もうすぐ生後半年になる我が家の柴犬。区切ったスペースの中をフリーにしていても、ほぼ100%の確率でトイレに戻って用を足せるようになったので、ここまでにやってきたトレーニング方法を紹介します。
- 1.まずはサークル内にトイレ以外何も置かない
- 2.サークル内で成功するようになったら、5分だけ外で遊ぶ
- 3.少しずつ遊ぶスペースと時間を伸ばしていく
- 使っている道具あれこれ
- 最初は大変だったけど、努力が報われて楽しい生活に
- 参考にしたYouTube動画
1.まずはサークル内にトイレ以外何も置かない
まずトイレの場所をしっかり覚えてもらうために、サークルを中心にトイレトレーニングを始めました。
このサークルを部屋の一角に設置して、まずは給水器とトイレだけを設置。犬は「場所」と足の裏の「感触」でトイレを覚えるって話を聞いたので、トイレの場所を固定して覚えさせていきます。
トイレの中でしっかりおしっこやうんちができたら、おやつ代わりのドッグフードを1粒あげてほめてあげます。事前に朝ごはんを少なくしておいたり、昼ごはんを抜いたりすると、ドッグフードでも喜んでトレーニングしてくれます。
ベッドも不要。子犬が迷わないように
私は愛犬を迎える際に、パピー用の小さなベッドも一緒に買っていたんですが、これをサークルの中に置いていたらベッドの中でおしっこしてしまったことがありまして。
以来、ベッドやバスタオルなんかも、サークルの中から除去してしまいました。サークルの中は本当にトイレだけの状態にして、100%成功できるように環境を整えてあげます。
2.サークル内で成功するようになったら、5分だけ外で遊ぶ
サークル内でちゃんとトイレを覚えてくれたら、今度はおしっこ・うんちが成功したときに、サークルのドアを開けて少しだけ外で遊んであげました。
具体的には、5分とか10分といった短い時間です。5分経ったらおやつを使ってサークルへ誘導し、またトイレが成功したら外に出してあげる…。というのを毎日数回〜数十回繰り返しました。
もしトイレが失敗してしまったようなら、サークルの外には出さずに放置します。もう一度トイレが成功するまで見守って、成功したらしっかり出してあげるイメージですね。
パーティションを使って完全フリーにしないことがコツ
サークルの外に出してあげる際にも、お部屋で完全フリーにするのではなく、まずはパーティションで区切った範囲で遊ぶのがポイントです。
私の場合は、中に物を入れた無印の収納ボックスをL字型に置いて、パーティション代わりにしました。
3.少しずつ遊ぶスペースと時間を伸ばしていく
サークルを使ったトイレトレーニングを続けていくと、いつの間にか愛犬が自分でサークルの中のトイレに戻って用を足せるようになっていきます。私の場合は、少し目を離した隙にトイレシーツが汚れていて、「あ、自分で戻れたんだね!」と発見しました。
そうなればトイレを覚えつつあるってことなので、もうパーティションの中ではフリーにしてしまってOK。
最終的には部屋の中を完全フリーにして生活してもらいたいので、少しずつパーティションを広げていきました。
自分でトイレに戻れなければ、イチからやり直し
もしパーティションを広げたことによって、トイレに戻れず失敗してしまうことが増えたら、またパーティションを元の広さに戻してトレーニングを再スタートします。
この時点ではもうサークルのドアは開放したままですが、ときにはおやつを使ってトイレに誘導して、「ワンツー」みたいな指示を出しながらトイレが成功するように応援する感じです。
こんなやり方を続けたことによって、生後半年になる我が家の愛犬は、ほぼトイレを失敗しないようになりました。まだパーティションの中で生活させているので、もうちょっと時間をかけてパーティションを広げながら、完全フリーを目指しているところです。
使っている道具あれこれ
私がトイレトレーニングように使ったアイテムも紹介しておきます。
最初はメッシュトレー、今はシリコントレーへ
我が家の愛犬は、小さい頃はトイレシーツを破いて遊んでしまっていたため、イタズラ防止のメッシュトレーつきのトイレを使用していました。しかしメッシュ付きのトイレの場合、うんちの処理が大変になります。
なので生後4ヶ月くらいになってトイレシーツでイタズラしなくなったら、メッシュなしのトイレトレーに切り替えました。
トイレシーツの交換をもうちょっと楽にしたかったので、プラスチック製ではなく、シリコン製のトイレに買い替え。洗うのが楽でシーツも交換しやすく、重宝しております。
日中は1回交換タイプのシーツ、夜はネオシーツ使用
日中はおしっこをしたらすぐ取り替えられる環境なので、ずっと1回交換タイプの薄型のシーツを使っています。
外出する前とか、寝る前だけは厚型のシーツを使用。「デオシート」と「ネオシーツ」を使い比べた結果、我が家の場合はネオシーツのほうがトイレを失敗する可能性が低かったので、こちらを愛用しています。
うんちの処理には、ペーパーホルダーが便利
我が家では犬のうんちはトイレに流すようにしていますが、わざわざトイレまでトイレットペーパーを取りに行ったり、裸でトイレットペーパーを置いたりするのが不便だったので、トイレットペーパーを固定できるホルダーを使っています。
愛犬がうんちの予兆を見せたら、サークルの天井に置いておいたホルダーからすかさずトイレットペーパーを巻き取って、うんちをキャッチしてそのままトイレに流す。
これが一番経済的で簡単なのかなと思います。ちなみに散歩で拾ったうんちとか、おしっこ済みのトイレシーツは、「うんちが臭わない袋」に入れてごみに出しています。
最初は大変だったけど、努力が報われて楽しい生活に
愛犬を迎え入れた当初は、あちこちでおしっこやうんちをしてしまって、ひどく苦労したものでした。しかし今ではほとんどトイレの失敗がなくなり、安心して愛犬と一緒に暮らせるようになりました。
やっぱり根気よくトイレトレーニングして、成功したときはしっかり褒めてあげることが大事だったのかなと思います。
というわけで、子犬のトイレトレーニングに悩んでいる方は、参考にしてみてはいかがでしょうか〜。