もう5年くらい前になるんですけども、私は受験生の頃、特に英語が得意科目の1つでセンター試験でも9割の得点率をあげた記憶があります。当時の英語力を支えた参考書はいくつもあるんですけど、中でも役立ったのが電子辞書です。
英和大辞典が入っており、片手操作可能な「WORDTANK A502」というモデルが、非常に便利だったのでそのことをメモしておきます。
WORDTANK A502のおかげで英語学習が捗った
電子辞書というと、ノートPCのように2つ折りにできるクラムシェルタイプが主流です。「電子辞書」といわれてイメージするのは、ほぼ100%このタイプになるでしょう。
液晶がキレイでタッチパネルに対応し、音声で読み上げる機能もついているためリスニングにも最適と、豊富な機能が加わってさらに使いやすくなっている印象があります。
ただこのタイプの電子辞書って、卓上で使う分には安定感があって使いやすいものの、ベッドやソファなど寝転がって使おうとすると非常に使い勝手が悪いと思うんです。
下手に重さがあるせいで平らなところ以外だと安定しないですし、手に持って使うには大きすぎる。そんなデメリットを見事に解消したのが、「WORDTANK A502」というモデルでした。
大英和辞典&使用シーンを問わないミニサイズ
電子辞書といえばカシオかシャープが2大メーカーですが、WORDTANK A502はキヤノン製の電子辞書。今はもう生産中止になっているっぽいのが残念なところ。
WORDTANK A502のメリットは、大きく2つあったことを覚えています。
1つは、片手で操作できるコンパクトサイズなこと。スマホのようにアルファベットキーを操作して単語を検索できるので、電車の中で片手がふさがっている状態でも使えるし、ベッドの上で寝転がって洋書を読んでいる時にも使えるわけです。
もう1つが、「ジーニアス英和大辞典」がコンテンツとして収録されていることです。普通の高校生向け電子辞書って、単に「○○英和辞典」が入っていることが多いんですよね。この電子辞書に入っているのは英和大辞典で、より多くの単語や詳しい解説が期待できるのがメリット。
ベッドでリーディングする際の辞書として愛用
私が実家で受験生として英語の勉強をしていた頃には、机に向かって勉強している時はもちろん、気分転換にベッドで英語学習している時にも活躍してくれました。1万円ほどで買えて割安なので、受験生でも手が出しやすかったですし。
残念ながら現在は中古でしか手に入らないので、もし今購入するのであれば、シャープの「PW-SB6」が購入候補になるかなって思います。英和大辞典が収録されており、ヒンジ部分が360度回転してコンパクトになるところが高評価。
あるいは、英和大辞典は入っていないものの、WORDTANK A502とよく似た形状で片手操作ができる「PW-AC10-W」も候補になるかも。今後電子辞書が必要になった場合には、これらのモデルを検討しようと思ったのでした。