私は現在、1日1万字〜5万字くらいを生産するWEBライターとして活動しています。最近の月収は50〜60万円程度。
これといった専門性はないですが「速く」「多く」書くことに対しては、そんじょそこらのWEBライターに負けないって自負を持っています。
そんな私が、1日に1万字以上書くために実践しているコツについて、5つにまとめて紹介します。
- 「速く」「多く」書けるだけで、選ばれるWEBライターになれる
- 短時間で長文を書くコツ①材料を集める
- 短時間で長文を書くコツ②タイマーを使う
- 短時間で長文を書くコツ③〆切を宣言する
- 短時間で長文を書くコツ④音声入力を使う
- 短時間で長文を書くコツ⑤習慣化する
「速く」「多く」書けるだけで、選ばれるWEBライターになれる
WEBライター初心者がランサーズとかクラウドワークスで仕事を探して働こうとすると、どうしても「専門性がない自分なんかに仕事をくれるんだろうか」と思えることがあります。
でも、クライアントの立場になって考えてみると、単に「速く」「多く」書けるってだけで、めちゃくちゃありがたいWEBライターだと認識されるんですよね。
「今日から1週間後〆切でお願いします」って依頼したのに、翌日には『できました!』って納品してもらえると、クライアントも余裕を持って仕事ができるからです。でも、それだけ速くかけるWEBライターはまれ。
また、普通のWEBライターは1日に1万字なんて書けませんから、「3000文字の記事を4つ、30日欠かさず更新します!」って提案できるだけで、高額な報酬が狙えます。たとえ文字単価1円でも、3,000円×4本×30日で36万円の月収になるからです。
ちなみに私も、「速く」「多く」書けることを一番のウリにしています。そんな私が、短時間で長文を書くために心がけているのは次の5つ。
短時間で長文を書くコツ①材料を集める
素材に目を向けるだけで、 文章は速く書ける。 これが、本書で最も伝えたいことです。
これは『超スピード文章術』という本の中で出てくる一文です。文章を早く書こうと思ったとき、たぶん普通の人なら「タイピングを鍛えよう」「いいキーボードを買おう」って方向に走ると思うんですけど、それじゃダメ。
実際に書き始めてみるとわかりますが、文章を書く手が止まってしまうのはタイピングが遅いとかキーボードが打ちにくいってことが原因じゃありません。「何を書いたらいいかわからない」のが、文章を書くのが遅くなってしまう一番の理由です。
だったら、何を書いたらいいかを事前に明確にしておけばいいじゃないか!ってことで、文章の材料を集めることが最優先となります。
具体的には、
この見出しの文章は、どのサイトの記述を参考にするのか?
ってことを決めるわけです。もし参考にする他サイトがないなら、どんなことを書くのか箇条書きでいいからメモしておく。単に見出し構成だけ書いておくよりも、具体的にどんな内容を書くのかを箇条書きにして入れておくほうが、途中で手が止まる可能性が減ります。
短時間で長文を書くコツ②タイマーを使う
人は〆切直前が一番生産性が高まるので、時間が限られている感を強く意識するために、タイマーをかけるのもおすすめです。キッチンタイマーで30分にセットして「30分以内にここまで書き上げるぞ!」と決めるわけです。
大きい時計をデスクの上に置いておくのでもOK。時間を意識するきっかけがあると、〆切効果が働いて書くスピードが上がります。スマホのタイマーでもいいですが、スマホだと画面を常時オンにしないといけないってデメリットがあるので、アナログな時計やキッチンタイマーがいいかな。
短時間で長文を書くコツ③〆切を宣言する
クライアントに「この日の何時までに納品します!」と、こちらから宣言するのもおすすめです。クライアントから「1週間後でいいですよ」と言われても、「何かあるといけないので、とりあえず3日後に提出しますね!」と約束してしまう。
この約束をしなければ、1週間後の納期ギリギリになって焦って書き上げる…なんて未来になる可能性もあります。もし突発的なトラブルがあって仕事ができないと、納期を破ってしまうことにもなりかねません。
でも、3日後の約束の日に提出する前提で動けば、早めに仕事に取り掛かることができます。こちらから提案して約束した手前、約束を破るわけにはいかないので〆切効果も働きますしね。
短時間で長文を書くコツ④音声入力を使う
私が1日1万字書き続けられている理由は、タイピング速度に自信があるってのもそうですけど、音声入力を使いこなしているからってのもあります。書く内容が決まってさえいれば、誤入力・誤変換の修正の手間を加味しても、絶対に音声入力の方が速い。
それに、音声入力を使って喋っている最中は、目を閉じて休ませながら文章を生み出すことができます。速く入力できるうえ、目を休ませることもできるんですから、WEBライターなら音声入力は絶対に使うべきです。
ちなみに音声入力には、iPhoneやMacで使えるAppleの音声入力と、GoogleドキュメントやAndroidスマホで使えるGoogle音声入力、あとはSimejiアプリの音声入力といった種類があります。私はAppleとGoogleの音声入力を行ったり来たりして使ってますよ。
短時間で長文を書くコツ⑤習慣化する
毎日キーボードを叩くことをルーティンにするってのも大事ですね。私は仕事がない日でも文章を書き続けられるように、ブログの毎日更新を自分に課しています。
慣れってのは不思議なもので、毎日1万字書くことを習慣にしていると、1,000文字とか3,000文字程度の記事なら、30分〜1時間もあればパッと書けるようになったりします。最初の頃は、1記事書くのに何時間、何日とかかっていたはずなのに。
習慣化のコツについては別の記事でも書いてますが、ポイントを1つだけ挙げるなら「とにかくハードルを低くすること」です。いきなり「毎日1,000字書くぞ!」なんて意気込んでも、絶対に続きません。
WEBライター初心者なら、「まずは毎日100文字書こう」ってところから始めるべきです。「そんなのすぐかけるよ!」「簡単だよ!」って基準で始めることが、習慣化のコツ。実際に私も、ブログを毎日更新するときには「タイトルだけ考える」「見出しだけ決める」ことからスタートしましたしね。