私は以前からKindle Oasisを読書用の端末として使ってきましたが、先日8インチのAndroidタブレット「MediaPad M5 8.4」も購入していました。
Kindle端末とAndroidタブレットのKindleアプリ、どっちが使いやすいのだろうかと考えてみたことをメモしておきます。
Kindle Oasisのほうが優れているポイント
Kindle Oasisに関しては、「夜寝る前の読書に最適」ってのが大きなメリットだと思っています。バックライトではなくフロントライトを使用して、目に優しい表示になっているってのは嘘ではなく、夜の入眠を妨げないのがうれしいところ。
一時期はMediaPad M5 8.4の方を寝る前の読書用に使っていたことがあるんですが、こちらは光が眩しすぎるのか、読んでいるうちに目が冴えて眠れなくなってしまったことがよくあったんですよね。
読んでいたのは固めのビジネス書だったので、本の内容がそこまでおもしろかったってわけではないはずなんですけど。
逆にKindle Oasisの場合は、どんなにおもしろい小説を読んでいたとしても、30分も読んでいれば自然と眠くなってきます。フロントライトをつけて画面は明るくしているものの、入眠の妨げになることはない様子。寝る前によく本を読む私にはありがたい点です。
また、私は集中力がなくよく気が散ってしまうタイプなので、Androidタブレットのようにゲームやネットサーフィンができてしまう端末よりも、読書のみに特化したKindle Oasisの方が向いているようにも感じています。
Kindle Oasisの場合は、表示がもっさりしていてマンガや雑誌を読むのに向きませんが、その分ビジネス書を読んで勉強する機会が増えるってことでもありますしね。
MediaPad M5 8.4のほうが優れているポイント
私はMediaPad M5 8.4に、FUJIWifiで200GBプランを契約したSIMカードを挿入してテザリングをオンにし、Wifiルーター的な役割を持たせて使っています。このFUJIWifiの回線が今の自宅のメイン回線になっているので、私にとっては欠かせない端末の1つ。
また、個人的にはスマホであれパソコンであれイヤホンであれ、ガジェット類はできるだけ数を減らしたいと思っている人間だったりもします。
というわけでMediaPad M5 8.4をWifiルーター兼読書用端末として使い、Kindle Oasisを断捨離することができると、私としてはすごくスッキリした気分になるんですよね。
要は、「複数の端末の機能をまとめて、1台で代替できる」ってのがAndroidタブレットを使うメリットなんじゃないかと。動作もキビキビしているので、読書中にストレスを感じることは少ないですし。
「AndroidだとゲームやSNSをしたくなって気が散る」って悩みは、Kindleアプリだけをピン留めする「画面の固定」機能を使い、Kindle以外は起動できない状態にすると解消できるかもしれません。
結局、どっちを選ぶべきか
私はKindle Oasis→MediaPad M5 8.4の順番で入手していましたが、今からどちらか一方だけ選べと言われたら、「MediaPad M5 8.4」の方を選ぶかなって思います。
Kindle端末も読書には便利ですけど、USB-Cに対応していて、SIMカードを挿してテザリングできて、音声入力にも対応できるAndroidタブレットには及ばないのかな、と。
もちろん趣味として使うならKindle Oasisは優秀な端末ですので、「ガジェット類が多くなってもいいから、読書用とそれ以外とで使い分けたい」って場合には、両方を購入するのもおすすめです。