Googleのコアアルゴリズムアップデートによって、個人や企業が運営するアフィリエイトサイトの順位がどんどん下がっている…なんて話を聞きます。その影響でブログ記事執筆の需要が減ったことで、WEBライターの仕事も減り、稼ぎにくくなっている…。そんな実感がある人も多いかもしれません。
私も周りのWEBライターから「仕事が減って、単価も下がっている」という話を耳にしますが、今後もこの傾向が続くってことはないんじゃないかと予想しています。
アフィリエイトブログは減少傾向に
1人のユーザーとしてGoogle検索を利用していても、最近になって個人のブログとかアフィリエイトサイトが上位に来ることは少なくなっているなーと感じます。
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みたいなキーワードだと、まだまだ量産型のアフィリエイトサイトが上位に来ますけど、全体的に大手メディアとか公式サイトのページがヒットしやすくなっているように思いました。
質の低いサイトがGoogleの検索結果から淘汰されるっていうのは、Google検索ユーザーとしては喜ばしいことです。でも、アフィリエイトサイトってのはWEBライターが記事を供給する先でもあったので、WEBライターの仕事が減ることにもつながります。
WEBライターへの仕事も減り、単価も下がっている
少し前にランサーズで活動しているWEBライターさんたちに話を聞いたことがあったんですけど、ある程度実績がある人たちが口を揃えて言うのが「いい案件が減っている」って話でした。2〜3年くらい前と比べると、1文字1円以上の案件がかなり減っている、と。
実際に私も、これまで継続して依頼を受けていた求人広告ライターの仕事が、2020年に入ってから激減する経験をしています。これまで毎日1件受けていた仕事が、月に1件くらいしか来なくなったもんですから、コロナの影響はヤバいなーと実感しますね。
逆にランサーズで新規の案件を探そうと思っても、確かに稼げる案件がなかなか見つからない印象はあります。1文字1円以上の案件はほとんど見つからず、逆に1文字0.1円くらいの案件が大量に募集されています。
個人的には2万字の電子書籍原稿のライティング案件が2000円で募集されている…って光景をよく目にするんですけど、どこかのコミュニティで電子書籍を外注して売るって副業ノウハウが広がっているんですかねー。
新しいジャンルが生まれる可能性もアリ
Googleのコアアルゴリズムアップデートとか、新型コロナウイルスの影響とかで、確かにSEOで上位を狙うアフィリエイトサイトの需要は減っていくでしょう。でも、その代わりに「集客・教育ブログ」の需要は増えていくんじゃないかと予想しています。
個人のインフルエンサーとか中小企業が、自社のファンとかリード(見込み客)を集めるために書くブログのことですね。特にコロナ渦でも儲かっているIT系の社長さんなんかは、「YouTubeをやろう」「noteも始めよう」「ブログも書いてみよう」と、WEBライターにも仕事が依頼される機会が増えてくるはず。
「コロナで困ってませんか?うちの商品で悩みを解消しませんか?」みたいな流れでブログを書く仕事が、今後増えてくるんじゃないかと予想しております。
「今儲かっているクライアントはどんな人か?」「そのクライアントは、どんな記事を求めているだろうか?」と考えて仕事を探すことが、WEBライターが長く稼ぎ続けるヒントになると思いますよ。