結論から言えば、私はWEBライターとして稼ぐのにiPadは不要だと思っています。
Magic Keyboardとかを接続してメインのマシンとして使う必要もないし、サブのマシンとしても必須だとは思っていません。
これからWEBライターを始めるってときには、お金の使いどころを間違えないようにしましょうーって話です。
文章書くならMacのほうが100倍効率的
iPad Pro + Magic Keyboardの組み合わせて快適に文字入力できる方法を探して数ヶ月、結論としてiPadはメインの執筆環境には向かないってことがわかりました。
文字数をカウントしながら書けるiPad向けアプリはほとんど存在しないし、iCloud同期ができるものとなるとさらに絞られます。
Magic Keyboardとか音声入力とかを使うと多少マシになりますが、いつもと違う環境で文章を書いてちょっとした気分転換になるかなーという程度。
もし私がMacBookを買うのをケチって、目新しさからiPad Pro + Magic Keyboardのセットだけを購入していたら、きっと死ぬほど後悔していたでしょう。
そのくらい、Macと比べるとできることに制限があって、文章作成の効率を落としてしまうんです。
ただし、iPadはコンテンツ表示に最適
ただし、文章を書く端末として使わないなら、iPadは非常に優秀です。
たとえば、YouTube動画を再生しながら、その動画の文字起こしを作る…みたいな仕事の場合、Mac一台の画面で作業するよりも効率的です。
というのも、iPadって意外とスペックが高くて、動画を倍速で長時間再生しても、サクサク動くし本体も熱を持ちにくいんですよね。
iPadを使ってみてからわかったことですけど、Macに比べてiPadは音質もいいので、人の声が多少聞き取りやすかったりもしますし。
それに、iPad向けのKindleアプリはMac向けのものよりも使いやすいので、電子書籍を参照しながら文章を書くのにも適しています。
なくていいけど、あれば少し捗るiPad
そんなわけで、サブ的な使い方でiPadを使おうとしているなら、少しは検討の余地はあると思います。
でも、Macを買わない代わりにiPad Pro + Magic Keyboardの組み合わせでWEBライターを始めようとするのは、絶対にやめておいたほうがいい。 お金に余裕がないなら、MacとiPadの2台を買うよりも、15インチのやや高めのMacBookを買うほうが効率も上がります。
手書き入力とかいろいろできることは増えても、やっぱりiPadは消費端末なので、生産端末としての使い方は期待しないほうがいいでしょうねー。