ランサーズやクラウドワークスを利用するなら、パソコン1つあればWEBライターを始めることができます。でも、追加でこんなツールもあったら便利だよって思うものがいくつかあるので紹介します。
OfficeよりもG Suiteを使うべし
「G Suite」っていうのは、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートといったGoogle製のOfficeっぽいアプリたちのこと(本来はビジネス向けのツールですが、ここではGoogle製アプリ全般を指して使います)。
OfficeでいうところのWordがGoogleドキュメント、ExcelがGoogleスプレッドシート、PowerPointがGoogleスライドに相当します。個人向けのG Suiteは無料で利用できるので、WordやExcelを導入するために何万円もかける必要がありません。
GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートはブラウザ上で動作するので、立ち上がりが早かったり環境を選ばずに作業できたりするメリットもあります。
WEBライターならGoogleドキュメントを利用する頻度が一番高いと思いますが、自動保存に対応していたりWordファイル形式でダウンロードすることもできたりと、非常に使い勝手がいいんですよね。
一度Googleドキュメントに慣れてしまうと、Wordには戻れないって思うレベル。私の場合はクライアントに要求された場合に備えてOfficeを契約してはいますが、ほぼ100%G Suiteで作業しています。
品質アップに「Just Right!6 Pro」「コピペリン」は入手したい
「Just Right!6 Pro」は高性能な文章校正ツール、「コピペリン」はコピペチェックツールです。どちらも有料のソフトで、Macでは使えずWindows限定。
Just Right!6 ProはAmazonで3万5000円くらい、コピペリンは年間6600円の利用料がかかります。どちらも決して安いツールではないので、WEBライターとしてある程度稼げてきた中級者向けになると思います。
Just Right!6 Proは、表記のゆれ(こと・事の混在とか)を修正してくれたり、誤字・脱字をチェックしてくれたりするツールで、納品する文章の品質アップに貢献してくれます。完全にミスをなくせるわけではないので、目視で最終チェックは必要ですけど。
コピペリンは、文章をコピペすると自動でGoogle検索してくれて、ネット上の記事と文章の重複がないかをチェックしてくれるものです。WEBライターの仕事では、コピペに注意していてもどうしてもほぼ同じ文章が出来上がってしまうことがまれにあります。
そんなときにクライアントにコピペだと指摘されないように、納品前にコピペリンを通してあげると安心です。別のWEBライターに記事を発注する立場になったら、納品された記事のコピペチェックにも使えます。
生産性を一番高めるのは、実は「1Password」
私がこれまでに導入したツールの中で、もっとも仕事の生産性をあげてくれたのは、実は「1Password」じゃないかと思っています。
パスワード管理ソフトを使っていない頃は、iCloudキーチェーンとか、Chromeのパスワード管理機能を使ってパスワードを管理していました。それでも十分使えたものの、パスワードの自動生成機能とか、クレジットカード番号の保存とかに使うとなると、1Passwordが便利。
ショートカットキーで簡単にアカウント名とパスワードを入力できるので、メモアプリとかからいちいちコピペする手間が省けます。
仕事で使うWordPressとか、独自のCMSへのログインIDとパスワードの保管にも使えるので、人によってはログインにかける時間を大幅に短縮できるはず。
WEBライティングとは直接関連はないかもしれませんが、1Passwordを使いこなせばきっと生産性が上がると思いますよ。