3ヶ月の子犬を自宅にお迎えしてから3ヶ月。フリーランスとして仕事をしながら犬の世話をしてみて、「フリーランスこそ犬を飼うべきだよな!」って思った話です。
運動量が増える
私のように1日在宅で仕事をしているような人間が犬を飼育するようになると、運動量が爆発的に増えます。具体的には、これまで1日に3000歩歩けば多い方だった私が、犬の散歩を朝晩欠かさず行くようになって、毎日平均8000歩歩くようになりました。
外に出て歩くだけではなくて、自宅の中でも体を動かすことが多くなります。粗相をしたらトイレットペーパーを持ってきてウェットティッシュで拭いて…と、日々の活動量が多くなってくるんですね。
こういう犬の世話みたいな活動で増えるのがNEAT(非運動性熱産生)ってやつですが、これが増加することによって体の調子がよくなっているのを実感できます。
特に寝つきと寝起きがめちゃくちゃよくなりまして、夜は布団に入って一瞬で寝られるし、朝は一発でバチンと起床のスイッチが入ります。運動不足になりがちなフリーランスとしては、犬を飼って強制的に運動せざるを得ない状況に追い込むのは効果的ですね。
会話が増える
私が愛犬をお迎えするまでは、1日に一度も声を発しない…なんてこともよくありました。夜にお笑い番組を見ていて、ゲラゲラと笑ったのがその日の第一声だったり。
しかし犬を飼い始めてみると、半ば独り言のように犬に話しかけるようになります(「お〜お〜。どうしたの〜。おやつほしいの〜?」みたいな)し、散歩中にほかの飼い主さんとコミュニケーションを取ることもあります。
個人的には、人との会話こそ認知症を防いで寿命を伸ばしてくれる要素だと思っているんで、コミュニケーションが増える機会になるのも犬と暮らす大きなメリットだなと思いますね。
自己肯定感が強まる
飼い犬は、私たち飼い主がいなければ生きていけない脆弱な存在です。毎日ご飯をあげてトイレを処理してあげて、散歩に行って運動させてあげなければ不健康になってしまうでしょう。
つまり、「誰かに必要とされる存在になれる」のが、犬の飼い主の特権だったりするんですよね。
チャットやメールでしか人とやりとりしないフリーランスからしてみると、誰かに直接必要とされるってのは得難い経験になります。たとえそれが人間ではなくペットだったとしても。
そうやって自己肯定感が高まれば、メンタルヘルスも改善して気分が上向くこともあるでしょう。「自分が弱音を吐いててもしょうがない!」と、たくましさが身につくかもしれません。
というわけで、フリーランスが犬との暮らしを選ぶってのはかなり合理的な判断なんじゃないでしょうか。今フリーランスとして活動されている方は、ペットをお迎えすることを考えてみてはいかがでしょうか〜。