今でこそすっきりとしたミニマリストな生活を送っている私ですが、数年前までは物が多くて散らかった部屋に住み続けていました。
いろんな断捨離本に出会って持ち物を処分することができましたが、理想の部屋のロールモデルになったのはビジネスホテルのすっきりとした部屋かもな、と思った話です。
いきなり断捨離は難しい
「断捨離しよう」「すっきりした部屋で暮らそう」と考えても、最初からいきなり片付けを始めてしまうと、途中で挫折する可能性が高くなります。何度も断捨離してきて思うことですが、物を処分するのって非常に体力を使うことなんですよね。
持ち物を物理的に動かすという点でもそうですが、「これはいるかいらないか」と判断を下す際の精神的なエネルギーが膨大で、断捨離の後、体は元気だけど頭がぼーっとするという経験をしたのは1度や2度ではありませんでした。
そんな重労働を気軽に始めてしまうと、どうしても途中でやめたくなってしまうことが多くなります。片付けの途中で見つけた漫画を読みふけってしまったり、おやつタイムがそのまま昼寝タイムにつながってしまうのも自然なことでしょう。
まず完成図をインプット
そうならないために個人的に大事なんじゃないかなと思うのが、片付けをした後の最終的な完成図をイメージしておくことです。理想の部屋の状態を明確にインプットできれば、それをモチベーションに片付けを終わらせることができるのではないかと。
具体的には、ビジネスホテルの整理整頓された部屋をイメージするのがおすすめ。和室なら、旅館のすっきりした部屋を連想してもいいかもしれません。
ホテルや旅館の部屋って、ムダなものがなくて必要最小限のアイテムだけが揃っているわけですから、断捨離のお手本として非常に役立つと思うんですよね。
ホテルのイメージをもとに断捨離スタート
最近ホテルに泊まったことがある人なら、その時のことを思い出して断捨離に取り掛かる。そうでない場合には、まず近くのビジネスホテルを予約してみてはいかがでしょうかー。
「こんな暮らしがしたいなー」って部屋が具体的にインプットできていると、断捨離もはかどるはずですよー。