花粉症対策とエアコンのカビ対策、ついでに隣の部屋の生活音を遮るべく、先日新たに空気清浄機を導入しました。
シャープの小型加湿空気清浄機(型番:KI-GS50-W)なんですが、1週間経つのでこの製品のいいところ、ダメなところをまとめました。
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◎湿度表示で冬の乾燥対策
まずこの空気清浄機を置いてよかったと思う一番のポイントは、実は「湿度の表示機能」でした。イヤなニオイが消えるとか、帰宅してみたら空気が爽やか…とかじゃなくって、50%とか60%と部屋の湿度が表示される点であります。
というのも、私は冬になるといっつも乾燥肌に悩まされるタイプだったから。にも関わらず、これまで温度計とか湿度計を置いていなかったもんで、うまく加湿ができなかったって面があります。
しかしシャープの加湿空気清浄機が加湿機能を備えているおかげで、モニターで湿度表示してくれて部屋の快適さを調節しやすくなった…ってのが、この空気清浄機を買って一番のメリットでした。…それなら湿度計だけ買えばよかったじゃんって話ですね。笑
○サバ缶の生臭さもバッチリ
さて、次は空気清浄機のメイン機能についての話です。
あいにくまだ花粉のシーズンに使ったことがありませんので、花粉症の軽減につながるかは不明。しかしニオイの軽減機能はしっかり働いているように感じます。
具体的には、最近私は健康を考えてサバ缶を食べるようになったんですが、食後の魚臭いニオイが気にならなくなった…くらいの消臭効果です。家のドアを開けた瞬間に、「市場みたいや…」とテンションが下がることがなくなりましたね。
○静かすぎず、うるさすぎず
私が空気清浄機を購入しようと思った理由に、「騒音発生器として使って、隣人の生活音を減らしたいから」ってのもありました。
以前のブログで書いたように、私が今住んでいるアパートの壁が薄くって、隣の部屋の生活音が響いてくる部屋なんです。自力で防音シートみたいなのを設置しようかとも考えたんですが、あまりにも手間とコストがかかりすぎるんでNG。
だったら騒音は騒音でうち消そう!と考えて、やや強めに空気清浄機を設定し、ファンの雑音で相殺を図っています。静かすぎると騒音軽減に役立たないし、うるさすぎると寝るときにジャマ。この空気清浄機は、どちらでもなくいい感じの稼働音だったので好評価です。
○上面と前面、2方向で空気を循環
もうすぐ冬を迎えるシーズンにこの空気清浄機を買ったんですが、我が家にはエアコン以外の暖房器具がなく、今年はエアコンのみで寒さを乗り越えようと考えております。
すると大切になるのが、いかに空気を循環させるかでしょう。サーキュレーターを使えばそこそこ空気の流れができますが、この空気清浄機を使えばもっと効率的に循環させることができます。
なぜなら、上部と前面の2方向から風が出るようになっているから。本体裏側から吸い込んだ空気を上や下に循環させて、いい感じに温度調整してくれそうです。ありがたい。
×加湿機能はいらない
続いて、ダメだなって思った点について。まず大きいのは加湿機能はいらない!ってことです。この空気清浄機の加湿機能は、気化式っていってフィルターに含ませた水分を風に乗せて吹き出すシステムです。
個人的には、この気化式とか超音波式のような加湿器って、すぐカビが繁殖すると考えております。なので、私が加湿に使うなら絶対にスチーム式。沸騰したお湯から出る蒸気の力で加湿するので、煮沸消毒されて清潔だからですね。
というわけで、この空気清浄機の加湿機能は、将来的にも100%使用予定なし。シャープが加湿機能なしでHEPAフィルターを搭載した空気清浄機のラインナップを増やしてくれるとありがたいんですけども…。
×思ったよりデカい
私はこの空気清浄機の実物を見ることなくAmazonで注文したもんで、実際のサイズを考慮していなかったんですね。んで、いざ自宅に届いてみると、「かなりデカいなあ〜」というのが印象でした。
比較対象としては微妙ですが、隣に自転車を並べてみました。大人用自転車のホイールと同じくらいの高さがあります。イメージの1.5倍くらい大きかったですね。
上から見たときの縦×横サイズは非常にコンパクトなんですけども、高さがかなりあるんで圧迫感も強め。加湿機構のために大きめなスペースを占有していると思われます。ここでもやっぱり加湿機能が憎い…。
まとめ
以上、シャープの空気清浄機KI-GS50-Wを使ってみたレビューを書いてきました。今ではクラウド接続に対応した新型モデルも出ていますが、私はこの機種で十分満足。
電気代が気にならずニオイも軽減してくれて、なにより騒音を打ち消す心地よい雑音がありがたかったです。乾燥する季節も花粉症の季節も、ガンガン使っていく予定。
同じモデルを買おうか検討している方は、サイズを入念にチェックしつつご購入ください〜。