100文字書いてはゲームで遊び、100文字書いてはアニメを見て、100文字書いては昼寝する…みたいな仕事のやり方だと、いつまで経っても記事が書き上がりません。
WEBライターが効率的に仕事をこなすなら、長い文章は細切れにせず、一気に書き上げようって話です。
スキマ時間で書くと、余計に時間がかかる
WEBライティングで3000文字の原稿を書くとき、
- 1000文字の原稿を3セット書く
- 3000文字の原稿を1セット書く
このどちらかのスタイルを取れと言われたら、絶対に2つ目のやり方にします。
というのも、1つの原稿を書くのにまとまった時間を使わないと、原稿を途中から書くたびに
- 「えっと、これはどういう話だっけ?」
- 「どういう流れで書いてたんだっけ?」
- 「どのURLを参照してたんだっけ?」
みたいなことを思い出さないといけなくなるからです。
思い出す時間をゼロへ
仮に3000文字の原稿を1000文字ずつ書こうと思って、3日間にわたって書こうとしたら、思い出す回数も0→2回に増えます。
思い出すための時間として毎回15分かかっていたとしたら、それだけで時給の半分が失われるってことです。
時給1000円なら、原稿を書く前の思い出す作業に500円払っているようなもの。
2万字の原稿も、一気に書こう
私の場合は電子書籍の原稿で2万字のライティングをすることがあります。
このときも、5000文字を4セット…みたいに分割することはせず、2万字を一気に書き上げます。
そのほうが思い出す回数が減って時間が節約できて、集中力への負担も少ないと思っているからです。
まあ2万字の原稿を一気に書き上げるってなると簡単ではなくて、事前に書く内容のメモを用意していたとしても、6〜8時間かかっちゃいますけども。
一気に書き上げ、一気に校正する
もちろんこれだけだと誤字誤変換が多く、質的には合格点とは言えません。
なので、2万字の文章を一気に書き上げた後に、必ず校正を入れます。
「間違いとかおかしいところは後で修正するから、今は一気に書き上げよう」って考えるのが大事なんです。
最後まで書き上げるためにどうしたらいい?3つのポイント
じゃあ2万字レベルの原稿も一気に書き上げるために、具体的にどうやったらいいのかって話になります。
①文章を書く体力をつける
1つは文章を書く体力をつけるのが重要で、1日に1000文字しか書けないWEBライターが、突然2万字の原稿を1日で書けって言われても無理があります。
1日3000文字、5000文字、1万文字と、1日あたりに書く文章量を増やして、ライティングの体力をつけると2万字の原稿でもビビらなくなります。
②タイピング速度を上げる
2つ目は、タイピングを上達させること。
物理的にキーボードを叩くスピードを早めれば、ボリュームのある原稿でも早く書き上げられるようになります。
まあタイピング速度については、WEBライターとして毎日文章を書き続ければ、自然と上達していくでしょう。
たまにe-typingを使ってタイピング速度をチェックしてみるといいかも。
③文章の材料を集める
3つ目のポイントは、文章の材料を集めておくことです。
一般的なWEBライティングの仕事なら、何もないところから記事を書けと言われることはなく、「この辺りのサイトを参考にして書いてください」と指示されることが大半です。
そうして指示されたサイトや、類似するサイトをピックアップして、書く内容を箇条書きにまとめておく。
実際に原稿を書く段階になったら、この箇条書きのメモを見ながら書き進めていきます。
このように文章の材料をきっちり集めておけば、文章を書くスピードは格段に早くなり、長文も一気に書き上げられるようになります。
長い文章を書くのに時間がかかってしまう人は、参考にしてみてください。