少し前まで私のWEBライターとしての収入の8割は、求人広告ライターのお仕事でした。しかし新型コロナなどの影響があって、求人広告ライターの仕事は激減。一番稼げていた時期の1%くらいにまで収入が減ってしまいました。
そんな経験を経て、案件やクライアントは必ず複数確保しておかないとダメだねと痛感した話です。
コロナ渦で求人広告のニーズも激減
求人広告ライターってのは、企業の新卒採用や中途採用の際に、自社の魅力とか働きやすさなんかをアピールする文章を書く仕事のことです。「当社にはこんな福利厚生があって〜」「年の近い先輩が多いのであなたもすぐ打ち解けられて〜」みたいな文章を書いておりました。
しかし2019年の終わりくらいから、案件数が激減。これまではほぼ毎日のように発注があって忙しく働いていたんですが、だんだんと3日1件になり、週に1件になり、2週間に1件になっていったんです。
幸い私の場合は、新型コロナが流行り始めた直後から新しい案件を獲得して、収入が途切れたりすることはなかったんですけども。もし求人広告ライターの仕事だけに頼っていたら、今頃とんでもないことになっていたでしょうね。
一時期は月20万円稼いでいたのに、月2000円に
以前の記事にも書きましたが、私はランサーズを使った最高月収で約20万円手にしていたことがありました。実はこの収入も、求人広告ライターの仕事がメイン。あの頃はバリバリ仕事しまくって稼ぎを増やしていたものでした。
でも、2020年4月の収入をランサーズでチェックしてみると、求人広告ライターの仕事で得た稼ぎは約3000円。ここから20%のランサーズ手数料が差し引かれて、2000円弱しか手元には残りませんでした。
最高月収と比べると、1%の収入に減ってしまったってことになります。いや、1%って…。
クライアントは複数確保しようね
1つの案件の収入が99%減少してしまったとしても、私がなんとか生活できているのは、常に複数のクライアントを持つように心がけてきたからです。同じ月20万円の収入であっても、1つのクライアントに依存しているのか、それとも5万円・5万円・5万円・5万円で4つのクライアントから収入をもらっているのかで、安定度は大きく違います。
1つのクライアントに依存していると、今回のように収入が激減したときに、致命的なダメージになってしまいます。でも、複数のクライアントを持っておけば、1つの仕事を切られたとしても、ほか3つの仕事でリカバリーできます。
WEBライター初心者のうちは、キャパの問題で1つのクライアントに依存せざるを得ないこともあるでしょう。でも、余裕が出てきたら一刻も早くクライアントの数を増やして依存先を増やすことが大事ですよ。