1台のパソコンで、固定回線のWifiとモバイルルーターのWifi、2種類を使う…みたいな方法にしている人は私だけじゃないはず。でも、毎日毎日2つのWifiを切り替えるのって意外と手間になるんですよね。
そこで私は、2つのWifiのアクセスポイント名(SSID)を同一にして、簡単にWifiを切り替えられるようにしているぞって話です。
WiMAXとFUJIWifiを切り替えて使用
私が普段から使っているのは、FUJIWifiってところで契約した回線で、いわゆるレンタルSIMの1種です。FUJIWifiから送られてきたSIMをAndroidタブレットに挿して、テザリングすることでモバイルルーター化して使っております。
加えて、3年縛りがまだ解けていないWiMAXも併用しています。こちらは3日で10GBの制限はありつつも、月間の通信上限がなく夜間を避ければ無限にネットを使い放題になりますんで、高画質の映画を見る時なんかに使っています。
以前までは、このAndroidタブレットでのテザリングとWiMAX、それぞれに別のアクセスポイント名をつけて利用していました。
別々のSSIDだと設定が手間
しかし2つのWifiを同時に飛ばして使っていると、「今どっちの回線を使っているのか?」がわかりづらくなり、いちいち設定を開いてアクセスポイント名を確認する手間が生じていたんですね。
FUJIWifiの回線は、200GBまでという上限が決まっているので、高画質の動画を見る際にはできるだけ避けたい。かといってWiMAXを夜間に接続してしまうと、通信スピードが遅くなってストレスになる…。
そんな理由から、時間帯によって2つのWifiを切り替えるようにしていたわけです。
この方法を使っていると、Wifiの切り替えの手間がかかるだけでなく、新たなデバイスやガジェットを購入した時、初期設定に大きな手間がかかることにもなります。パスワードを2回線分入力しないといけないわけですから。
同じアクセスポイント名に揃えて接続しやすく
そんな手間をかけるのはイヤだなと思って、私はAndroidタブレットでのテザリングと、WiMAXルーターの2つのアクセスポイント名を、まったく同じものに設定することにしました。もちろんパスワードも同一のものを使用します。
すると、いちいちパソコンやスマホでWifiを切り替えることなく、AndroidタブレットまたはWiMAXルーターの電源を落とすことで、自宅の端末の接続先を、すべて一括で切り替えられるようになります。
「タブレットとルーターの電源を落として切り替えれば、アクセスポイント名を同一にする必要はないのでは?」と思えますが、初期設定時に必要なパスワードも1種類だけになって、入力の手間も省けるってメリットが大きいかもしれません。
あとは家に人を招いてWifiを貸してあげる時にも、2つのパスワードを教えることにならず便利ですしね。
便利に使える人は限られるかもしれませんが、SSIDを同一にして2つのWifiを使うって方法を試してみてくださいー。