私は2年前、それ以前まで使っていたiPhone6からiPhone7へ機種変更しました。10代の頃から一貫して2年ごとにキャリアや端末を変えてきた私でしたが、今後はスマホの買い替えをしないことに決めています。
というのも、電話してSNSをしてゲームをするだけの端末にしては高すぎるってのと、iPhone7以降の新型モデルに魅力を感じないって理由があるからです。
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1.消費端末にしては高価すぎる
以前の記事で取り上げたことがありましたが、ちきりんのブログで紹介されているおもしろい考え方の1つに、「消費端末と生産端末」ってのがあります。
デジタル情報端末には、大きく分けて「生産のための端末」と「消費のための端末」があります。
生産端末とは、仕事や調査や勉強をし、コンテンツを生みだすための端末で、「稼ぐための端末」です。
消費端末とは、情報を見たり遊んだり、ショッピングをしたり友達とつながったりするための端末で、「稼いだお金と時間を使うための端末」です。
参照:http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20160509
具体的には、生産端末=パソコンです。オフィスワーカーの方なら、「仕事=パソコンでいろいろやること」って前提があると思いますんでわかりやすいと思います。
一方で、生産端末=スマホです。ごく一部の人たちを除けば、スマホだけでお金を稼いでいるなんてことはありませんよね。パソコンでやれる作業を、ムリしてスマホでやるってことはあるでしょう(メールの返信とか資料作成とか)。
しかし、時間あたりの効率って観点から考えれば、スマホを使うよりもずっとパソコンを使う方が生産性が高くなります。
んで、生産端末と消費端末のどっちが大事かって言ったら、100%生産端末のはずです。言い換えれば、おもちゃよりも仕事道具にお金をかけるべきだ、ってことですね。
ですので、私にとっての消費端末であるスマホにかけるお金は、少なければ少ないほどいいってスタンスになります。スマホで暇つぶしする人を卑下するわけではありませんが、こんなおもちゃに月1万のお金を払うなんてバカらしいんじゃないか、と。
2.モバイルSuicaが使えるならどのiPhoneでもOK
とはいえ、iPhoneが便利なのは単なるおもちゃではないことです。個人的にすごく便利なのは「モバイルSuicaが使える」ってこと。特にモバイルSuica特急券の便利さは、一度慣れたら手放せないレベルですから。
高画質な写真を撮影できるってのも、ブログを運営するって立場からするとありがたいことですしね。まあ、これはiPhoneではなく格安なAndroid端末でも代わりないことなんですけど。
ただ、私のメインの生産端末であるMacとの連携を考えれば、やっぱりiPhoneは手放せないところ。
しかし、iPhone7以上の機種に変える必要は、もはやないな〜と思うんです。だって、たとえばiPhone8で変わったところって、後ろがガラス製になって非接触充電ができるようになったくらいのもんでしょ?
iPhone7で実装されたFelicaのように、暮らしの生産性を劇的に上げてくれるような機能が追加されたならまだしも、その程度のマイナーチェンジなら変える必要ないしね、って考えるわけです。
3.その分、Macにお金を使いたい
2年ごとにiPhoneを買い替えることをやめたとしたら、iPhone本体が10万円だったとして、2年で10万円くらいは節約できるって考えることもできます。
その10万円を、私は最新のMacを買うことに費やしたいって思っています。Macは生産端末側の製品ですんで、いいものを買えばそれだけ収入の直結してきます。
iPhoneを買うことが消費であるって考えれば、Macを買うことは投資といえるでしょう。私は積極的に投資をしていきたい。だから単なる消費にしかならない支出は、できるだけ減らしたいなって思うわけです。
まとめ
以上、2年ごとにiPhoneを買い替えるのをやめる理由について書いてきました。
私は「今持っているiPhone7が最強だ!」なんて考えていますが、これには酸っぱいブドウ的な見方も含まれているのでしょう。iPhoneXなんて高価なモデルには手が出ないもんだから、あんなのは不要だ!って考えたり。
とはいえ、毎月の高額な通信費を減らして、より多くのお金を投資に回せるようになる考え方であるのは間違いないでしょう。2年ごとにiPhoneを買い替えているって方は、この機会に見直してみるといいかもしれません。