人は誰しもなんらかの「お金の不安」を抱えているものです。私もその例外ではありませんが、たぶんお金に対して人よりは楽観的に考えているほうだと思います。お金の不安を打ち消すために、私がやっている工夫について紹介します。
死ぬ直前まで働けるスキルを身につける
私の職業はWEBライターで、ネット上で公開されているノウハウ記事とか、ニュース記事みたいなものを書いて原稿料をもらっています。会社には属さないフリーライターで、個人事業主として活動している状態です。
WEBライターの仕事は、シンプルに文章を書くことがメインです。パソコンとネット環境があれば自宅でも旅行先でも働けるのが強みで、おそらくおじいちゃんになっても今の6〜8割くらいの収入は稼げるはずだと予想しております。
お金の不安の原因としてよくあげられる「老後資金問題」は、そもそも60歳や65歳になってからまったく働かないことでで浮上してくるものです。年金に加えて、現役時代の6〜8割の収入を稼げれば貯金なんてなくても普通に生活できるわけです。
「将来子どもができたときのために養育費を貯めておかないとな」くらいのお金の不安はありますけども、上のような理由で老後のお金の不安はまったく抱かずに暮らせております。
ミニマムライフコストを把握する
お金の不安の根本にあるのは「お金が不足して普通の生活ができなくなってしまう状態」を心配するものだと思います。老後資金問題もそうですし、「なにかあったときのために」やっている貯金も、お金がなくて困窮することを恐れての行動でしょう。
だったら、「普通の生活」の水準をできるだけ落としてしまえばいいんじゃないでしょうか。毎月30万円の生活費が必要って前提で考えると、収入がゼロになったときに襲ってくる不安は大きなものになるでしょう。
しかし、毎月5万円の生活費で暮らせるよって人なら、たとえ収入がゼロになっても「週に2〜3日バイトすればいいか」という穏やかな気持ちでいられると思うんですね。
毎月5万円の生活費ってのはちょっと極端な例ですが、一人暮らしをやめて実家に戻り、自炊をしてお金のかかる趣味もやらない…って生活を送れば、到達できない数字ではないでしょう。
「ミニマムライフコスト」って言葉がありますが、これは自分(と家族)が不自由なく生活するための最低限の金額のことを指します。このミニマムライフコストを把握して、できるだけ絞っておく。
そうすれば、「まあ月に10万あれば楽しく生きていけるし、そう焦らなくてもいいか」という余裕が生まれると思ってます。
健康に投資する
お金の不安の正体を突き詰めてみると、結局は「不幸になりたくない」っていう気持ちが奥底にあるんじゃないかと私は考えています。
でも、本当に不幸になるのってお金がない状態ではないんですよね。自分の体調を損ねて行きたいところに行けなかったり、好きなものを食べられなかったりする不自由さが、不幸を感じる一番の原因でしょう。
お金の不安を抱けるのも健康な心身があってのことなんで、自分の健康を守ることに時間やお金を使っておくと、少しは不安を軽減できるんじゃないでしょうか。
心身ともに健康であれば、バイトでもパートでもしていくらでも稼ぐことができますしね。たとえ将来の不安から貯金をしていたとしても、体調を崩して寝たきりになったら、もはやそのお金を使うことすらできないでしょうし。
私も健康な食事と運動習慣にはしっかりと時間やお金を投資していまして、「加工食品を減らす」っていう食事のルールを定めたり、毎日犬の散歩に行って体を動かしたりもしています。
というわけで、お金の不安を解消するための方法として、こんな対策もやってみてはいかがでしょうか〜。