプリになります。
ただ月額プランはないので、支払時には1230円+税が必要になります。1ヶ月あたり100円弱とお安いですが、12回分前払いなのでなんだか高く感じられますね。
ちなみに、買い切り型の永久ライセンスは2955円+税。2年以上使うなら買い切り型のほうが安い…って計算になります。
なお、AdGuardの公式ブログでは、定期的に30%オフのクーポンを配っています。2018年9月18日のブログ記事でもクーポンが配布されており、これを使うと年額プラン861円+税、買い切り型が2068.5円+税とお安くなります。
私はひとまずクーポンを適用して、PayPalを使って年額プランに申し込むことにしました。来年の今頃も使い続けていたら、買い切り型に移行しようと思っております。
まとめ
以上、Macの広告ブロッカーにAdGuard for Macを試してみたぞって話を書いてきました。
これまで数日間使っておりますが、拡張機能を使うよりもメモリやバッテリーへの負荷が少なく、動作も軽くて非常に優秀なアプリのように感じています。
私はたまにSafariでブラウズすることがあるんですが、もちろんその場合にもバッチリ広告をブロックしてくれます。海外のサイトを巡っていて、変なリンクを踏んでしまったときにも「WARNING!」って警告してくれて安心ですしね。
維持費は決して高くないので、Macで広告ブロッカーを使っている人は、AdGuard for Macを試してみてはいかがでしょうか。