WEBライターとして働いていると、〆切直前とかには大きなストレスを抱えることがあります。クライアントとの打ち合わせとか、ライティング以外の単純作業が発生するときとか。
でも、そもそも「文章を書く」って行為自体がストレスを低減している効果があるので、実はストレスがたまりにくいんだよねって話です。
書くことは立派なストレス解消法
「エクスプレッシブ・ライティング」「筆記開示」などと呼ばれる心理テクニックがあります。
これは、自分の悩みとか感情とかを紙に書き出すことで、ストレスが減る…というもの。
実際にやってみるとよくわかりますが、自分の悩んでいることを書き出してみるとびっくりするくらい心のモヤモヤが晴れるんですよね。
得体の知れない漠然とした悩みを言葉にして表現することで、客観的に見つめることができるってのが大きな理由なんだろうなと思います。
たとえば、自分の悩みを友達に相談してみると、話すだけで心が楽になったりしますよね。
これの一人版が、悩みを紙に書き出してみるって方法になります。
WEBライターの仕事では、基本的には自分の主観とか感想は一切出さず、客観的な文章を書くことが求められます。
なので、仕事中に自分の悩みを書き出してストレス解消する…ってことはないんですけども、得意ジャンルの記事を書く際なんかは3000文字の文章を書き終えて「あースッキリした!!」という気分になることがよくあります。
自分のよく知っている知識や情報を表現するってこと自体にも、もしかしたらストレス軽減効果があるのかもしれませんね。
ただし、日記やブログが前提
もちろん、ストレス解消効果が大きいのは自分の内面を表現することなので、ストレス解消をメインに考えるなら日記やブログを書く習慣を持っておくのが大切です。
WEBライターにとっては、ブログを運営することは自分の名刺がわりになりますし、「こんな文体で書けますよー」っていう判断材料にもなります。
毎日300文字でも500文字でも書き続ければ基礎的な文章力も底上げされるんで、単価アップにもつながりやすくなるはず。
こうしたさまざまなメリットもついてくるんで、WEBライターをやるならぜひブログも同時に始めてみることをおすすめしています。
自分の感情のはけ口を1つ用意しておけば、WEBライターとして活動を始めたのに稼げない…とか、クライアントとのやり取りで失敗した…みたいなストレスを軽減できますしね。
ちなみに、自分だけが読めるようにノートで日記をつけるってのも効果があると思います。
ただ、WEBライターとして文章を書くことでお金をもらおうと考えるなら、読み手の立場になって文章構成を考えたり、読みやすい文章を意識したりする環境はあったほうがいいんじゃないかと。
在宅でもストレスフリーで働こう
私はもともとインドア派の人間なので、新型コロナで外出自粛要請が出ていたとしても、ほとんど普段と変わらない生活を送ることができています。
変わった点といえば、外出時にマスクをつけることくらいでしょうか。
ほぼ24時間ずっと自宅で働くのも全然苦ではないタイプなんですが、それは日中のストレスを「書く」ことで解消できているからっていう面もあるのかなと思っています。
今や日本中で在宅勤務やテレワークが推進されているんでしょうけど、もし在宅での仕事にストレスを感じてしまうことがあるなら、ブログなどを通じて文章を書くことを習慣にしてみてはいかがでしょうかー。