マンションで下の階にも音が響きやすいにもかかわらず、毎日愛犬と愛猫が運動会を繰り広げていた我が家。
そこで防音対策のためにジョイントマットを買って敷き詰めてみたものの、汚れやニオイに悩まされ、しかも処分するのにも大変な思いをした話です。
愛犬と愛猫のためにジョイントマットを敷いたけど…
マンションの敷地内で捨て猫を保護してからというもの、狭い我が家の中で犬猫の運動会が繰り広げられることが多くなっていました。
犬猫で遊びまわること自体は別に構わないんですけど、私がずっと気になっていたのは階下に音が響いてしまうこと。
実際、愛犬と遊んでいるときに何度か天井をつつかれるようにしてトントントン、と音が伝わってきたので、階下にもだいぶ響いていたんでしょう。
そんなふうに天井をつつかれるのが、神経質な私にとっては非常にストレスだったんですが、犬猫運動会をその都度やめさせるのも抵抗があります。
それだと怒ってばかりになるし、愛犬たちには罪はありませんからね。
ジョイントマット、ニオイと汚れがたまりまくる
そこで床一面に敷いたのがジョイントマットだったわけですが、これが非常に使い勝手が悪い。
というのも、愛犬と愛猫がマットの上でダッシュすることによって、爪痕がボコボコの穴になって残ります。
そしてその穴の中に飲み水や食べかす、ときには粗相の汚れが入り込んでしまって、使い始めて1週間もしないうちにニオイと汚れが強烈になってしまったんですね。
ジョイントマットの下に、謎の黒い粒が…
さらに、一度粗相の処理のためにジョイントマットを1枚剥がしてみたら、得体の知れない黒い粒が点々とフローリングに落ちている…。
どうやらカビとかGのフンとかじゃなさそうで、たぶんジョイントマットの裏面のカスが出てきているんだと思うんですけど、あんまりいい気分はしません。
一度見つけてしまうと気になってしまうし、ニオイも汚れもひどいしってことで、ジョイントマットを全部剥がしてしまうことにしました。
結局、1ヶ月くらいの短命に終わってしまったジョイントマットなのでした。
40Lのゴミ袋に入らず、手でちぎって捨てることに
片付けたジョイントマットはそのままゴミ袋に入れて燃えるゴミとして処分…できたら何よりだったんですが、私が購入した大判のジョイントマットは、ゴミ袋に入らないサイズだったんですね。
私が住んでいる市では、燃えるゴミの指定袋の最大サイズが40L。これに56cmのジョイントマットはそのままじゃ入らなくて、丸めて筒のようにして袋に入れると今度は口が結べない。
こうなったら、ハサミで小さくカットしてから、ゴミ袋に詰めて捨てるしかありません。
ジョイントマットの処分に時間を浪費
そう思ってハサミでジョイントマットのカット作業を始めたものの、時間はかかるわ手は痛くなるわで、結局はジョイントマットに切り込みを入れて、手で破って捨てることになりました。
12畳分まとめて購入して8畳分くらい使っていたので、大体40枚くらいをひたすらちぎっては捨て、ちぎっては捨てを繰り返す…。
この1年でトップクラスに無駄な時間でした。
結局、塩ビのマットを使ってます
現在はこちらの、塩ビでできたペット用のマットを利用しています。
以前愛犬のサークル用に買っていたものですが、これを4枚並べて敷いて、犬猫運動会のフィールドを作ってあげることに。
ただ、厚みがあるマットではないので防音効果はほとんど期待できません。
フローリングの上で運動会していて、ツルツル滑って歩きにくそうにしている愛犬や愛猫を見る機会が少なくなる程度。
ペットのための理想の床材探しは難しい
これまで我が家では、
- 滑り止めワックス
- タイルカーペット
これらも試してきましたけど、
- 防音性が高くて
- 滑り止め効果があり
- ニオイや汚れがつきにくい
こうした条件を満たす床材を選ぶのはめちゃくちゃ難易度が高いってことがわかりました。
結局、一番使いやすそうなのは塩ビのマットかなって思います。防音性はあきらめることになりますけど。
幸い、私が使っているこの商品ならそれほど価格も高くないので、これを6〜8枚くらい並べて置いてあげれば、のびのび犬猫運動会ができるのかなーって思います。
本当は階下への騒音とか、ツルツルのフローリングとかを気にせずに住めるところに引っ越すのが理想なんですけどねー。