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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

秋冬生まれは朝型人間、春夏生まれは夜型人間になる…かも?

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When 完璧なタイミングを科学する』という本を読んでいたら、すごく興味深い記述に出会いまして、それは「秋冬生まれは朝型人間に、春夏生まれは夜型人間になりやすい」というものでした。

周りの人間関係を見直してみると、「確かにそうかも!!」と思えるものでしたんで、今回はこの話を書いていきます。

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1.誕生日が寒い時期か暖かい時期かで、生活スタイルが変わる?

秋か冬に生まれた人は、生来のヒバリ型である可能性が高く、春か夏に生まれた人は、生来のフクロウ型である可能性が高いという

When 完璧なタイミングを科学する』の前半で、このような記述に出会いました。フクロウ型ってのが夜型人間で、ヒバリ型ってのが朝型人間の言い換えです。

つまり、秋冬生まれは朝型人間の可能性が高く、春夏生まれは夜型人間の可能性が高いってことですね。

これはどうも、秋冬のように日照時間が短い季節に生まれると、少ない日光を効率的に浴びるために早起きするようになり、そうでない春夏生まれは朝ゆっくり起床するってのが原因っぽい。

論拠になっているのは1999年*1と2005年*2のやや古い論文ですが、メカニズムを知ると「なるほど〜」と納得できますよね。

私は9月の秋生まれでして、どちらかというと朝型人間の傾向があります。夜遅くよりも朝早くのほうがパフォーマンスが高まるタイプ。

逆に私の彼女は3月の春生まれで、彼女は根っからの夜型人間であります。私は朝に元気なのに、彼女は夜に元気なタイプなもんで、よく生活スタイルがすれ違ってケンカにつながったりもします。笑

こういう体験談があるんで、誕生日によって朝型か夜型かが決まるって説は、大いに納得できるものなんですよね。これをお読みの方自身や、その周りの人間関係を見てみても、だいたい似たような傾向があるんじゃないでしょうか?

2.年齢によっても、生活スタイルは変化する

なお、生活スタイルが変わるのは誕生日の時期だけでなく、年齢も関係してきます。

つまり高校から大学の年頃はフクロウ型に偏るように、 60 歳以上と 12 歳以下はヒバリ型に偏るのだ。

誰でも経験があると思いますが、10代前半くらいまでの子どもの頃は、ずっと朝型人間だったはず。10代後半から20代にかけて夜型人間に傾き、50〜60歳以上になると朝型人間になる傾向があります。

実際に私も、大学受験生だった頃は深夜2時くらいまで起きて勉強していたことがありまして、当時は極端な夜型だったな〜という思い出があります。

逆に田舎のじいちゃんばあちゃんをみてみると、超早寝早起きだったりするんですよね。人間は子どもの頃と年を取ってからは、だいたい朝型人間になる動物なのでしょう。

ちなみに、女性より男性の方が夜型人間の傾向が強い…なんてデータもあるんだとか。誕生日や年齢・性別から考えて、自分が夜型・朝型どっちの傾向が強いのかを調べると、理想的な生活スタイルを選べそうですね。

3.休日の過ごし方で朝型・夜型を見分ける

ところで、自分の今の生活スタイルが朝型・夜型のどっちなのかを見分ける簡単な方法が紹介されています。

休日(または仕事のない日)は何時に起きるだろうか? もし平日と同じ時間であれば、あなたはおそらくヒバリ型だ。平日より少し遅ければ、おそらく第3の鳥型だろう。かなり遅いならば──1時間半以上──おそらくフクロウ型だ。

要は、早起きする必要がない日に、どれだけ朝ゆっくり寝ているか、ってことであります。平日と同じくらいなら朝型、1時間半以上開きがあるなら夜型。その中間ならどちらでもない人ですね。

いつも6時に起きている人が、休日は昼の12時まで寝ている…みたいな話を耳にしたことがありますが、そういう人たちは夜型人間の傾向にある(または極端な寝不足)のでしょう。

ちなみに私は、起きる時間はほぼ一定。やっぱり朝型人間なんでしょうな〜。

まとめ

以上、秋冬生まれは朝型人間、春夏生まれは夜型人間になる傾向があるぞ、って話を書いてきました。

自分の誕生日や年齢をもとに考えれば、自分が朝型人間(午前中の早い時間帯に集中力のピークがやってくる)なのか、夜型人間(午前中の遅い時間や午後に集中力のピークがやってくる)なのかを知ることができます。

それをもとに1日にスケジュールを考えると、効率的に仕事ができるかもしれませんね。