「あまり食べずあまり動かない」生活よりも、「たくさん食べてたくさん動く」生活のほうが健康になれるっていう研究があるそう。人も犬も、エネルギーを大量に摂取して大量に消費するのがいいんじゃないのかって話です。
少食な運動不足より、大食いなアスリートのほうが健康?
このブログで紹介されている論文によると、摂取カロリーも消費カロリーも少ない「低エネルギー流束」よりも、摂取カロリーも消費カロリーも多い「高エネルギー流束」のほうが、健康になれる趣旨のことが書かれています。
普通に考えてみれば、少食であまり運動もしないガリガリな人よりも、ガッツリ食べてガッツリ運動するアスリートやマッチョな人のほうが、健康そうなイメージがありますもんね。
お金でイメージしてみても、少ない収入の中でどうにかやりくりして収支トントンな暮らしよりは、たくさん稼いでたくさん使って収支トントンの暮らしのほうが、満足度が高く幸福な気がします。
人間も犬も「たくさん食べてたくさん運動する」がベストでは?
私たち人間はもともと野生で1日中動き回って生活していた動物ですから、毎日イスに座ってデスクワークする…なんてのが健康に良くないのは当然でしょう。
同じように、私も一緒に暮らしている犬にとっての健康も、あんまりご飯を食べず散歩にも行かないって生活よりは、たくさんご飯を食べて思いっきり遊ぶって生活のほうが望ましいんじゃないかと思えたりするんです。
食事を減らすよりも、運動を増やしてダイエットしよう
人でも犬でも、「ダイエット」っていうと食事制限がまず思い浮かびます。運動するのは時間も気力も必要で、めんどくさい行為なので手軽にできるカロリー制限のほうが人気を集めるのは当たり前でしょう。
でも、ベストなのは運動量を増やして消費カロリーを底上げすること。消費カロリーを増やして、体重が減らない程度に摂取カロリーも増やしていくことが、人も犬も健康になれる秘訣なんじゃないでしょうか。
というわけで、これからは毎日の犬の散歩の距離や時間を伸ばして、もっと消費カロリーが増えるように努力してみようと思ったのでした。