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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

フリーランスなら知っておきたい「金額と人柄は比例する」の法則

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私はフリーランスとして、WEBライターのお仕事を4年以上続けている人間です。これまで働いてきた中で、さまざまなクライアントと出会ってきました。 そんな経験を振り返って、1つ言えることがあります。

それは、高額な報酬を提示してくれるクライアントほど人柄が優れていて、単価が安いクライアントほど心に余裕がないという法則です。

不思議なことに、安い金額では心の貧しい人が集まる

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これはフリーランスとかWEBライターの世界に限った話ではないと思うのですが、世の中では安い金額の商品には心の貧しい人々が集まるという法則があると思っています。

ありていに言ってしまえば、貧しいところには心の貧しい人しか寄ってこないってことです。

もちろん、お金がない人でも心が豊かな人はいるでしょう。私が言いたいのはあくまでもその「傾向がある」って話。

メルカリを経験してわかった「貧困は心を貧しくする」

私がそのことを実感したのは、過去にメルカリ使って転売をしていた頃のこと。メルカリ転売をやっていたことを今では強烈に後悔しているって話は以前書きましたが、そこで「金額と人柄は比例する」っていう法則があるなって感じたんです。

たとえば、1個300円の商品をメルカリに出すと、取引メッセージを一切送ってこなくて、評価のコメントも無言…っていう人が急激に増加します。一方で1個1000円以上の商品になると、丁寧で気遣いのできる人ばかりになる印象。

多分1万円とか10万円といった単価になってくると、この傾向はもっと顕著になるんじゃないかと思います。

私も、貧乏だった頃は心が狭かった

私は学生時代にやらかしたすごく恥ずかしいというか情けない話に、「モスバーガーに最低なクレームをつけた」って経験があります。ある日のバイト帰りにモスバーガーで買ったテイクアウトの商品に、店員さんが何かのフレーバーをつけ忘れていることに自宅に戻ってから気づきまして。

その日は大雨の日で、たぶん私もバイトでイヤなことがあってストレスがたまっていたのでしょう。たった100円くらいのフレーバーがついてなかったことを、モスバーガーの店舗に電話してクレームを入れて、わざわざ雨の中自宅まで届けさせるっていう行動をしたことがあったんです。

もうちょっと頭が冷えて冷静だったら、あんなひどいことはしなかったんじゃないか。もっと経済的に余裕があれば、そこまでの要求をすることはなかったんじゃないかと今になって思います。

いいクライアントと出会うためにも、高単価の案件を探すべし

f:id:rough-maker-an9:20200521182957j:plain WEBライターの仕事をしている中でも、「金額と人柄は比例する」の法則を実感することはよくあります。単価が安い案件では定型文をコピペするだけのメッセージしか送られてきませんが、単価が高い案件になるほど親身にコミュニケーションをとってくれるクライアントの可能性が高まります。

具体的には、1文字1円の仕事を発注するクライアントには、丁寧にメッセージのやり取りをしてくれる人はほとんどいません。一方で1文字3円以上のレベルになってくると、明らかに定型文じゃないメッセージを送ってきてくれます。

具体的には、「個人名が入っているかどうか」が一番わかりやすいかと。1文字1円のクライアントは「はじめまして!株式会社○○の〜」でメッセージが始まります。1文字3円のクライアントは、「○○さん、はじめまして!株式会社○○の〜」から始まるメッセージを送ってきます。

「相手の名前をコピペする」っていう1秒でできることすらしないのが、安いクライアントの特徴ってわけです。

ハイブランドのお店にはクレーマーが来ない

一つひとつの商品が安いスーパーやコンビニこのようなお店には、理不尽なクレーマーが多く訪れやすいという傾向がありますよね。一方で、駅前の一等地にある高級ブランドのお店では、店員に向かって怒鳴りつけるような人を見たことがありません。

私たちはなんとなく富裕層は「心が狭いケチな人間だ」というイメージを持っていますが、実際には貧乏な人のほうがずっと心が狭い傾向にあります。

やはり経済的な余裕というのは、精神的な余裕を生み出すものなのでしょう。

自分の心を豊かにするメリットも

WEBライターとして働くのであれば、なるべく単価が高い案件を獲得するべきです。それは主に「短時間で多く稼げるから」という理由があるのですが、もう一つ、いいクライアントに出会うためという理由もあるのです。

単価が高くていいクライアントと一緒に仕事をしていると、自分のスキルが着実にレベルアップしていくことを実感します。その意味では、単価が安い仕事をひたすらこなして量を稼ぐよりも、単価が高い仕事でじっくり収入を増やすほうが圧倒的におすすめです。

どうやっていいクライアントと出会うか?

f:id:rough-maker-an9:20200521183034j:plain とはいえ、「単価が高くて良いクライアントに簡単に出会うことができれば、誰も苦労しないよ」というのが本音でしょう。私もランサーズで仕事を探していた頃には、単価が高い仕事を見つけるのに苦労していたものでした。

私が最近になって高単価な案件ばかりに携わることができているのは、これまでに付き合いのあるクライアントから「紹介」してもらっているという理由が大きかったりします。

既存のクライアントの「紹介」がベスト

初心者がWEBライターとして仕事を探すなら、まずランサーズやクラウドワークスを使って見るのがおすすめです。半年から1年くらい仕事をこなして一定の実績を手にしたら、SNSで発信したり、ライター募集の広告に応募したりと、直接契約を結べるところを探すといいんじゃないかと思っています。

実際、私もいいクライアントに出会えたのはSNSを通じて知り合ったのがきっかけ。そのクライアントからの紹介で、さらにいいクライアントと何人も出会えたんですね。

積極的に世界を広げていいクライアントと出会おう

安い商品には心が貧しい人が集まってくるように、単価の安い仕事ではいいクライアントには出会いづらい傾向にあります。それだと収入は伸びないし、スキルアップにもつながりにくくなってしまいます。

そんなわけで、安定して稼げるフリーランスになりたいなら、できるだけ単価が高くていいクライアントに出会うために「紹介」を狙っていきましょうー。