今月末でYahoo!プレミアム会員の無料期間が終了し、パ・リーグLIVEが視聴できなくなるので、別の乗り換え先として野球中継サービスを探していました。その候補として「パ・リーグTV」を使ってみたので、使いやすさや機能についてレビューしていきます。
1.3画面同時視聴機能について
「パ・リーグTV」を解約することで使える特徴的な機能として、「3画面同時視聴」があります。パソコン版からパ・リーグTVを利用すると、1つのページ内で3つの試合を同時に視聴することができるものです。
参照:https://tv.pacificleague.jp/page/pc/help/
ただしこの機能はあまり便利に使えるものではなく、毎日視聴するたびにサブ画面でどの試合を見るかを設定しないといけませんし、サブ画面を切り替えるたびにページの更新が発生して、割とフラストレーションがたまるんですよね。
これなら、パ・リーグLIVEとかDAZNとかを使って、3つのウィンドウを立ち上げてうまいこと配置した方が快適です。たとえばウィンドウの左半分は楽天の試合、右上でソフトバンクの試合、右下で日本ハムの試合を流す、みたいな。
これならミュートに設定したり解除したりすることで、ページの更新なしで実況・解説が流れる試合を切り替えることができますしね。
あと、パ・リーグTVはレスポンシブ非対応であることにも注意が必要です。もともとブラウザ版はパソコン用にしか提供していないってのもあるのか、ウィンドウサイズを小さくすると表示が崩れて中継が見切れるようになります。
2.マルチアングル機能について
マルチアングルVODって機能も、パ・リーグTVの特徴的な機能ですよね。ただ、私はこれを勘違いしていまして、中継の最中にカメラを自由に切り替えられるもんだと思っていたんですね。
たとえばずっとバックネット裏からのカメラで視聴し続けて、まるでその席に座っているような特別な感覚で中継を楽しめるもんだ、と。
もちろんそんなことはなくて、カメラを切り替えて視聴できるのは、注目動画に取り上げられるような過去のプレーのみ。守備でいいところがあったとか、三振でピンチを切り抜けたとか、そういうシーンですね。
個人的にはあまり過去のプレーを見返してもしょうがないと思っているので、この機能は私にとってはまったく不要なものでした。
3.実況・解説のオンオフ機能について
パ・リーグTVは、実況・解説をオフにして、球場の音声だけに設定することもできます。これは他のサービスにない機能なので、嫌いな解説者が出ている試合の時にオフにして使う…という使い方ができるかもしれません。
個人的には実況・解説は聞きながら中継を楽しみたいタイプなので、私にとっては魅力は感じられず。
ビジターゲームの実況・解説が聞きたくないって人には、重宝する機能かもしれませんね。
4.パ・リーグTVの契約はアリかナシか
以上を踏まえて個人的な感想で言えば、月1500円支払ってパ・リーグTVを使う価値はないかな、と思いました。ファンクラブ会員でも月1000円なので、競合と比べるとやっぱり割高。
それならパ・リーグLIVEか、もしくはRakutenTVでパ・リーグ見放題パックを契約したいかな、という印象ですね。パ・リーグTVの契約を考えている方は、参考にしてみてくださいー。