「貯金が少ないことは悪いことである」っていう風潮、ありますよね。
まあ確かに貯金があるに越したことはありませんけど、過度に貯金ばっかりしてる人や、貯金のことで頭がいっぱいになってしまうのは、いいことじゃないと私は考えています。
なぜなら、貯金しているということは、その分だけ自己投資やスキルアップのためにお金を使えてないってことだから。
貯金下手=投資上手の素質高め
なかなか貯金ができないって人は、毎月の収入をギリギリまで使ってしまう、つまり出費が多くなりがちな人ってことになります。
私も大学生の頃はこの状態で、入ってきたバイト代とか奨学金とかを、ひたすらAmazonの買い物に使っていたものでした。多いときには、1週間のうち6〜7日宅配便が届いていたほど。
そんな暮らしをしていたら当然貯金なんてできるはずはなく、月20万円程度の収入があったのにプラマイゼロ状態でした。
今になっても私はそんなに貯金上手なほうではないんですけども、「使うべきことにお金を使える」ってのは、何でもかんでも貯金しようと考えるよりもマシじゃないかと考えています。
お金は稼ぐより、使うほうが難しい
たとえば、貯金するために節約しようって気質が強い人だと、何でもかんでも安いものを追い求めるじゃないですか。
スマホは格安スマホか2〜3世代前のiPhoneだし、食パンやパスタは最低グレードだし、服は常にGUで買うし…みたいな。
いわゆる「コスパ」って言葉が大好きな人たちです。
もちろんコスパが高いに越したことはないんでしょうけど、普通に考えて「安くてちょっといいもの」より、「高くてめっちゃいいもの」を買うほうが、幸せになれるはずなんですよね。
にもかかわらず、無目的に節約ばっかり考えて生活の質を落とし、自分で幸福度を下げるようなことはしたくないな、と。
お金が貯まらなくてもいい。スキルアップに使おう
とはいえ、外食とか使わない趣味のものとか、必要ないものを買いまくっても意味がありませんので、自己投資やスキルアップのための出費を増やしていくことが大事だと思っています。
月20万円の収入があって、月20万円の出費があるなら、それは変えなくていい。
でも、20万円の出費のうち5万円とか10万円は、自分のスキルとか価値を高めるために使おうね、ってことです。
今なら読書以外にも、プログラミングスクール、オンラインサロン、YouTubeなどいろいろと学べる機会がありますし、5万円10万円もあればかなり質の高い情報を学べるはず。
貯金が苦手な人は、あえて節約上手になろうとするのではなく、お金の使い方を変えてお金持ちを目指してみてはいかがでしょうかー。