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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

カフェでしか作業できないなら、部屋をカフェ風にしよう

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学生時代、「家だと勉強できないんだよね〜」と、図書館やカフェに足を運んで勉強をしていた人をたくさん目にしてきました。かくいう私もその1人で、自宅だといろんな誘惑に負けてしまい、集中できないんだよなという経験をしたことがありました。

しかし今では、カフェや図書館にいる時と同じくらい、自宅でも集中して作業ができていると感じています。その理由は、「カフェと同じように誘惑が少ない部屋をつくった」ことにあります。

試験前だけ激混みだった大学の図書館

私は大学時代、公認会計士の資格を取得するために勉強していた時期がありました。結局その目標は挫折してしまうんですが、資格の勉強に関して今でもよく覚えていることがあります。

それは大学の試験前後の図書館の混み具合です。当時から私は自宅で勉強ができないタイプだったんで、朝早く大学の図書館へテキストを持ち込んで、勉強するというのが日課になっていたんですね。

普段はガラガラでシーンとしていて、いい席も取り放題。快適に勉強できる環境がありました。しかし試験前になると、席が1個も空かないくらい大勢の学生で図書館が埋まっていました。

「ああ、自宅で勉強できないのは自分だけじゃないんだな」としみじみと思った瞬間でした。

カフェや図書館でしか勉強ができない理由

んで、どうしてカフェとか図書館といった場所にわざわざ足を運ばないと勉強が進まないのか、ってことを考えてみると、やっぱり「自宅には誘惑が多すぎる」ことがあげられると思うんですね。

テレビや漫画がいつでも読める環境にあり、かつ掃除とか洗濯のようにやるべき家事が残っていることにも意識が向いてしまうと、どうしても勉強に集中することは難しくなるでしょう。

要は選択肢が多すぎるんですよね。勉強か、テレビか、漫画か、掃除か、洗濯か、それとも昼寝か。仮にルーレットでやることを決めたとして、6分の5の確率で勉強以外のことをやることになるわけですから、勉強に身が入らないのは当然。

一方でカフェや図書館なら、やれることが限られています。勉強か、休憩か。その2択ぐらいしかないと考えれば、2分の1の確率で勉強に取り組むことができます。だったら、自宅でもやるべきこと(選択肢)が少ない環境を作ればいいんじゃないか、という結論に至ります。

選択肢が減るように部屋を作ってみよう

自宅にはできるだけ物を置かないようにして、流行の「ミニマリスト」を目指して所有物をどんどん減らしていく。部屋の掃除はルンバに任せて、テレビや漫画の本棚も処分。乾燥機付きのドラム式洗濯機を買えば、洗濯物を干す作業からも解放されます。

すると、どんどん選択肢が減っていき、勉強に向き合える可能性が高くなるというわけです。

私がよく例え話に使うのが、「家具や収納が一切置かれていない部屋に通されたとして、本が1冊だけポンと置いてあったら、間違いなく読書するよね」って話です。

カフェのように選択肢が少ない環境で作業ができるよう、自宅もカフェのように改造していきましょう〜。