実は最近、MacでChromeではなくSafariを使って作業をしています。Safariでも概ね支障はないんですが、唯一「前(次)のタブを表示」のショートカットが使いづらかったので、BetterTouchToolを使って調整した話です。
Chromeのようにタブを移動したい
Macでタブ移動のショートカットを使いたいと思ったら、SafariやFinderなどでも[control+TAB]または[control+TAB+Shift]のキーを押す必要があります。
しかしChromeのタブ移動のショートカット[command+option+→(←)]に慣れてしまった私からすると、左手一本でタブ移動するってのがどうしても慣れることができず…。
設定アプリからSafariでだけショートカットキーを上書きして、[control+TAB]を[command+option+→]に、[control+TAB+Shift]を[command+option+←]に変更して使っていたんですね。
command+option+→(←)は競合あり
ところが、Safariで[command+option+→(←)]を使う場合、別のショートカットキーと競合してしまうことがありました。
具体的には、Googleスプレッドシートを使っているときにこのショートカットを使うと、[command+→(←)]と同じ挙動になり、右端または左端のセルにジャンプする操作になってしまうんですね。
するとどうなるかっていえば、Googleスプレッドシート以外のタブを選択しているときには次のタブ、前のタブに移動できるが、Googleスプレッドシートのタブを選択しているときにはタブの移動ができなくなってしまうわけです。
BTTで次のように設定してみた
これを解決するために、ショートカットキーを上書きするのではなくて、BetterTouchToolを使ってショートカットキーを置き換えるように設定してみました。
設定画面は上記のようになっています。Macの設定アプリと同じように、[control+TAB]と[control+TAB+Shift]のショートカットを、[command+option+→(←)]に変更している状態ですね。
こちらならGoogleスプレッドシートのセル移動のショートカットとは競合しないようで、[command+option+→(←)]を使ってもきちんとタブ移動してくれます。
もしくは、Chromeのタブ移動ショートカットとよく似た[command+Shift+]([)]でもSafariのタブ移動ができます。めんどうな設定をしたくない場合には、こちらのショートカットをメインに使うといいかもしれませんね。
というわけで、Safariのタブ移動のやり方で困っている方は、こんなやり方を参考にしてみてはいかがでしょうか〜。