初心者向けのWEBライター関連の記事をチェックしていると、よく出会うのが「iPhoneで記事を書こう!」というものです。確かにiPhoneなら誰でも持っているでしょうし、スキマ時間にも操作しやすい。
だけど、WEBライターとして稼げるようになりたいなら、iPhoneよりもパソコンにお金をかけるべきだぞって話です。
Macにはお金をかけるけど、iPhoneにはケチってます
私個人としては、WEBライターとしての仕事を始めてほぼ毎年のように最新型のMacBookを購入しています。3年前にMacBook、2年前にMacBook Pro、1年前にMacBook、そして今年はMacBook Airを…って感じで。
そのすべてをApple公式サイトで注文してSSD以外を最上位モデルにカスタマイズしています。WEBライターとしての仕事にMac本体の容量は必要なく、CPUやメモリのほうがずっと大切だからです。
カスタマイズによって購入費用は上がり、15万円とか20万円といった出費が当たり前になっていきます。
それでも、ほとんど迷うことなく即決して注文。
一方で、iPhoneの購入にはかなーり慎重になるタイプです。今私が使っているのは、2016年発売のiPhone7だったりします。
「え?WEBライターとして働いているのに、そんな古いiPhone使ってんの?」なんて疑問に思われることもありますが、私としてはまったく不便しておりません。
なぜなら、WEBライターとしての仕事の99%はMacまたはiPadですませており、iPhoneは1日に1回チャットワークの通知を確認するくらいにしか使っていないからです。
WEBライターの仕事道具はパソコン
確かにiPhoneでも、文章を書いてWEBライターとして活動することは可能です。
ただし、それはあくまでも「書ける」ってだけで、「効率的に書ける」ことを意味するわけじゃありません。
WEBライターとして長文を作成するなら、物理的なディスプレイは大きいほうが有利。そして指の1〜2本を使ってフリック入力するよりも、10本を使ってタイピングするほうが有利なのは確実だからです。
つまり私は、iPhone=無駄な出費=浪費と考えているわけです。
一方のMacやiPad=効率的に書くための出費=投資だと考えています。
WEBライターとして稼ぎ始めるきっかけとしてiPhoneで文章を入力するのはすごくいいことだと思います。やろうと思っていつまでも行動しないよりも、たった1歩でも前に進む人のほうがずっと価値がある。
でも、1時間に1000文字しか打てないフリック入力を続けるよりも、1時間に3000文字打てるキーボード入力を習得するほうが稼げる可能性は絶対に高まります。
WEBライターがお金をかけるべきなのは、最新型のiPhoneじゃありません。
そのお金で、少しでも性能の高いパソコンを購入すべきです。
10万円あるならiPhoneよりMacBook Airを
2020年5月現在で一番価格が高いiPhone 11 Proは、Apple公式サイトで106,800円(税別)〜という値段で売られています。一方のMacBook Airで一番安いモデルを選ぶと、104,800円(税別)〜で手に入ります。
ちょっといいiPhoneを買うのを1年我慢すれば、そのお金でMacBook Airの最新モデルが買えてしまうってことです。
MacBook Airには13インチのディスプレイがついていて、最新型のキーボード、TouchIDも搭載されています。一度にたくさんのタブを開いて横に並べれば、資料を参照しながら原稿を書くことだって可能です。トラックパッドを使いこなせれば、アプリの切り替えとかカーソルの操作だって自由自在。
もし私がiPhoneだけでWEBライターとしての仕事を続けていたとしたら、早々に挫折して「WEBライターなんて稼げないじゃないか!」と文句垂れていたんだろうなーと思います。
ちなみにこれは余談ですが、MacやiPad Proの充電でも使っているUSB-C端子に対応したiPhoneが出たら、iPhone7から乗り換えようと自分の中で決めていたりします。lighteningケーブルを断捨離することができるってのは、新型のiPhoneを購入するコストをはたいても手に入れたい価値だったりしますので。
結局のところ、「自分の求める価値に合致しているかどうか」が重要なんですよね。もちろん多くの人にとっては、iPhoneの小さな画面でがんばって原稿を書くよりも、Macを一台買ってパソコンで作業するほうが効率的だと思いますけども。
というわけで、まだiPhoneだけでWEBライターをやっているなら、いますぐパソコンを用意しましょう〜。