今年の5月ごろ、それまで住んでいた仙台から八王子に引っ越しまして、その際に冷蔵庫を持たない暮らしをスタートしておりました。そんな暮らしが半年続き、ほとんど不便に感じることがなかったことに驚いております。
今回は冷蔵庫なしの暮らしで私が送っていた食生活や、食材の保管場所、ぶっちゃけ困ったことなんかを書いていきます。
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TL;DR
冷蔵庫なしでもほぼ不便はせず。ただし特殊な食生活を送っていたので参考にはならないかも。
毎日スーパーへ行って健康的な食材購入
まず前提として、冷蔵庫を処分したきっかけってのが毎日運動したいからということでした。在宅で働くフリーランスっていう私の立場上、どうしても家に引きこもっていることが多くなります。
すると私の性格を考えれば、ひどい時には1週間の間一度も外に出ない…なんてことも想定できるので、運動回数や自然との接触回数を増やすべく、毎日買い物をせざるを得なくなる冷蔵庫なし生活を始めたわけです。
加工食品を避け、できるだけ生の食材をチョイス
というわけで、私の基本的な食事は、近くのスーパーやコンビニで毎日購入するのがルールになっていました。時期によって多少メニューは異なりますが、
- 冷凍食品系(ブルーベリーなどのフルーツ、ブロッコリー、ほうれん草など)
- 卵
- ツナ缶、サバ缶
- ナッツ
- スルメ
- 果物(りんご、バナナ、梨とか)
- 納豆
- ヨーグルト
- プロテイン
上のような食材を買っていました。冷凍食品系は自宅に戻ってすぐに食べるんで、アイスクリーム代わりとして夏場は重宝したものでした。納豆・ヨーグルト・果物なども同様に、帰宅後すぐに食していました。
卵や缶詰、ナッツ、スルメあたりは、主に無添加かつ常温保存が可能って観点からチョイスしております。冷蔵庫がないからといって、加工食品をを増やしたくはないってのが私のモットーでしたから。
とはいえ、1週間ずっとこの食事ってわけではなく、週に1回くらいコンビニのお弁当を食べたり、スーパーのお惣菜を買ったりもしていました。たま〜に食べる自分へのご褒美ってやつですね。
安価な炭水化物はあえて食べず
一般的に一人暮らしの自炊っていうと、お米を炊いたりインスタントラーメン・カップラーメンを食べたり、パスタを茹でたりすることが多いと思います。
そうした食事をしていれば食費が浮いて家計が助かるって側面はあるものの、加工食品を摂取したくない私からすると微妙にNG食品。ほとんど口にすることはありませんでした。調理に時間もかかりますしね。
乾麺のうどんやそうめんを買ってきて茹でて、卵を4〜5個一気に消費する際に食べていた時期はありましたけども。
ちなみに現在では、たんぱく質と食物繊維の摂取量アップを目指して、「生食」の食生活を送っています。
食べ物の保管は、シンク下(乾燥剤完備)
冷蔵庫がなくなっても、調味料や常温保存系の食材を置く場所をつくっておかないといけません。食材置き場として、当初は100円ショップで買ったバンカーズボックス的なものを使っていました。
要はダンボール製の書類保管ケースですが、中に食べ物と一緒に乾燥剤を入れて湿気を防止。主に調味料と卵、乾麺などを入れていました。
そのボックスをシンクの横に床置きしていたんですが、そのうちシンクの下に移動させることにしました。
シンク下っていうと、どうしても湿気が気になって食べ物を置きたくないタイプだったんですが、乾燥剤を置きまくることで無理やり解決させることに。
バンカーズボックスは保管庫としておすすめ
今も少し湿気が気になりますが、部屋がすっきりするんでしばらくはこの状態をキープする予定。シンク下はともかくとして、バンカーズボックスを食材保管に使うのはおすすめですよ。
ダンボール製なのでそこそこ吸湿性があり、そこそこ通気性もいいでしょうから。
冷蔵庫がなくて不便に思ったこと
最後に、冷蔵庫がなくて不便に思ったことについて。
1.食費が増える
一番不便というか困った点は、食費がかさんでしまうことですね。冷蔵庫があれば冷凍のフルーツや野菜、納豆やヨーグルトなんかをまとめ買いして単価を安く抑えられると思うんですが、毎日買い物に行く場合はそこそこエンゲル指数が上昇します。
私はあんまり多くありませんでしたが、毎日買い物に行くことでついで買いをしてしまい、無駄遣いにつながるってことも否定できません。
とはいっても、私が健康志向でお金のかかる食生活を送っているってのも要因の1つなんですけどね。
2.冷たい飲み物が手に入らず、水出しのお茶がつくれない
あとは、最初の頃は冷えた飲み物が手に入らないんで不便に思ったこともありました。暑い時期には冷たいお茶が飲みたかったけど、冷蔵庫がないので常温のお茶か熱いコーヒーのみ。
食費増加にもつながりますが、水出しの麦茶なんかをつくることもできないので、ペットボトルのお茶代がかさむ面もあります。今では水道水を飲むことが多くなりましたけど。
3.原則、一度に全部食べきる必要がある
あとは納豆やヨーグルトといった要冷蔵のものを買うと、1日で食べきらないといけないっていう不便さもありましたね。
納豆やヨーグルトって3〜4個に分かれているものが多く、夏場に常温で放っておくと傷んでしまうため、すぐに食べる必要があるからです。
…そんな感じでいろいろと不便なところはありましたけども、致命的に不便ってわけでもありませんので、ちょこちょこ我慢することで冷蔵庫なしの生活を送ることができました。
冷たいものをほとんど口にしなかったおかげで、例年の夏バテっぽい体調不良は見られませんでしたし、おそらく電気代も節約できたんじゃないかと。トータルに見れば、冷蔵庫をなくしてよかったと思えるのでした。
まとめ
以上、冷蔵庫なしで夏を乗り切ったぞって記事を書いてきました。
あくまでも男性の一人暮らし、かつ健康意識が高くてちょっと変な食生活を送っている人のケースですので、あんまり参考にならないところも多々あるでしょう。
それでも、毎日体を動かしたいっていう当初の目的は達成。たとえ雨の日でも1日に必ず1回、買い物に行く習慣が身につきました。
今後パートナーと同棲したり、子どもができたりしない限りは、冷蔵庫を所有することはないだろうな〜と思っております。