初心者のWEBライターを見ていて非常にもったいないなと思うのが、「自分の知らないジャンルの記事は書かけません」と思い込んでいるパターンです。
たとえば、男性なら女性向け化粧品の記事は書けない。ペットを飼っていないから犬や猫の記事は書けない…そんなふうに遠慮しちゃってる人が多いんですよね。
でも、知らない分野や未経験のジャンルに応募して得意分野を増やすことが、WEBライターとして稼ぐ最短最速の方法だよって話を書きます。
自分の知っている分野だけ書いてませんか?
「この案件は未経験だから、応募しないでおこう」
そんなふうに新しいジャンルの記事を書こうとしないWEBライターが、初心者の間で多くみられます。おそらく「未経験分野で低品質な記事を書いて、評価を下げられたり迷惑かけたりするのが怖い」という不安があるんでしょうけど、そのままじゃ永遠に稼げるようにはなりません。
自分が経験のあるジャンルでだけ記事を書いて、月5万円とか20万円とか手に入るほど、WEBライターの世界も甘くはない。むしろ知らないジャンルの記事を8割くらい書いていく勢いじゃないと、収入を増やすことはできませんよ。
未経験のジャンルでも記事は書けます
確かに、自分がまったく知らない分野の記事を書くってのは、恐怖や不安の感情が湧いてくるものです。たとえば、これまで一切不動産投資に興味を持っていなかった人が、不動産投資のメリット・デメリットを解説する記事のプロジェクトを見ても、応募しようとは思わないかもしれません。
でも、1文字1円くらいの普通のWEBライティング案件なら、特別な知識や経験が必要ありません。Googleでリサーチして、調べたことをまとめる力があれば、全然知らない分野でも記事にすることはできるはずなんです。
「経験者限定」って書かれている案件の場合は、注意が必要ですけども。
WEBライターの本質は「調べてまとめて書くこと」
そもそもWEBライターの本質というのは、自分の経験や知識をネタに記事を書いて、お金をもらうことではありません。そうではなく、クライアントが指定したテーマをもとに、世の中にある情報をまとめて文章を書くことがWEBライターの仕事です。
もちろん個人の体験談とか、その人ならではの経験を生かすことで差別化された記事を書くことはできるんですけど、クライアントのテーマの中で自分の経験を組み込むってのは、初心者には簡単にできることじゃないんですよね。
私のこのブログみたいに、個人の経験や知識を書くなら、別の方法を使うのがベター。noteとかTwitterとか、ブログとかですね。
WEBライターの仕事は、(自分が知っていようとなかろうと)与えられたテーマに沿って「調べてまとめて書くこと」です。もしそのテーマについて予備知識があったら、多少は書きやすいだろうな、くらいのイメージです。
ただし、未経験はキツいジャンルもあります
私の経験から言えば、なんですけど、たまに未経験から書くのはキツいってケースもあります。たとえば私なんかは、ゴルフにはまったく興味がないタイプなんですけど、「ゴルフ場についてのまとめ記事を書いてください」って案件に応募したことがあります。
「きっとリサーチして文章にすれば余裕でしょう〜」と軽い気持ちで参加したものの、「アゴ?ラウンド?ハザード?なにそれ??」となって、めちゃくちゃ苦労した経験があります。ゴルフには専門用語が多すぎて、ちょっとリサーチしたくらいじゃ全然理解できないんですよね。
もちろんそうした専門用語を一切使わずに記事を書くこともできますけど、それだとゴルフに興味ないのバレバレだよね、と。普段の2〜3倍は時間と労力をかけて記事を書き、継続はお断りさせてもらいました。
思うに、専門用語が多すぎるジャンルは、あまり手を出さないのが賢明かも。
経験・未経験問わずプロジェクトに応募しまくろう
ここで言いたいのは1つだけ。
「未経験だからってことを言い訳にして、プロジェクトに応募するのをビビっちゃダメだよ」
ということです。WEBライターが稼げるようになるには、ひたすらいろんなプロジェクトに応募して、仕事を増やし、書けるジャンルを増やし、実績を増やすことが必要です。そもそも応募する数が少なければ、WEBライターとしての成長もなくなっちゃいますから。
そんなわけで、たとえ書いたことがないジャンルであっても、積極的に応募して実績にしようねって話でした。